こんにちは! 大阪大のえんがわです。
今を春べと咲いていた桜が散っていき、新年度の始まりを感じますね。
この春から高3になった皆さんは、いよいよ現実味を帯びてきた受験という壁に戦々恐々としていることでしょう。
さて、そんな皆さんの中にはこういう風に思っている方もいるのではないでしょうか。
「届きはしたけど、合格への100題はどうやって使えばいいの?」
基本的に、大学受験Challengeは平日、合格への100題は週末に取り組むことが推奨されています。
タイトルで勘違いされそうですが、私はこのやり方を否定するわけでは決してありません。
そのうえで、私が受験生になったばかりの春にとった「今はやらない」という選択、その理由と結果について話したいと思います。
あくまで一例であるということを念頭に置いて、ご参考程度にどうぞ!
なぜ「今はやらない」ことにしたのか
私は大阪大学の文学部が第一志望だったので、共通テストを5教科7科目で受ける必要がありました。
点数によっては出願校を変える必要がありますし、滑り止めとして私大の共通テスト利用入試の出願も視野に入れていたのでできるだけ高い点数を取りたいところ。
そうなると、やることがまぁ多いんですね。
まず、大学受験Challengeや参考書を使って5教科7科目分を総復習するのにはかなりの時間がかかります。
早くやったとて、身についていなければ意味がないですもんね。
それに加えて学校の授業や宿題、定期テストなんかもあるわけです。
「春は二次試験なんて言ってられない!」と当時の私は思いました。
そういうわけで、私は合格への100題について「今はやらない」という選択をしました。
休日にしていたこと
では、休日は何もしていなかったのか?
それは違います。
私は平日にやる分の大学受験Challengeを溜めがちだったので、合格への100題の代わりに休日は溜めてしまっていた分を解いて基礎を固めることに専念しました。
ここだけの話、高2から溜めがちだったのでやるべきものは潤沢にあったんです。
特に苦手だった数学の定期テスト前には、高2の教材を引っ張り出して基礎から復習することも。
市販の共通テスト用の参考書や問題集も併用しながら、夏休みまではこの方法で基礎固めをちまちまと進めていきました。
夏休みの勉強法まで話すと長くなってしまうので、ここでは割愛しますね。
「今はやらない」の結果
結果、どうなったのか。
基礎固めが終了して共通テストの実践問題演習に取り組むようになったころ、ようやく私は合格への100題に取り組み出しました。
二次試験対策用ではあるものの、合格への100題は共通テスト対策としても活用できました。
共通テストが終わってからは二次試験対策として、とにかく演習の経験値を稼ぐために合格への100題の中からたくさん解きました。
時間がなかったので過去問の中では大阪大学の二次試験の形式から離れすぎていないものを優先的に解くようにしていましたが、それでもかなりの量がありましたね。
お察しの通り、二次試験本番までにすべて解ききることはできなかったです。
やり始める時期が遅かったので覚悟はしていましたが、「終わらなかった」という結果が不安につながったりもしました。
一方で、共通テストまでは共通テストに、終わったら二次試験に集中するというやり方は自分にとても合っていたように思います。
共通テストも二次試験も、とやってどちらも中途半端になってしまう事態は避けられたとも考えられますね。
自分のペースで進めよう!
以上が「今はやらない」を選択した理由とその結果でした。
もちろん、地道に合格への100題に取り組んで、少しずつ二次試験に向けた演習ができるならそれ以上のことはありません。
どんな学校をどんな方式で受けるのかは人それぞれですし、何ならまだ決まっていない人が多数派だと思います。
共通テストで必要な科目数が少ない人も多い人も、そもそも受けない人もいることでしょう。
あくまで一人の実体験にすぎないということを忘れずに。
自分のペースで進めるのが一番!
それでは!
<この記事を書いた人>
大阪大 えんがわ
今年はまだ花粉症が来ていない。来ない年であることを祈っている。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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