こんにちは!
立命館大学情報理工学部の霜月です。
共通テストが1ヶ月後に迫ったこの時期、高校で学習した範囲を復習している人も多いと思います。
しかし受験が近づくにつれて、「何から手を付ければいいのかわからない」と感じるのではないでしょうか。
高校で学んだ内容は膨大ですが、これを効率的に復習することで、点数アップにつながります。
本記事では、全範囲の復習を効率よく行うための具体的なステップとコツをご紹介します!
復習計画を立てる
復習の効率を上げるには、まず計画をしっかり立てることが不可欠です!
何から始め、どの順番で進めるかが曖昧なままでは、時間を無駄にしてしまう可能性があります。
1.科目ごとに優先順位を決める
自分の得意科目と苦手科目を把握するところから始めます。
過去の模試や定期試験の結果を振り返り、どの単元でつまずいたのかを洗い出しましょう。
例えば、「英語は文法は得意だが、長文読解が苦手」「数学は微分積分が分からない」といったように、細かく分けることがポイントです。
苦手な部分には多めに時間を割り、得意な部分は定着確認程度に抑えます。
2.目標と期間を設定する
全範囲を終えるまでの期限を逆算し、1週間ごとの目標を立てます。
たとえば、1週間で英語の長文読解を1冊仕上げる、2週間で日本史の近現代史を総復習する、など具体的な単位で区切ると進捗が管理しやすくなります。
3.計画は柔軟に見直す
計画通りに進まないこともあります。
そんなときは無理に遅れを取り戻そうとするのではなく、次の週に再調整しましょう。
進捗を記録するノートやアプリを活用すると便利です!
効率的な教材選び
復習で使う教材は多すぎても少なすぎても非効率です!
適切な教材を選び、各科目ごとに使い分けることが重要です。
1.基礎用教材の選び方
基礎が固まっていない場合、まずは教科書や学校のノート、基礎問題集に戻りましょう。
これらは理解の土台となる部分を補強するために最適です。
たとえば、数学の公式や物理の基本法則、英単語の意味などを確認するのに役立ちます。
2.演習用教材の選び方
基礎がある程度できたら、共通テストや個別試験の過去問に取り組みます。
過去問を解く際は、本番を意識して時間を計りながら解くと、実践力が鍛えられます。
また、ミスした問題を「間違いノート」にまとめて繰り返し復習しましょう。
3.総まとめ教材の活用法
全範囲を効率的に復習するには、知識を整理して一元化することが重要です。
市販の「総まとめ」系の参考書を活用するか、自分でまとめノートを作成すると、知識が整理されやすくなります。
特に重要な公式や単語、時代の流れなどは、見返しやすい形でまとめておきましょう!
復習のコツ
効率的な復習を進めるには、単なる暗記や問題演習に頼るだけでなく、以下のポイントを押さえておきましょう!
1.「わかったつもり」を防ぐ
問題を解いた際、「できた」と思っても、本当に理解しているかどうかを確認することが重要です。
解答を見て、自分の答えと一致しているかだけでなく、「なぜその答えになるのか」を言語化する練習をしましょう。
数学の証明や英語の文法問題などで特に有効です。
2.アウトプットを重視する
知識を頭に入れるだけでなく、それを実際に使う練習を行います。
たとえば、英単語や古文単語を覚える際、ただ書き写すだけでなく、自分で例文を作ったり、問題形式でテストしたりすると定着しやすくなります。
また、日本史や世界史では、自分で年号や出来事を並べ替える問題を作成すると効果的です。
3.模試の解きなおしを徹底する
模試で間違えた問題は宝の山です。
その場でできなかった問題こそ、自分の苦手分野を教えてくれます。
間違えた問題を1問1問、なぜ間違えたのかを分析し、類似問題を解いて苦手克服に努めましょう。
継続するモチベーションを保つ
復習を長期間続けるためには、モチベーションの維持が不可欠です!
1.目標を明確にする
目標を「○○大学に合格する」という形で具体的に書き出します。
さらに、その大学のキャンパスの写真を部屋に貼ったり、志望理由書を自分で書いておいたりすることで、目指す未来を常に意識できます!
2.進捗を記録する
自分が何を達成したのかを「見える化」することで、やる気が持続します。
例えば、チェックリストを作り、終わった範囲に色を塗る、グラフで進捗を管理するなどの方法があります。
3.リフレッシュも大事
長時間の勉強が続くと、どうしても疲れて集中力が落ちます。
その場合は、散歩や軽い運動を取り入れてリフレッシュしましょう。
また、「今日はこれだけやればOK」と小さな目標を設定し、達成感を得ることも効果的です。
まとめ
復習のポイントは、「計画を立てる」「効率的に教材を選ぶ」「アウトプットを意識する」「モチベーションを保つ」という4つのステップにあります。
一歩一歩確実に進めば、合格というゴールが見えてくるはずです!
今回はミライ科の記事ということでまとめましたが、書ききれていないことがたくさんありますので、気になった方はぜひ先輩ダイレクトから先輩に聞いてみてください!
自分が志望する大学の先輩を指名して質問すれば、より近い回答が得られること間違いなし!
それではまた!
<この記事を書いた人>
立命館大 霜月
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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