気付けばもう5月。
刻一刻の「入試」という現実が迫ってきているなと感じる頃でしょうか。
今日は、入試勉強という視点からは一度離れてみましょう。
(勉強勉強できっとお疲れでしょうから笑)
この記事で私がみなさんに投げかけたい話題は、大学選びについてです。
大学ブランドで選ぶか、好きな勉強ができる学部から選ぶか。
どっちがいいんでしょうか。
そもそも大学って?
みなさんも疑問に思っていませんか?
この記事を読んでくれている多くの人は、小・中と学校に通ってきて、高校生になったかと思います。
小中高で共通していることの1つ。
それは、既存知識を学んでいるということです。
数学にしろ、日本史にしろ、物理にしろ、既に分かっていることを教わっているんです。
だから基本的に先生の話を聞く授業が多いんです。
そして、それを理解したかどうかのテストがある。
小中高のテストは、正直言って暗記力のテストだったかも笑
でも、大学では高校のように穴埋め式で単語を書いていくようなテストはほぼなくなります。
なぜなら、大学では既存知識を学ぶことがメインの場所ではないから。
つまり、新たな知識を自分で開拓する場所なんです。
だから大学は聞くだけの授業はあんまりないかなって印象です。
講義を聴いて、自分の研究の足掛かりとする。
そのための講義なんです。
そもそも大学って?の問いに答えるならこう!
大学ブランドじゃなくて学部・学問領域だ
さて、それでは今日話したかった本題にいきましょう。
きっと、みなさんは「○○大学に行きたい」という思いを強く持って受験勉強されていると思います。
正直なところ、「学部とははどうでもいいからこの大学に行きたい」なんて人もいませんか?
たしかに、大学名・大学ブランドは大事だ。
ただ、私は思います。
大学ブランドじゃなくて好きな学問領域から選んだ方が絶対にいいよな~って。
大学で学べる学問領域は本当に様々なんです。
数多くある中で、主に1つ自分の極める学問を選びます。
もちろん、大学入試にパスしなきゃ事は始まらないって思ってしまうところだけど、
「その先の4年間楽しく学べるか、嫌々学ぶか」は、かなり大学の4年間の質が変わる。
つまり、高3の受験期にピンとくる表現をするなら、
『学ぶ大学が違うか、学ぶ学問領域が違うか』どちらを取りますかということ。
どちらを取るかなら私は前者かな。
(私は正直、したくもない学問の研究はしたくない笑)
自分がこれだ!って思った金の卵を選んだ方がよっぽど価値があるなと思います。
得意と好き
じゃあ、どうやって好きな学問領域とか見つければいいの?
ってなってくれた方へ。
私が思うに、得意と好きは重なっているようで重なっていない部分もある
ということをまず伝えたいです。
ここで私のエピソードトーク。
高3のときの私。
心理学を学びたいな、という思いは高1生から持っていて、心理学の学べる大学に行くという信念がありました。
心理系の学部は、だいたい文系科目で受験します。
受験科目でたまたま得意だった日本史。
「これ、日本史学ぶ学部の方が合ってるんじゃない...?」
なんて思いがこみ上げてきてしまいました。
その後、しばらく心理学か歴史学か迷っていました。
結局、自分の好きな心理学を選ぶことにしました。
大学に入って早3年。
心理学も歴史学もどちらの講義も受けてみて1つ言えることがあります。
「心理学を選んでよかった」
高校のときの得意は、本当に限られた話。
今の得意科目が本当に好きなのか、自問自答してみてください。
最後に
この記事読んで、受験勉強とは違う疲労感・不安感を持っちゃったよ、という人。
ごめんなさい。
でも、大学に入ってから「こんなんじゃなかった」ってなってほしくない!
この悩みができる最後のチャンスは、まさに今なんです。
最後にもう一度質問です。
あなたが重要視するのは、大学ブランド?それとも学部・学問領域?
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<この記事を書いた人>
中央大 すてぃんが
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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