みなさん、こんにちは。
上智大学の えりす です。
梅雨はどこへやら、もうすっかり夏らしい気候ですね。
私はこの時期になると涼しいところで本を読みたくなってしまい、大学図書館に入り浸って読書をしたり、本屋で本を購入して、冷房の効いた自室で読んだり.......という時間を過ごしています。
小学校から高校まで、こんな感じで活字を読むのが大好きで、数字に弱いタイプの、所謂「ガチ文系」である私ですが、こと「勉強法」に関してはたくさん苦労して、自分に合ったものを探してきました。
今回はそうした経験をもとに、「ガチ文系」の視点から、学習にはどのような方法を使っていたか、そして今も使っているかをご紹介しようと思います。
文系のみなさんも、文系科目に困っている理系のみなさんも、この記事を参考に自分に合った学習法を探していってもらえるとうれしいです。
「ガチ文系」先輩の「ノート術」
勉強をするとなったら、まず最初に準備するものは「ノート」ですよね。
ノートの取り方は人それぞれあると思いますが、私のノートは人に見せられるほどきれいに取る、ということはしていません。
昔は割ときれいにまとめていたのですが、きれいにまとめてそれで終わりになりがちで、全く定着しなかったのでやめました。
そして、そのノートを「汚く」してしまっている原因が、自分の意見や感想、ちょっとした落書きが、ノートのあちこちに散りばめられていることです。
高校のものが手元に残っていなかったのですが、大学に入って以降のノートが高校の頃とそこまで変わっていないのでご紹介します。(シェイクスピア「ソネット集」44番、45番より)
ここでは色分けにあまり意味を持たせず、かつ書きたいことを自分の話し言葉に近い言葉でメモし、内容に関連してより深い内容を追加で調べて簡潔にまとめる、ということをしています。
元々雑学系の話に関しては覚えが良かったので、例えばある歴史の用語について学んだら、それに関連する用語や出来事、周辺地域への影響も余談として調べて知識を増やし、勝手に楽しんでいました。
板書の内容だけを忠実に書いたり、問題を解いたりするだけではとてももったいないと思います。
自分の言葉を媒介して学習を進めることで、その内容をしっかり覚え、理解することを目指すのが「ガチ文系」のノートの目的になっています。
「ガチ文系」先輩の「計画術」
計画を立てることは、私がどうしても苦手としていることで、またとても飽きっぽく、何時間も同じ科目に取り組むことができませんでした。
しかしとにかく数字に弱かったので、理系科目には張り付いて学習を進める必要がありました。
そこで、計画を立てるときは、文系科目を休憩として挟み込み、飽きないように1時間弱ごとの短時間で教科を変更するローテーションを組んでいました。
例えば、数学→英語→数学→社会→理科→国語→......のように、苦手な理系教科が連続しないようにしていました。
解けない問題、難しい問題ばかりに取り組んでいるとどうしても気がめいってしまいますが、得意科目ならいくらでも難しい問題を解くことができるので達成感を簡単に得ることができます。
私はとても単純な人間だったので、例えば社会のマニアックな問題を正解できたときに「今の私なら数学のあの問題もできるかも!」などと自惚れて、その勢いのまま数学の学習を始めてしまう、なんてことはたくさんありました。
飽きなくて、まんべんなく学習を進められて、自己肯定感も手軽に上げられるこの方法は、文理問わず、私のような「ちょろい」方にはとてもお勧めできると思います。
まとめ
・「自分のことば」を媒介して、楽しく学習しよう
・得意教科をモチベUPの助けに有効活用しよう
もちろん、息抜きをしながら自分のペースで進めるのも大切です。
自分のタイプを見極めて、オリジナルの学習法を見出していきましょう。
その他の文系の先輩や、理系の先輩からのアドバイスが欲しいときは、是非先輩ダイレクトで相談してみましょう!
これからますます暑くなっていきますから、体調管理も気を付けて、頑張っていきましょう!
<この記事を書いた人>
上智大 えりす
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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