こんにちは!
新潟大学医学部のこめこです。
ゴールデンウィークが終わり、初夏の陽気を感じる頃になってきましたね。
受験生としての毎日にも慣れてきた頃ではないでしょうか。
季節が進むと、焦る。
テスト、あるよ...?受験勉強もあるんだけど?
どうすればいいんだよ!?
そんな思いを持っているみなさんに読んでいただきたい、
「定期テスト対策を受験に活かす!?」
ために意識するべきポイントを経験をもとに紹介します!
「過程」の意識
最難関大の2次試験はもちろんのこと、近年では共通テストでも思考力を試す問題が増えていますよね。
そうなると、受験勉強において大切なのは「思考の過程」を身につけることだと思います。
今まで皆さんはどんな定期テスト対策をしてきたでしょうか?
直前に範囲のワークを○周分!、教科書の文章、そして文法項目を暗記!
などの対策をしてきた人は、今後「過程」を意識した勉強をすることをお勧めします!
私自身、特に苦手な科目については上記のような心積りで定期テストに臨むことが多かったのです。
しかし、受験生になり「時間を無駄にしたくない!」という思いが強まるにつれ、勉強法も変わっていきました!
「過程を意識した定期テスト対策」の具体例
古文:文法的説明をすべて自分でやり直す
漢文:教科書文中にある多義の漢字をまとめる
英語:英文解釈をポイント文で実施
数学:傍用問題集、チャートなど複数の問題集を使い記述ポイントにチェック、思考の流れ(この聞かれ方をしたら増減表をかく、など)のまとめ
などなど・・・
そんなこととっくの昔からやってるわ!という方もいらっしゃるかと思いますが、手を抜かず慎重に定期テスト対策をすることが受験勉強に生きることは間違いありません。
受験でも定期テストでも変わらない、思考の「過程」を意識してみては。
共テしか使わない科目ほど慎重に
「2次試験では使わないからな・・・」と文系の場合は理科基礎や数学、理系の場合は国語や社会科などの科目のテスト対策をなんとなく「点を取るため」という意識でやっていませんか!?
もったいないです!
受験勉強をしていく中で、文系であれば文系の、理系であれば理系教科に注ぎ込む時間というのはどうしても多くなるので、共テしか使わない科目ほど定期テストで受験を戦えるレベルまで仕上げるのがベストです。
国公立大学を受ける方に関しては、冬ごろからは共通テスト対策として多くの科目を演習することになります。
2次で使う科目ばかりを勉強していると、直前になって共テのみの科目に集中せざるを得なくなるという思わぬ落とし穴にハマるかも!
実際に私の周りには、2次で使う科目(数学や英語、理科系)に力を入れていた人が多く、共テの社会科や国語で苦戦していた人が多かった印象があります。
私自身はというと、単に文系の頭であることと推薦で成績を使う関係上国語や社会科も他の科目と同じくらい勉強していたので、共テ直前でも苦戦することなく、理系科目に集中して勉強できました!
おすすめとしては、使える時間を科目数でわるくらいの意識で、少し調整しながらあまり偏りすぎないように勉強するのがおすすめ。
私は科目ごとの勉強時間をグラフ化して、特にテスト期間は凸凹が大きくなりすぎないようにしていました!
共テの結果を受けて受験校を最終決定することになるので、2次で使わない科目を侮ることなく、「ここで完璧にしてやるぞ!」という意気込みで取り組んでみてください!
まとめ
・思考過程を意識した勉強
・共テのみの科目こそ力を入れる
やること、やりたいことをこなすことで精一杯の毎日かもしれませんが、だからこそ一度自分の勉強への取り組みを俯瞰して、より良い方向を目指して、日々目の前のことに全力で取り組んでくださいね!
皆さんの頑張りを全力で応援します!
<この記事を書いた人>
新潟大 こめこ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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