あけましておめでとうございます!
新潟大学医学部のこめこです。
感染症が流行していますが、みなさん元気に過ごせていますでしょうか?
ついに来週末は共通テスト。なんとなく落ち着かない人、プレッシャーに押しつぶされそうな人、もはやどっしりと構えている人・・・それぞれだと思います。
それでもこの1年間、皆さんは合格を目指して一生懸命努力してきたと思います。
多くの人にとって受験の第一関門となる共通テスト。
本番までの日数が少なくなってきた今、してはいけない「NG行動」を確認していこうと思います!
NG行動①新しいことを始める
共通テストや2次試験の時期になると、ネットの記事や動画で「解き方」、「必勝法」、「生活スタイル」などがたくさん紹介されます。
また、ゴールが見えて時間の有限性を実感すると不安が増大したり焦ったりするかもしれません。
そういう状態では「あれやってなかった!」とやり残したことが膨大に見えたり、自分がやっていなかったことが「正解」のように見えたりして、新しいことを始めてしまいがちです。
私も、英語のリスニングに使っていたYouTubeのおすすめに学習関連のものが出てくると、興味を惹かれてしまうことが多々ありました。
しかし、残り1週間というこのタイミングで「新しいこと」を始めるのはリスクが高く、おすすめできません。
解き方に気が取られて内容に集中できなかったり、自分の今までの勉強やそのやり方に自信が持てなくなって余計な焦りや不安が生まれたり、難易度が高く解けない問題に出会って自信がなくなったりするからです。
睡眠や食事などの生活スタイルも変えないことをおすすめします。
共テのタイムスケジュールに則った模試などと同じ「いつものスタイル」で寝て、起きて、いつもと同じようなものを食べることで、変なタイミングでお腹が痛くなったり、眠くなったりすることを防げます。
夜型の人が朝方に変える場合も、できるだけ早くから徐々に調整することをおすすめします。
世の中にはたくさんの情報が溢れています。この記事もその一つでしょう。
ただ、人は十人十色ですから「絶対的に正しい情報」はありません。
1年間をかけて醸成してきた自分のやり方に自信を持って最後まで続けてください!
NG行動②一つの問題・失敗にこだわる
私の勉強における信条の一つが「間違いと興味は時間をケチらずに深く学習する」であることに表れている通り、時間をかけて一つの間違いを深く掘り下げる方が学習効果は高いと思っています。
しかし、時間との勝負である共通テストでは「時間が足りない」のが当たり前。
問題の取捨選択をし、自分が目標とする点数を取るのに必要な問題を確実にものにするのが大切です。
そこで、直前期には復習を通してインプットする意識は持ちつつも、集中力が保てる時間内に復習を終えることをおすすめします。
私はこの時期、間違えた問題を中心に解答目安時間の1.5倍ほどで流れと考え方、グラフや計算を確認するようにしていました。
共テで求められる思考の独特なスピード感に慣れるため、流れに乗ってポイントを掴む練習に専念するのがおすすめです!
また、模試や問題集の問題での点数の揺れには動じないようにしましょう!
問題を作っている人は違いますし、問題の難易度は一定ではありません。
本番では全国の受験生が同じ問題を解くのですから、難化したらみんな解けません。
本番で1点でも多く点数を取るために、知識を蓄えることだけ考えてください!
NG行動③無理をする
本番で全力を出すには、言うまでもなく体調が万全であることが不可欠です。
冬は乾燥しやすく感染症も流行するので、健康を第一に考えましょう!
よく言われることですが、十分な睡眠、栄養バランスの良い食事、こまめな水分補給は特に大切です。
直前だからといって睡眠時間を減らして勉強したり、クッキーしか食べなかったり、集中していて水分補給を忘れがちになったりすると、体調を崩してしまう可能性が高まります。
私は、少しでも体調が悪いと感じたら早めに休む、うがい手洗いをしっかりする、いつもより長めに睡眠をとる、体を冷やさないなどの基本的な対策をしっかりして、何よりも健康を一番に行動してください!
まとめ
共通テスト直前期にやってはいけないことをお伝えしました!
あと1週間、「いつも通り」「一つではなく全体を見て」「無理せず」過ごしてくださいね。
周りのことを過剰に気にせず、今までやってきたこととそれをやり抜いてきた自分を信じて、練習通りに頑張ってください!
絶対にうまくいきます。楽しんで!
<この記事を書いた人>
新潟大 こめこ
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