各カテゴリーで記事が読み放題!

【国際基督教大】夏休み中に苦手克服! 夏休み前にできる"苦手克服準備"

  • 志望大
アマリリス16fc.jpg

この記事を書いた人

国際基督教大学 教養学部  アマリリス先輩

  • 先輩に相談する
  • 2025.7.4 受験 夏休み中に苦手克服! 夏休み前にできる

    皆さん、こんにちは!

    国際基督教大学のアマリリスです。

    7月に入り、夏休みまであと少しとなりましたね。

    夏休みは、受験勉強において非常に重要な時期です。

    秋以降に本格的な実践演習に取り組めるように、夏休み中に苦手を克服し、基礎を固めておくことが大切です。

    ただ、夏休みは期間が長い分、たくさん勉強できると思っても、特定の教科に偏ってしまったり、意外と時間が足りなくなったりすることも少なくありません。

    だからこそ、夏休みに入る前の「今」の時期に、自分の課題を明確にし、夏休み全体の見通しを立てておきましょう。

    今回の記事では、特に苦手克服に焦点を当て、「夏休み中に確実に苦手克服ができるよう、今の時期に取り組んでおくべきこと」をご紹介したいと思います。

    最後まで読んでいただけると嬉しいです。

    夏休み前にできる"苦手克服準備"

    まず、夏休み期間中は苦手な分野の対策に集中できるよう、あらかじめ自分の苦手分野を明確にしておきましょう。

    私自身、自分の苦手分野を振り返る中で、一口に苦手と言っても大きく2つのタイプに分けることができると思っています。

    1つ目は、基礎的な知識の定着が不十分であるもの、もう1つは、基礎はある程度身についていても問題の形式やパターンに慣れていないものです。

    苦手分野の中でも自分が特に何を苦手に感じているのか、改めて分析した上で、それぞれ対策方法を検討していきましょう。

    ① 基礎的な知識の定着が不十分であるもの

    まず1つ目の苦手のタイプは、問題を解くための土台となる基礎知識が十分に定着していないことが原因である場合が多いです。

    例えば、私は大学受験で世界史を選択していましたが、文化史に関する問題が特に苦手でした。

    その原因は、文化史に関する用語や人物名、時代など、基礎的な事柄が十分に理解できていなかったことが挙げられます。

    また、古典文法の基礎知識も曖昧だったことから、古文では文法事項を問う問題を苦手としていました。

    これらに対して、私は暗記や基礎演習を計画的に徹底して行うようにしました。

    その結果、ある程度知識が定着した段階で、苦手としていた問題も一気に解けるようになりました。

    具体的な対策方法については、進研ゼミの『大学受験チャレンジ』が、重要な単元ごとに基本事項や基礎問題が丁寧にまとめられているため、基礎固めに役立ちました。

    また暗記事項は、移動時間や勉強の合間など、ふとできたスキマ時間にもすぐ確認できるように工夫していました。

    例えば、世界史の一問一答集の必要なページを切り取って持ち歩いたり、古典文法の助動詞活用表などを机の前やトイレの壁に貼るなどして、いつでも目に入るようにしていました。

    暗記事項の定着は、他の受験勉強の合間などに、意識して何度も繰り返し触れることが大切だと思います。

    ② 基礎はある程度身についていても問題の形式やパターンに慣れていないもの

    次に2つ目の苦手のタイプは、基礎知識の定着というよりも、受験問題特有の形式に慣れておらず、知識を活用できていないというパターンです。

    私の場合、数学の中でも、特に共通テストによく出る会話文を含む文章題が苦手でした。

    会話の内容をもとに状況を整理して解かなければならないため、直接的に聞かれている問題よりも、公式などを当てはめるのに苦戦しました。

    こうした問題を克服するためには、同じような問題形式に繰り返し触れて、解き方に慣れていくことが必要でした。

    そこで私は、学校から配布されたワークや『合格への100題』などを利用して、問題演習を積み重ね、それらをノートにまとめるようにしていました。

    例えば先程の数学の場合、会話文を含む文章題だけを集めて、問題文や解答解説をコピーして貼り付け、まとめて同じ形式の問題を比較できるようにしていました。

    こうすることで、複数の教材を行き来する手間が省け、さらにはよくある会話の流れや問題の出題のされ方が把握しやすくなりました。

    また数学に限らず、苦手な問題形式に関する問題をノートにまとめることで、自分がつまずきやすいポイントや、どの問題にも共通する解法の流れが見えやすくなり、問題形式や解き方を自分の中にしっかりと定着させることができました。

    このように、苦手分野の中でも苦手の方向性は異なり、対策方法も異なってきます。

    夏休み中に苦手対策を効果的に行うためにも、苦手分野でも特に何を苦手に感じているのかを分析し、今のうちからそれぞれに合った教材や対策方法を検討しておきましょう。

    夏休み前であれば、学校の先生にオススメの苦手対策などを相談することもできると思います。

    周囲の意見も参考にしながら、皆さんも、夏休み前に自分の苦手分野の対策方法を検討し、夏休みの勉強の見通しを立ててみてください!

    まとめ

    ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

    今回の記事では「夏休み中に確実に苦手克服ができるように、今の時期に取り組むと良いこと」をご紹介しました。

    この記事が皆さんの受験勉強の一助となれば幸いです。


    今後、もし何か気になることなどがあれば、ぜひ「先輩ダイレクト」も利用してみてください。

    これからも皆さんのことを応援しています!!

    <この記事を書いた人>
    国際基督教大 アマリリス

    ※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

     

    記事にコメントする

    【コメント送信前に必ずお読みください】

    このコメント欄では、質問や相談はできません。

    コメントを送信

    ハンドルネーム(入力なしでもOK)

    今月のオススメ記事

    気になることから探す

    悩みにあったアドバイスをもらおう先輩大学生を探す