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【立教大】不合格&合格体験記

  • 志望大
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この記事を書いた人

立教大学 文学部  さーや

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こんにちは!

立教大(現・早稲田大学大学院)のさーやです。

今回は「不合格&合格体験記」と題して、私の経験を皆さんにお伝えしようと思います。

まず簡単にプロフィールを述べますと、私はこの春に立教大学を卒業し、現在は早稲田大学大学院に通っています。

専攻は東洋史で、主に古代の勉強をしています。

大学受験での経験

私は2020年度に大学受験を経験しました。

まず結論から言うと、私は受験に失敗しました。

原因は主に2つあります。

①積極性の欠如

まずは積極性の欠如です。

言い換えれば受験に対してケチだったというべきのような気もします。

例えば教材を新しく買うべきところを「お金がもったいないから...」と持っている教材だけで頑張ろうとしたり、先生など他人に頼ろうとせず自分だけで頑張ろうとしたり。。。

皆さんはお分かりだと思いますが、自分が必要な教材は買うべきですし、一人でどうにもならないことは相談すべきです。

➁スタートの遅さ

言い訳をするのはよくないと思いますが、コロナ禍の影響がかなり大きかったと思います。

覚えている方も多いと思いますが、2020年3月から全国一斉休校となりました。

そこから家にいる時間が続くわけですが、自分1人では何をしたらいいかわからずスタートが遅れてしまいました。

もちろんこの時に先生に相談したり、コロナ禍を機に発達したオンラインツール等を使えば十分に対応可能だったわけなので、休校はあくまでも言い訳に過ぎません。

スタートダッシュに失敗したものの、その事実に気づいたのは10月。

あまりにも気づくのが遅すぎました。

このような状態では受かるはずもなく、結果は不合格続き。

浪人したくはなかったので、共テ利用で拾ってくれた立教大学に進学しました。

大学生活での変化

大学受験が終わった当初は、自分なりに受験を頑張ったという感覚と東京での生活への期待でいっぱいだったため後悔はありませんでした。

そのため、前章で挙げた大学受験失敗の原因に気づいたのは先輩チューターとして活動をするようになってからでした。

チューターとして活動する中で様々な人の受験経験を聞くことで、「もっと自分にできることがあったんじゃないか」という思いが募りました。

そこから自分の受験生としての生活や今の境遇に対する後悔や複雑な思いを抱えながら過ごしていました。

大学院という道

片隅に複雑な思いを抱えながら過ごしていた大学生活で転機が訪れます。

大学3年生の時、私が在籍していた学科では卒業論文の準備として1万字強のレポートを書く課題がありました。

その作業を通じて、自分がこの分野の勉強が好きでもっと続けたいと思うようになったのです。

そして大学卒業後は就職ではなく大学院への進学を決意しました。

両親に話すのはなかなか勇気が要ることでしたが、話してみたら幸いにも快諾してくれました。感謝しかありません。

大学院というと学部生活を過ごしたのと同じ大学に進学する人が多いですが、大学受験の際に他に目指していた大学があり、自分の研究分野の勉強が盛んなのも他の大学だったので、他大学大学院の受験を決めました。

大学院受験

私が受けた大学院入試の科目は、専門科目と外国語でした。

大学受験より少ないので簡単なのではないかと思う人もいるかもしれませんが、専門科目のレベルは言うまでもなくハイレベルですし、出願の際には8000字の研究計画書を書かなければならず、かなりハードなものでした。

大学受験での経験を踏まえて、私が大学院受験の時に意識したことは主に2つです。

①人に頼りまくる

大学受験の時の反省として自分一人で何とかしようとしたのが良くなかったと思ったので、今回は人にとことん頼りました。

大学院受験は大学受験と比べて出回っている情報が少ないということもあり、人脈を使うのはとても重要でした。

まずは学部の指導教授に他大学大学院へ進学する意思があることを伝え、志望大学院の先生とコンタクトをとりました。

そしてその先生の授業に参加させていただき、また教えていただいた勉強会や研究会、学会には積極的に参加しました。

今思えば少し厚かましかった可能性もありますが、ハイレベルな環境に身を置いたことで勉強のモチベーションは確実に上がりました。

➁家ではなく図書館で勉強する

これは大学院入試を通じて感じたことともいえるのですが、私は家よりも大学などの図書館で勉強するほうが合っているようです。

大学受験の時はコロナ禍ということもあって100%家での勉強でしたが、集中しきれていないという感覚があったと思います。

それに比べて図書館は落ち着いていますし、気になることがあればすぐに調べられるのもよかったです。

環境が全てではないと思いますが、大学院に向けた勉強の方が大学受験の時よりも集中できていたと思います。

結果と現在

上の2点を軸としながら過去問を解くなどの勉強を続けた結果、無事に合格することが出来ました。

試験の感触はあまり良くなかったので、結果がわかったときはとてもホッとしました。

大学院の授業は講義よりも学生の発表がメインで、1つ1つの授業の重みが学部とは断然違います。

ですがその分中身の濃い授業を受けることが出来るので充実感があるのもまた事実です。

入学してまだ数か月ですが、楽しい日々を送っています。

まとめ

ここまで長文にお付き合いいただきありがとうございました!

2つの受験の経験を踏まえて私が思う受験のポイントは、

①合格のために使えるものは惜しみなく使う

➁自分に合った環境を見つける

③厚かましいくらいの積極性と行動力を持つ

以上3点です。

自分語りが多くなってしまいましたが、この文章が何らかの形で皆さんのお役に立てばこれ以上の幸せはありません。

<この記事を書いた人>
立教大(現・早稲田大学大学院) さーや

※この情報は公開日時点の情報を基に作成しております。

 

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