理系学生の皆さん、文系学生だけど読んでくれる方こんにちは。
富山大学のれいりんです。
今回は、理系学生の皆さんにお勧めしたい学習テクニックを3つ紹介します。
実際に私が理系学生として現在も学習する際に大切にしているポイントなので、是非皆さんにも参考になる部分があればうれしいです!
1:「たくさん解けばよい」は間違い?
理系学生が多く取り組むことになる、数学や理科科目の計算問題。
たくさんのワークや問題集を解いていく事で身についていく...と思いがちですが、違う問題集を多く解く事が必ずしもよいとは言えないかなと思います。
それは、どの問題集も初めに基礎問題が多く載せられていることに加え、そういった問題は基本的に同じ解き方や類似の問題であるからです。
その為、たくさんの問題集を多く解くのではなく、同じ問題集で苦手な部分を中心に繰り返し解くようにする事で、多くの問題で確実に解く方法を習得したり、活用の機会を多く設ける事ができたりする事がより効果的な学習テクニックではないかと私は考えています。
もちろん、問題集によって解説方法等が異なっているので多くの問題集で自分に合う物を探したり、様々な形態の問題に出会う事は大切な事ですね。
2:「わかる」と「理解」の差を理解している?
問題を解くタイプの問題や教科で起こりがちなのが、「わかった気になる」事です。
今でも私はこれに悩まされていますが、「わかった気になる」状態のままだと実際に理解をしているわけではなく、その問題自体はわかっているかもしれませんが、その問題の基礎の部分を活用したりするような応用問題に対応する事ができなくなる事が多いです。
また、すぐに忘れてしまう可能性が高く、持続的に問題に取り組む事ができません。
よくあるのがテスト前の一夜漬け状態ですね...。
そこで「わかる」ではなく、「理解する」為に必要な事が、その問題の解きかたや考え方を説明することができるようになる事です。
深い部分まで理解していないと少しの疑問が積み重なりわかっていない事になる為、細かく(人にも)説明できるようになっている状態になっている事が望ましいです。
また数学の証明などを思い出してもらうとわかりやすいかもしれませんが、教科書やノートなどの力を借りず、自分の知識だけで解答を作りきる事ができるようになっているという状態も「理解できている」状態であると思います。
この状態になるためには時間が必要かもしれませんが、この状態を作る事を日常化していると、自然とそのような学習スタイルが身に付いてきますので、一緒に頑張りましょう!
3:時間を有効活用できている?
時間の使い方については理系学生だけでなく、すべての学生にとって大切な問題かと思います。
その中で、私が特に重要視していた時間の使い方が、隙間時間とまとまった時間の使い方の工夫です。
特に理系学生にとって大切な科目はそのほかの科目以上に解くのに時間がかかるものが多い印象があります。
そのため、私は隙間時間に文系教科や暗記物、そしてまとまった時間に理系教科等をする事がルーティンワークでした。
必ずしもこれが良いというわけではありませんが、自分に合った時間の使い方を見つける事が必要になってくると思いますよ!
<まとめ>
1:同じ問題集で繰り返し解くのがお勧め
2:問題の解きかたを説明できるようになるまで学習する事が定着までの近道
3:時間の使い方を決めてみよう!
他にもいろいろな学習テクニックが知りたい時は、是非先輩ダイレクトでも質問してみてくださいね!
学習スタイルも理解も1日1日の積み重ねが必要になると思います!
皆さんの学習がよりうまくいく事を願っています!
応援しているよ。
<この記事を書いた人>
富山大学 教育学部(数学専攻)れいりん
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
記事にコメントする
【コメント送信前に必ずお読みください】
このコメント欄では、質問や相談はできません。