みなさんこんにちは!
九州大学のケンです。
最近は布団から出るのも厳しい寒さになってきましたね。
受験生の皆さんは、手洗い・うがいを徹底して、風邪を引かないように万全の対策をしてくださいね。
さて、今回は、私の考える、理想の過去問利用法というテーマで、過去問演習の方法についてお伝えしようと思います。
過去問演習については、「こうすれば良かったなぁ」という後悔もあるので、それも合わせてお伝えできればと思います。
1.まずは解いてみる!
まずは、過去問を2~3年分解いてみましょう。そうすると、得点できた分野、できなかった分野(=自分のニガテ分野)を把握することができます。また、志望校の出題傾向を掴むことができます。さらに、今の自分の位置と、志望校合格に必要とされる学力との距離が、何となく分かると思います。
以上の3点について分析ができれば、具体的な見直しをしていきます。
例えば、英語で英文和訳ができていない場合、文法が分かっていなかったのか、単語が分かっていなかったのかによって、見直す問題集は違ってきます。文法が分かっていないなら文法書の解き直し、単語が分かっていないなら、志望校レベルの単語集を回すことが有効です。
もしくは、和文英訳ができていない場合、和文英訳の問題集の解き直しが有効です。
このように、過去問を解いてみると、何が自分に足りていないかを見極めることができます。そこから、必要な勉強を進めてみてください。
2.過去問演習に取り組む
ニガテ分野がある程度なくなってきたと感じたら、本格的に過去問演習に取り組んでみましょう。私の場合、12月頃から取り組み始めましたが、もう少し早く、11月頃から始めれば良かったと後悔しています。なぜなら、12月の途中から共通テストの勉強を本格的に始めるので、中断してしまい、その間2次試験の勉強ができなくなるからです。
センター試験の過去問は、教科にもよりますが、大体10年~20年分は解きました。2次試験の過去問も、5年~10年分解きました。
過去問を10年分~20年分解いて、他にすることがなくなったら、同じ志望校レベルの過去問を解いてみると、自分の志望校は特に論述に力を入れているな、とか、漢字や古文文法など細かい知識が必要とされているんだなと分かるので、これもオススメしておきます。が、なかなかここまで解くことは時間的にキツいと思います。(私は自分の大学の過去問演習で終わりました。)
教科によっては、過去問を解くよりも問題集で勉強した方が有効である場合もあります。私のときはセンター試験から共通テストに代わる1回目のテストで、共通テストの過去問がない状態でした。そのため、形式がほぼ異なる英語については、センター試験の過去問はほとんど解きませんでした。その代わり、市販の共通テスト対応の実践形式になっている問題集を購入し、実践代わりとしていました。
過去問演習で意識して欲しいのは、本番を想定した学習です。過去問は、過去にあった本番の試験内容です。もしかしたら、皆さんが本番の日にこの問題を解いていたかもしれません。過去問演習を、試験内容のみにフォーカスした学習にとどまらず、時間配分や、集中力などを鍛える場として活用し、本番を想定した学習を継続してみてください!
まとめ
本記事は以上になります。いかがでしたか?
過去問演習は受験においてかなり重要な位置を占めていると思います。ぜひ、本記事を参考に、充実した過去問演習で合格に近づいていきましょう!
皆さんのことを応援しています!
<この記事を書いた人>
九州大 先輩チューター ケン
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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