皆さん、こんにちは!
中央大学・法学部・法律学科のなべです。
現在は慶應義塾大学法科大学院に通っています。
今回は、推薦合格者向けのお話です!
指定校推薦入学者は頭が悪いってホント?
皆さんは、インターネットで、「推薦は頭悪い」・「推薦は逃げ」等の侮辱的な言葉で馬鹿にされているのを目にしたことはありますか?
私はありました。
大学に入るまでついていけるのか不安でいっぱいでした。
では、実際どうなのか?
結論は、推薦入学者が頭が悪いというのは、ウソです!
推測ですが、馬鹿にされる原因として、以下の理由が考えられます。
1つ目ですが、6教科8科目については、推薦入学者の方が点数の低い傾向にあります。
これはある意味当然でしょう。
推薦入試に向けて、受験科目以外の対策(小論文や面接等)に時間をかけていて、勉強時間が少なかったのだから、仕方のないことです。
他方で一般入試受験生は、今なお全力で6教科8科目の勉強をしています。
勉強量が異なる以上、そこで差がつくのは当然です。
しかし、6教科8科目の点数が低い≒頭が悪いとは言えないと思います。
そもそも、その大学が求めている基準はクリアしたからこそ合格しているといえます。
それに、6教科8科目の勉強が得意という人もいれば、小論文等の別のことが得意な人もいます。
いわゆる6教科8科目のみで頭の悪さを判断するのは愚行でしょう。
2つ目と3つ目ですが、インターネットは匿名で発信可能です。
そのため、誰が何を書いても良いと思いがちです。
そこで、推薦を取れなかった人や、同じ志望大に合格できなかった人が悪口を書いている可能性があります。
あるいは、推薦合格者をバカにするというインターネット上のこれまでの慣習から、その流れに身を任せていて、特に何も考えずに悪口に同調している可能性もあります。
そのため、インターネット上の情報は信憑性が低い可能性があるとして、気にしないのがオススメです。
指定校推薦入学者は留年しやすいってホント?
これも時々見かけると思います。
結論は、ウソです!
私は留年したことがありません。
また、私の高校時代の友人に、東京理科大学に指定校推薦で入学した人もいますが、留年したとは聞いていません。
大学の友人に地方の高校から中央大学法学部の指定校推薦で入学した人がいますが、その人も留年していません。
そのため、留年しやすいというのはウソでしょう。
しかし、留年しないだけで成績は低いのではと考える人もいるかもしれません。
ただ、これもウソでしょう。
というのも、指定校推薦で入学した人は真面目な人が多いです。
そのため、授業に真面目に出席したり、予復習を怠ったりすることは少なく、成績も良いと思います。
実際、私や中央大学法学部に入学した友人は、比較的成績が良く、早期卒業しています。
つまり、指定校推薦で入学したからといって、留年したり、成績不良だったりが必然ではないということです。
むしろ、大学入学後にどれだけ真面目に勉強するかという問題ですので、入学形態は関係ないでしょう。
一般入試でも推薦入試でも、平等に入ってからの努力次第ということです。
指定校推薦入学者は就活で不利ってホント?
就活ではエントリーシートという履歴書のようなものを書くことがあります。
最近はその際、入試形態の記入を求められることもあるようです。
私は大学院に入学した関係で、一般企業の就活をしていないので、経験がありません。
一応、法律事務所のインターンのようなもので入試形態を記入したこともありますが、特別不利に扱われたという実感はありません。
一般企業の就活をしていた友人も、入試形態の記入を求められることは少ないし、求められてもそんなに重視されているとは思えないと言っていたので、今の段階から気にする必要はないかと思います。
実際、推薦合格者の割合も増えている昨今の状況において、指定校推薦だから書類選考を通過させないという必然性はないでしょう。
【おまけ】推薦合格者が今やるべきことって何?
今の時期、大学入学に思いを馳せていると思います。
他方で、新しい環境への不安もあるでしょう。
今何をやるべきでしょうか?
私は下記をオススメします。
・英語の勉強をする
・教習所に行ってみる
英語の勉強
大学では、英語の授業があることが多いです。
そのため、大学入学前に、英語のクラス分け試験を行うことも多いです。
対策として、勉強しておくのは大事でしょう。
例えば中央大学法学部法律学科の場合、入学前の英語の試験でレベル分けされ、良いスコアだと難しい授業、芳しくないスコアだと易しい授業しか取れないということがあります。
易しい授業の方が楽かもしれませんが、最高ランクの成績(S)を取れず、上限がAになるというデメリットもあるので、自分のレベルに合わせた授業を取るためにも、対策しておくのがオススメです。
また、入学後も、就活やゼミの選考等で英語の資格試験を求められることも多いので、勉強して損はありません。
教習所
教習所は、自動車の運転免許を取得するための学校です。
大学入学後や、大学の夏休み等に通う人も多いですが、新しい環境だと疲れやすいです。
そのため、運転したいという方で、時間に余裕があるなら、今のうちに通うことをオススメします。
まとめ
以上まとめると、下記のようになります。
もし何か詳しく聞きたいことやわからないこと、本記事以外に聞きたいこと等ありましたら、先輩ダイレクトで質問してくださいね。
いつでも指名質問をお待ちしております!
以上、なべでした!
<この記事を書いた人>
中央大学法学部法律学科卒業
慶應義塾大学法科大学院在学中
なべ
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