みなさん、こんにちは!
中京大心理学部のさざなみです。
あと少しで夏休みが始まりますね。
異常な暑さが続いていますから、無理せず頑張りましょう。
もし今、やる気が出なくて焦っていたり、勉強が手につかなくて落ち込んでいたりするなら、この記事を読んでください。
「やらなきゃいけないのに、全然やる気が出ない」
「まわりは頑張ってるのに、自分だけできていない気がする」
「こんな状態で、本当に合格できるんだろうか...」
今回は、こんな悩みを抱えている人に向けた記事です。
私自身、受験生のとき、まさに同じように悩み、苦しんでいました。
やる気が出ないときに私が実際にやって効果があった「具体的な対処法」をお伝えします。
➀まずは動かず、「心」を整える。
やる気が出ないとき、「無理にやらなきゃ」と思うほど、気持ちはどんどん重くなっていきます。
だから最初のステップは、「行動」より「心」です。
特にオススメなのははこの3つです。
・深呼吸を3回する。
呼吸を整えるだけで、少しリラックスすることができます。
・自分に「それでも大丈夫」と声をかける。
上手くいかないときも、自分を責めないことが大切です。
どんな気持ちでもOKと認めるだけで、焦りは和らぎます。
・5分間だけ、ぼーっとする。
スマホも本も置いて、ただ目を閉じて深呼吸しましょう。
脳の疲れがリセットされます。
疲れや不安が限界に近いとき、人は「やる気が出ない」状態になります。
これは怠けているのではなく、脳と心が「もう限界!」とSOSを出しているサインなんです。
まずは立ち止まって、心を休めることを心がけましょう。
➁行動を細かく分けて取り組む。
やる気が出ないときに、「今日は5時間勉強しよう!」なんて思っても、動けるはずがありません。
大事なのは、とにかくハードルを下げることです。
例えば、参考書を1ページだけ開く、単語を3つだけ覚える、問題集を1問だけ解く...。
これだけでもいいのです。
「こんな少しでいいの?」と思うかもしれませんが、脳は「行動した」という事実に反応して、少しずつやる気を出してくれます。
また、やることを「時間」で区切るのも有効です。
「5分だけやる」,「10分だけ集中する」というイメージです。
不思議なことに、始める前はしんどくても、始めてしまえば意外と続くことが多いです。
心理学ではこれを「作業興奮」と呼びます。
やる気がなくても、「動くこと」が先なんです。
➂環境を変える。
人は、目に入る情報や環境に強く影響を受けます。
やる気が出ないときは、環境をほんの少し変えてみるのもオススメです。
・勉強する場所を変える(リビング、カフェ、図書館)
・スマホを見えない場所に置く(視界に入るだけで集中力が低下!)
・照明を少し明るくする
・集中できる音楽や環境音を流す。
机の上を片づけるだけでも、頭の中がスッキリして「ちょっとやってみようかな」という気持ちになることもあります。
やる気は「外側の環境」からも生み出すことができるんです。
➃やらない時間も受け入れる。
どうしても動けないとき、思い切って「今日は休む」と決めることも大切です。
受験は長期戦です。
心が折れたまま続けても、効率は下がってしまいます。
思いきり寝る、好きな音楽を聴く、おいしいものを食べる...。
「やらない勇気」も、ときには必要です。
そして、次の日からまた小さな一歩を踏み出せばいいのです。
まとめ
最後に、まとめです。
やる気が出ない日があっても、落ち込んでも、ここまで進んできました。
受験は、勉強の勝負であると同時に、「気持ちの勝負」でもあります。
完璧じゃなくていいんです。
泣いても、焦っても、諦めなければ大丈夫です。
自分のペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。
応援しています!
<この記事を書いた人>
中京大心理学部 さざなみ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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