みなさん、こんにちは!
香川大学医学部のふゆはるです!
みなさん、いよいよ2024年も終わりを迎えるわけですが、今年はどのような1年でしたか?
良い1年だった人もいれば、あまり良くない1年だった人もいるかもしれませんね。
いよいよ来年は受験生として本格的に受験勉強を開始していくことになりますが、不安が多いのではないでしょうか。
不安を解消するために大事なこと、それはニガテを放っておかないことだと思います。
今回は、そんな苦手を克服するべく、何か良いきっかけになればよいかなと思い、記事を書くことにしました!
ニガテを克服するには、実は模試の活用が大切です。
そこで今回の内容は、「ニガテをぶっ壊す!模試活用で成績アップさせる見方とは?」としました!
それでは早速本題に入っていきましょう!
そもそも模試の役割とは
ニガテ克服や模試の活用方法を伝える前に、そもそも模試の役割をどのように考えなければいけないかということをご紹介したいと思います。
みなさんは、模試というものをどのように捉えていますか?
よくあるのは、点数や偏差値、判定に目を通すと言うことだと思います。
僕も、模試の結果を見て、特に志望校の判定で一喜一憂をした記憶があります。
また、よく言われることとしては、志望校との距離を測る、ということで、判定を細かく分析してどれくらい志望校とのギャップがあるかということを見る、ということを意識している人も多いと思います。
実はそれ以上に大切なことがあり、それは科目別得点や、範囲・大問別得点を分析して、ニガテを明確に炙り出し言語化するための大きな要素であるという点があります。
普段の勉強では、感覚的に自分ができないことや嫌なことというのはわかりますが、それがきちんと数字で現れることで、できないことが何か、実は自分ができないと思っていることと、本当にできていないことが違う、というようなギャップを知ることができるのは、非常に大きいというふうに思います。
模試の成績表を見て考えること
ここで、上記のような「科目別得点や、範囲・大問別得点を分析して、ニガテを明確に炙り出し言語化」という点でより深掘りをしていきたいと思います。
まず成績表で見てもらいたいところは、各科目の偏差値です。
そして、ここで数字がただ良い、悪いというのを見てほしいのではなく、偏差値が低い順で科目を並べるということをしてもらいたいと思います。
例えば、数学→英語→国語という順で偏差値が良くないのであれば、まずは数学を優先的に勉強する必要がありそう、ということが言えます。
その次に考慮すべきは、志望校の判定です。
もちろん今の段階で完璧に志望校が決まっていないという人は多いと思いますが、その場合は自分が行きたいなと思える上位1〜2校の科目に被るものから優先して考えていけばよいと思います。
数学→英語→国語の例で言えば、文系の場合は数学の優先順位が下がるケースも多々あるので、その場合は英語を優先させよう、というような判断が大事になります。
そして、その次に見るべきは各科目の大問別得点率です。
ここがすごく重要で、ここでは各大問別の得点または得点率が載っていることが非常に多く、また、模試にもよりますが、受験者の大問別平均点が載っているケースも多く見られます。
そこを見てわかることとして挙げられるのは、自分が得点できていない大問がわかる他、他の受験生と比べてどうかということがわかるという点です。
例えば、自分ができていないけれど平均点が高い大問の場合は、そこの範囲は大きな穴になっていると言えます。
また、自分ができていなくて平均点も低いような大問は、そもそも問題が難しかった可能性もあり、復習の範囲としての優先順位は検討の余地があります。
そのような観点から見て、各科目における苦手範囲の優先順位づけをするということが大切になります。
優先順位をつけてから次のステップになります。
ニガテ克服に向けて
ここからようやくニガテ潰しを行うタイミングです。
ここで大事なのは使う教材のレベルと勉強量になります。
基本的にはニガテ範囲は基礎的な参考書を活用して勉強することがよいと考えています。
もちろん全体的によくできているのであればそれなりに難しめの参考書を活用するのもよいですが、基本的にニガテ対策は基礎から行うのがよいでしょう。
また、ニガテ範囲は継続的に長い時間勉強する必要があります。
特に英語と数学については、時間がかかる科目なので、勉強量、時間というのはどんどん増やしていかなければいけません。
ニガテな単元はしっかりと時間をかけられるよう、普段の学習計画に組み込んでいくようにしましょう。
これからの時期の学習について
最後になりますが、これからの時期の学習について話をして終えたいと思います。
受験生の時の勉強時間のノルマは平日5時間、休日は10時間以上というのが一つの目安になると考えています。
年明けの1月からこのペースで勉強できるようにするため、今から段階的に勉強時間を増やしていってもらいたいと思います。
ニガテ対策はいい機会になると考えていて、本当にニガテを克服するためにはその範囲に集中的に時間を注ぐ必要がありますが、それは決して他の範囲の勉強時間を削ったり、ないがしろにしたりしていいという意味ではありません。
ニガテ対策を行うことに加え、先取り学習や応用問題の演習を行うために、長い時間勉強ができるように対策を立てておくようにするということを考えて、ステップアップさせられるような学習計画を組み立てていきましょう。
まとめ
今回は以上になります。
模試の活用方法について説明をしていきました。
最初の方は自分ではなかなか難しいかもしれませんが、そんな時はぜひ先輩ダイレクトで質問してくださいね!
少しでも今回の内容が参考になれば幸いです!
応援しています!
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<この記事を書いた人>
香川大 ふゆはる
高2の模試は全体的に非常に出来が悪く、残念だった記憶があります。
そこからでも巻き返せるのでこれから頑張っていきましょう!!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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