私立入試が続々と終わり、国公立の2次試験が直前に迫ってきました。
思うように勉強が進んでいる人はこのまま最後まで走り抜けちゃってください。
受験において一番大切なのは自分を信じるということ。
それさえできれば、きっとあなたにとって一番いい道が開かれるはずです。
ただ、緊張でなかなか集中できていない人もいると思います。今回はそういった方々へのアドバイスとさせていただきます。
私は浪人と現役の2回大学受験を経験し、同じ国立大学に不合格となりました。
そのため、皆さんに「合格できる直前期の過ごし方」を伝授することはできません。
しかし、「1年で100点以上あげ、僅差落ちまで持ち上げられた直前期の過ごし方」ならお伝えできるかなと思います。
失敗を経験したからこそのアドバイスとして軽く見ていただけたら嬉しいです。
①勉強面
よく「直前期に新しい問題に手を出すな」と聞くのではないでしょうか。
この言葉の正しい意味を知っていますか?
私は現役の時、これを文字通り受け取り、今までに解いた過去問を片っ端から見返すだけの勉強をしていました。
しかしこれには大きな落とし穴があります。
すなわち、実際に問題を「考えて解く」ことを直前期に放棄するということ。
これはとても痛手です。本番に解いたことのある問題が出ることなんてほぼないんですから。
要は、何度解いても自力でできない問題を「じっくり時間をかけて解き直す」が正しい意味なんだと思います。
そういった問題がある人は解き直せばいいし、過去問全てを覚えてしまったという人は直前期だろうがなんだろうが、新しい問題に手を出しても問題ないということです。
自分のレベルを正しく把握して、最後まで「考えて解く」トレーニングを繰り返した者勝ちです。
②気持ち面
大前提として、緊張することは悪いことではありません。
緊張するのはそれだけ受験勉強に本気で取り組んできたということです。
むしろ誇らしく思ってほしい。
そして、緊張で勉強に集中できないのはあなただけではありません。
そうは見えないかもだけど実際はみんなそうなんです。だから大丈夫です。不安に思わないでね。
とはいえ、集中して最高のパフォーマンスをしたいですよね。
そこで私は「緊張を楽しむ」ことをおすすめします。
大学受験ってうまくいけば長い人生のたった一度っきり。
こんなに何か一つのことに本気になれることは今後の人生に果たして何回あるでしょうか。
貴重な一回きりの経験。楽しまなくてどうする!?
緊張を不安に基づくものだと思うな。
緊張は待ちに待った本番への胸の高鳴りだ。
③最後に
いかがでしたか?
そんなに簡単に気持ちを切り替えられないという方に最後に個人的なお話を書いておきます。
私は仮面浪人を選択したため、2つの大学に進学しました。
どちらも第一志望ではありません。悔しかったです。とても悔しかった。
でも、どちらの大学でも素敵な出会いがたくさんありました。
もし受験をやり直せるとしても、現役の時に進学した大学(第三志望)に進学すると思います。
それぐらい、私は純浪ではなくて仮面浪人を選んだ自分の選択を後悔していません。
レベルの高い国立を第一志望に掲げたことに後悔していません。
だって今も前の大学も楽しすぎる!!
自分で自分の道を正解にできたかなと思っています。
人生は巡り合わせ。
あまり気負わず、一度きりの大学受験を思いっきり楽しめ!!!!
さあ笑顔で!気をつけていってらっしゃい!
<この記事を書いた人>
早稲田大 ねいろ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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