みなさんこんにちは!京都府立大学のクリームパンです。
3年生が始まって1ヶ月以上が経ち、模試を受けた人も多いのではないでしょうか?
それとも、これから受ける人も多いかもしれません。
今回は、この時期の共通テスト模試、すなわちマークシート形式の模試の取り組み方についてお伝えします。
伝えたいことは大きく分けて2つです。
1つ目は、志望大学の合格判定は気にする必要がないということです。
2つ目は、模試前の勉強よりも、模試が終わった後の復習に力を入れることです。
この2つについてと、具体的な模試の復習方法について、詳しくお伝えします。
判定は気にしない
私は模試でずっとA判定だった大学に落ちて、ずっとD判定だった大学に合格しました。
このように判定を大きく覆す結果を出す人もいます。
ここで私は「模試の判定は信用できない」と言っているのではなく、「模試の判定に一喜一憂して勉強のモチベーションに影響を与えるのはもったいない」ということを伝えたいです。
特にこの時期、3年生が始まってまだ少ししか経っていない時期は、まだ基礎が固まっていないと思います。
ここから夏に向けて基礎を固めていく時期です。
まだまだ伸びしろのあるこの時期に、私は模試の判定で一喜一憂してしまい、結果が良かったときは勉強へのモチベーションが上がりましたが、悪かったときはモチベーションが下がってしまいました。
しかし途中でそれではもったいないと気がつき、そのときから私は判定よりも以下のポイントに注目しました。
【志望校の中での順位】
私は自分の立ち位置を知って、焦りを感じ勉強のギアを上げたり、もう一つ上の志望校を検討したりしました。
【前回の自分の模試結果との点数や偏差値の比較】
前回の模試と比較して成長具合を見ました。
点数が伸びない教科などは先生に勉強の仕方を相談に行きました。
【教科ごとの偏差値】
自分の苦手教科を知って、勉強計画の時間配分の参考にしました。
得意な教科は勉強時間を減らし、その分を苦手教科の勉強時間に充てました。
【間違えた問題、解き方が分らない問題】
1番最後に書いてしまいましたが、1番注目すべき点はこれです。自分は何が出来て、何が出来ていないのか、しっかり分析しましょう。
見つけた苦手をしっかり克服していくことがとても重要です。
次はこの間違えた問題の分析方法についてお伝えします。
模試の復習方法
まず模試を受けて家に帰ってきたら一通り全教科の問題に目を通し、解答と照らし合わせ、解けなかった問題と間違えた問題を分析します。
記憶があるうちに、できるだけ早くやることをおすすめします。
分析の手順は以下のとおりです。
【A B Cをつける】
問題を見て記憶を頼りに、正解した自信がある問題の問題番号にはA、あまり自信がない問題にはB、解けなかった問題にはCを書きます。
【丸、三角、バツをつける】
問題に書いた記録と回答を照らし合わせ答え合わせをします。
正解した問題には丸、正解かどうかわからないまたは問題や途中まであっていた問題には三角、間違えていた問題にはバツを書きます。
【齟齬をチェック】
以上の2つを照らし合わせ、Aと丸、Bと三角、Cとバツが合致しているかを見ます。
齟齬があるところに注目です。
Aなのにバツだったら、ケアレスミスをしているかもしれません。
どうしたらそのケアレスミスを防げたのかを分析し、次も同じような問題で同じミスを繰り返さないように分析を活かしましょう。
Cなのに丸がついている「たまたま正解しちゃった系問題」特に要注意です。
偶然正解した問題は正解ではありません。
入試で出たときも同じ奇跡を起こすことができるでしょうか。
必ず見直して、確実に解けるようになることをおすすめします。
【解説を見て、解けなかった問題を復習する】
模試があったその日に全部やりきることは難しいと思いますが、数日に分けてでも、できるだけ全ての間違えた問題を復習しましょう。
ノートに関しては、私は間違えた問題や覚えなければならない単語だけを集めた「模試復習ノート」をつくって復習しました。
また私は解説などを読んでも解き方が分らない問題は学校の先生に質問に行きました。
模試の問題は学校の先生が作った問題ではないから、教えることを嫌がられると思っていましたが質問に行ってみると、熱心に教えていただきました。
むしろ模試の復習をして、質問に来たことをとても褒めていただきました。
是非、分らない問題はそのまま放置するのではなく確実に解けるようになるまで復習することをおすすめします。
これらの方法は時間がかかるかもしれませんが、とても効果があったのでおすすめです。
まとめ
今回の記事は以上になります!ポイントは以下の通りです。
1つ目は、結果は気にしないことです。特に志望大学の合格判定は気にする必要がないこと。
2つ目は、模試前の勉強よりも、模試が終わった後の復習に力を入れることです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
何か困ったことがあれば、いつでも先輩ダイレクトで相談してください!
<この記事を書いた人>
京都府立大学 クリームパン
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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