みなさんこんにちは!
香川大学医学部のふゆはるです!
まずは、共通テストお疲れ様でした!!
これまで学習してきたことが少しでも発揮されていてくれたら嬉しいです!
いよいよ私立大学、そして国公立の二次試験対策が始まっていきます!
その中でどのように学習を進めていくのか、ということも大事ですが、この時期は共通テストリサーチが返却される前後の時期になるかと思いますので、出願の方が大切になってくると思います。
そこで今回は僕自身の体験も合わせて話しながら、出願についてのアドバイスをさせていただければと思います。
医学科の出願はとても悩む人が多いと思うので、医学科志望向けの出願についてアドバイスしていきたいと思います。
ふゆはるの場合
僕自身は、何が何でも医学部に行きたいと思っていたので、親にとても無理を言って私立大学の医学部医学科をそもそも出していました。
その大きな理由は共通テストで点数が取れなかった時は前期試験の段階で国公立の医学部は諦めようと考えていたからです。
そのため、医学部医学科受験の機会という観点からそもそも私立大学を出願していたという形になります。
それ以外にも滑り止めの私立大学も出願させていただき、万全の体制を整えてこの時期を迎えました。
リサーチの判定は当時国公立で一応第1志望としていた東京医科歯科大学医学部医学科(現在の東京科学大)はDまたはE判定、第2志望横浜市立大学医学部医学科はC判定またはD判定、地元である香川大学医学部医学科はB〜D判定という形でした。
自分の中では自己ベストでしたし、自己採点の手応え的に実質横市だろうかなと思っていたので妥当な結果でしたが、1浪していたのでこれ以上浪人はできないという思いもありました。
横浜市立大学と香川大学で悩んだ結果、地元の香川大学を受験しました。
進路指導の先生も香川大学ならまず落ちることはないだろうから、ということと、共通テストの点数は割と高かったので後期も医学科に出願しておこうという話になり、山梨大学医学部医学科に出願しました。
中期の選択肢もありましたが、出願した私立と国公立以外に行きたいところはなかったので中期は受けないということになりました。
結果的には目標にしていた第1・2志望の国公立大学を受験はできませんでしたが、それでも地元の国公立医学部に前期試験者内順位2位で合格することができ、そのほか滑り止めとしていた私立大学や、併願校の私立大学医学部も合格することができました。
金銭的な負担はかなり親にご迷惑をおかけしたと思いますが、それでも自身の志望学部であった医学部医学科に合格することができ、最高の結果を残せたと思います。
出願の際にどう考えるか
国公立医学部の受験にあたって、何よりも大切なのは共通テストの点数とリサーチの結果です。
共通テストリサーチによって出願には様々なバリエーションが考えられるので、以下に判定によったバリエーションを紹介し、その一つ一つに説明を加えていきたいと思います。
・第1 or 2志望AまたはB判定
・第1 or 2志望CまたはD判定
・第1志望E判定かつ全国どこかの医学部にはD以上がある
・全ての国公立医学部でE判定
第1 or 2志望AまたはB判定
まずはこのパターンですが、よほど二次試験が難しいとか、相性が悪いというわけではないのであれば有無を言わず出願すべき判定だと思います。
例えば、大阪大学医学部を目指していて、二次試験の対策はあまりできていないけど、共通テストの点数が上振れてしまったというケースの場合は、安全校として岡山大学や神戸大学に下げようか、という話が出てくるかもしれませんが、そのようなパターンでなければ、基本的にはゴーサインです。
・第1 or 2志望CまたはD判定
これは僕のようなパターンになりますが、第1志望がそもそも地方の比較的偏差値の低めの医学部なのか、難関大学なのかで少し話が変わるところです。例えば、関東の国公立や旧帝の医学部だと出願すること自体は勇気が入りますが、もう一つ下の大学群で考えてみると出願しやすい大学が多いというケースが多々あります。
僕のパターンはまさしくそれなのですが、もしそのような人がいれば、合格率と立地や条件というものを比べたときに何を優先させるべきかということを考えて出願すれば良いと思います。
正直出身大学は重要といえば重要ですし、重要でないといえば重要ではないです。
出身校によって都会の有名病院に就職しやすということは一部ありますが、しかし一方で医師免許を持っているかどうかの方がそもそも重要ですし、以前に比べると出身校による学閥の影響力もかなり減ってきているのかなという印象を受けます。
話は戻りますが、判定で難しいのが例えば香川大学を第1志望としていてそこがC or D判定というときで、このようなパターンだと下げようもあまりなく、そのまま突っ込むかはたまた医学部以外かという2択になるケースが多いです。ここは現役、浪人ということや、経済状況、これまでの学習や成績の推移によるところが大きいと思いますから、そのような点を考える必要があります。
第1志望E判定かつ全国どこかの医学部にはD以上がある
このパターンでは、どうしても医学部を受験したいという場合は自分の出身県や縁があるかどうかなど無視して、D判定の大学の中でも特に可能性が高い大学を選んで出願するのが良いと思います。
金銭的に許される限りは、全国全ての国公立医学部の判定をネットなどで確認して、その点数で引っかかってくれる医学部があるかどうかということはチェックしておくべきかと思います。
このパターンは上のパターンと比べて、ある意味割り切って受験できるので、出願にかかる精神的な疲労度は低いでしょう。
全ての国公立医学部でE判定
このパターンで受かることは非常に難しいケースが多いです。
0%とは言いませんし、実際ここから受かっている人も見ているので、可能性があるにはあるのですが、大大逆転合格になるので、相当な確率であることは理解すべきです。
このパターンで大事なのは、浪人をする覚悟で出願をするのか、はたまたこれ以上浪人をしてまで受験勉強に時間は注がないということであれば他の学部学科に変更して受験をする、ということが大切になってくるというふうに考えます。
ちなみに、僕はもし共通テストで失敗していたら、当時東京工業大学(現在は東京科学大)、または東北大学で一番合格点の低い学部に出願しようと考えていました。また、後期で東北大学の経済学部に文転するパターンも考えていました。
まとめ
今回は共通テストの点数によって出願先をどのように考えるかの例を紹介しました。
僕自身の体験も混ぜてはおりますが、これが全て正しいというわけではありません。
ただ、概ねこのような形で出願校を考えていくことになるだろうということで考えてはおりますし、他の受験に関する専門家の方も似た意見を持っておられるかと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
医学部受験は本当に過酷ですが、合格したら本当に楽しい世界が待っているので、最後まで諦めたり油断したりすることなく勉強していってくださいね!
応援しています!
【出願相談ダイヤルのご案内】
出願に迷ったら、電話で「進路指導アドバイザー」に相談ができます。2月5日(水)までの期間限定です。国公立大、私立大ともに相談ができます。納得のいく出願を最新のデータをもとに一緒に考えますので、お気軽にご相談ください。
<出願相談ダイヤル>
0120-115998(通話料無料) 受付時間 9:00~21:00
<この記事を書いた人>
香川大 ふゆはる
この1月から病院実習が始まりました!
勉強したことが生かされている実感がすごくあって楽しいです!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
※他の大学の先輩記事や入試情報はコチラで読み放題!
記事にコメントする
【コメント送信前に必ずお読みください】
このコメント欄では、質問や相談はできません。