こんにちは!
名古屋大学法学部のサンライズです。
今回の記事のテーマは、オープンキャンパス。
全国に数ある大学から、「行きたい」と思える大学を選んだり「こんな大学生活を送りたい」といった具体的なイメージを作ったり...。
どんな目的があるにせよ、オープンキャンパスに参加することはとても有益だと思います。
ただ、せっかく参加するのなら、その大学について深く理解する機会として「オープンキャンパスを積極的に使う」ことが大切!
単に「大学に行ってみる」だけでなく、これから書いていくように、「大学について自分から探ってみる」くらいのスタンスで参加すると、より多くの情報を得ることができます。
この記事を参考に、オープンキャンパスを利用して「大学を徹底解剖」してみてください!
徹底解剖のコツ①:「普通の1日」をイメージ!
最初のポイントは、「大学生になってからの、『普通の1日』をイメージしてみる」こと。
ここで僕が強調したいのは、「正直なところ、オープンキャンパスだけで『普通の大学生の1日』を知ることは難しい」ということです。
オープンキャンパスに限らず大学祭などでもそうですが、大学で行われるイベントでは「大学の良いところ」が前面に押し出されがち。
もちろん、オープンキャンパスで紹介されていること自体に大きな誤りはないでしょう。
ただ、それが「そのまま日常になる」とは限りません。
というより、大学生の(本当の意味での)「日常」は、オープンキャンパスでの印象とは、かなり異なることも多いような気がします...。
例えば、大学の「1限(1時間目)」の授業に出席することを考えてみてください。
僕の通っている大学の1限は、8時45分が始業時刻。
その時間までに教室に着くことを考えたら、何時までには家を出ないといけなくて、そのためには何時には起きなければならなくて...。
なんだか夢のない話に聞こえるかもしれませんね。
でも、大学生になっても「教室に行って授業を受ける・勉強する」こと自体は変わらない。
オープンキャンパスでの学生や大学全体の様子や雰囲気は、そんな「意外と夢のない」大学生活の中では、むしろ珍しい瞬間かもしれません。
というわけで、オープンキャンパスに参加するときには、ともすればキラキラして見える大学生たちに憧れつつ、「いやいや、日常生活はどんな感じなんだ??」とイメージしてみる冷静な視点も持っておくのがオススメ。
より具体的には、
・(先ほども例に挙げた)朝の授業への出席
・授業と授業の間の待ち時間、いわゆる空きコマ
・昼食を食べる
などなど、学生生活の様々な場面をイメージしてみてください。
皆さんがイメージした場面、それこそが真の意味での「大学生の日常」!
あまりネガティブに捉える必要はないけれど、そこまでキラキラしたものでもないですよね。
過度な期待は禁物といったところでしょうか(笑)。
さらに、できることならイメージだけで留めず、可能な限りキャンパスを歩いてみるなど「実際に大学に行ったからこそできる」体験をしてみることがとてもオススメ!
先ほどいくつか挙げた「学生生活の様々な場面」も、実際にキャンパスで体験してみるといろいろな発見があると思います。
空きコマを過ごせそうな場所、例えば図書館の設備を確認してみたり、学生食堂のメニューや値段をみて実際に食べてみたり...。
もしかすると理想とは少し違うかもしれないけれど、より「普通の1日」に近い状態の生活を体験できる貴重な機会です。
大学生が送っている「普通の1日」こそ、オープンキャンパスで意識的に体験してみてください!!
徹底解剖のコツ②:大学周辺の環境にも注目!
オープンキャンパスに行く際にもう1つ、ぜひやってみてほしいことがあります。
それは、「大学の周りの様子を見てまわる」こと。
大学に入ってからの生活は、キャンパス内だけで完結するものではありません。
キャンパス近くで友だちと遊ぶような場面も少なくないでしょう。
大学近くでアルバイトをする人も多いです。
大学の周りの環境を見ることは、先ほどまでに書いた「普通の1日」をイメージしたり体験したりするうえでも大事なことだと思います!
加えて、進学したら一人暮らしをするという人にとっては、キャンパス周辺は文字通り「生活拠点」ともなります。
細かいことですが、「生活拠点」と捉えるなら、例えばキャンパス周辺の地形だって知っておくに越したことはありません。
ここで、僕の個人的な経験を1つご紹介。
僕が大学に入学した年は、ちょうどコロナ禍の真っ只中。
入学前の夏(高2・高3の夏)など、本来であればオープンキャンパスが開催されていたような時期にも、オープンキャンパスの「現地開催」はありませんでした。
そんなこともあって、僕は「4年間通うことになる大学(やその周辺)に、一度も足を踏み入れたこともないまま」入学することになったんです。
言うまでもなく、大学周辺の環境など知る由もありませんでした...。
最も困ったのは、一人暮らしをするに際して「どこに住むのがよいのか」まったく情報がなかったこと。
僕が通っている大学の周辺には多くの坂があり、キャンパスのエリアに行くには上り坂を必ず通ることになる地形だったのですが、それを実感したのは入学してから(住まいを決めた後)でした。
もちろん、それ自体は些細なことなのかもしれません。
でも毎日の通学を考えると、「自転車を漕ぐのも大変なほどの上り坂がある」と知っていたら、今の場所に一人暮らしをすることはなかったかも...なんて思うこともあります。
僕の場合は、コロナという制約があってそもそもキャンパス周辺の様子を見る機会がなかったので、仕方なかったといえばそれまで。
けれど、オープンキャンパスに参加できる皆さんには、同じような経験をしてほしくないです。
というわけで、オープンキャンパスで大学を訪れた際には、ぜひキャンパスの外にも足を伸ばしてみてほしいです。
キャンパス周りの雰囲気、それこそ地形とか(笑)、様々なお店もチェックしてみると面白いと思います。
「生活の場」としての環境を入学前に把握しておけば、進学時の安心感も大きくなると思いますよ!!
まとめ:オープンキャンパスへの参加は受験モチベにも!
ここまで、オープンキャンパスで大学(とその周辺)を徹底解剖するコツを、僕の経験も交えながらご紹介しました。
今さらながら、そして当然ですが、「オープンキャンパスで何をするか」自体は、まったく自由です!
先ほど書いたような理由で、僕はオープンキャンパスへの現地参加経験がありません...。
というわけで、「実際のオープンキャンパスでは何が行われているのか」よく知らないのが正直なところ。
ただ、いずれにしても、オープンキャンパスに「目的をもって参加する」ことはとても大事です...!
僕が思うに、実際にキャンパスに足を運んで様々な施設や環境を肌で感じることは、受験のモチベーションにもなるのではないでしょうか。
受験勉強が辛くなったときなど、「あのキャンパスで勉強したい」などとイメージすれば、励みになるかも...?
こんな風に、受験に向かうモチベーション作りとして参加してみるのも、オープンキャンパスの有益な活用法だと思います!!
気になる大学発見は、オープンキャンパス参加以外でもできる!
夏休みに「オープンキャンパス」への参加は予定していますか?
志望大の雰囲気をリアルにわかるチャンスなので、ぜひ積極的に参加しましょうね。
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<この記事を書いた人>
名古屋大 サンライズ
ほとんどの学生は、そもそも自分の大学のオープンキャンパスがいつ開催されるのか知らないと思います。僕の大学だけでしょうか...?皆さんは現役の学生に遠慮することなく、楽しんでください!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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