いよいよ受験生としての一年が始まりますね。みなさんが受験する共通テストでは「情報Ⅰ」も実施されますが、過去問が少なく不安に思っている人もいると思います。
この記事では, 共通テスト問題や各大学の募集要項からわかる情報をお伝えします。志望大合格に向けて,大前提になる情報です。しっかりチェックしておきましょう。
今回は 「情報Ⅰの各大学の配点比」 についてお伝えします!
国立大を志望するなら「情報Ⅰ」は(ほぼ)必須!
選択科目としている大学も含めると、共通テスト情報Ⅰの活用率は国立大ではほぼ必須です。 公立・私立大は大学ごとに異なるので確認が必要です。
共通テスト情報Ⅰの配点比率は大学・学部ごとにかなり違っている!
さて、ここで一つ重要なことは、「大学・学部ごとに情報Ⅰの配点比率が異なる」 ということです。
先ほど国立大志望者はほぼ必須という表現をしましたが、厳密には、その大学の中でも学部・学科などによって配点が違います。
例として、次の4つの大学・学部を確認してみましょう。
ご覧の通りで、大学・学部によって、情報Ⅰの配点比率、つまり、試験全体における情報Ⅰの比重(重要度)が異なっています。
これらの大学以外でも、学部・学科によって配点比率が違うところがたくさんあります。
最も注意が必要なのは、2025年度の共通テスト情報Ⅰは配点が0、または利用なしだった大学が、2026年度では利用ありに変更する場合です。
例えば、北海道大は2025年度共通テスト情報Ⅰの配点は0でしたが、2026年度では配点することが発表されています。必ず志望大学の最新の募集要項を確認しましょう。
情報Ⅰをしっかり勉強すべきなのは言うまでもないことですが、現実的には1年間という時間の制限がある中で、英語・数学・国語・化学・物理・世界史・日本史...とたくさんの教科・科目の勉強をしなければなりません。
そこで、受験する大学・学部において情報Ⅰがどれくらいの比重があるかを認識して、教科・科目の学習比率を考えておく ことが大切です。
私立大の情報Ⅰ利用についても知っておこう!
私立大については、「共通テスト利用方式」の入試方式の中の選択科目として情報Ⅰが追加されている ことがあります。
選択科目なので対策が必須というわけではないですが、選択できるということは、他の科目の点数が振るわないとき情報Ⅰでも勝負できる可能性がある 、ということです。
共通テスト本番は極度の緊張やプレッシャーの中での受験となるので、何が起きるかわかりません。
他教科・科目より情報Ⅰのほうができた...! となって救われる可能性も大いにあるので、私立大受験でも合格のチャンスが増えると前向きに捉えると良いでしょう。
自分の志望大で情報Ⅰを使うかどうかをすぐに調べよう!
受験生としての1年を始めるにあたって、情報Ⅰの学習に関してはまず 自分の志望大の情報Ⅰの配点比を知っておく ことから始めましょう。志望大学の募集要項が公表されたら、「○○大学共通テスト配点 2026」などのように検索してみてください。情報Ⅰが、どれくらいの比重かイメージしておきましょう。
まとめ
今回は、共通テスト情報Ⅰの大学による配点比の違いについて解説しました。
ともかくまずは以下からやっておきましょう!
次回は、「【得点率UP】共通テスト情報Ⅰの勉強法」についてお伝えします。お楽しみに!
<この記事を書いた人>
「進研ゼミ高校講座」
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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