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【医学科】共テ後に出願校を確定するあなたも!過去問FAQ

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この記事を書いた人

新潟大学 医学部  こめこ先輩

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    こんにちは!新潟大学医学部医学科のこめこです。

    少しずつ寒くなってきましたね。

    学校でも模試ラッシュが過ぎるとともに共通テスト対策が始まり、漠然とした焦りを感じている人も多いのではないでしょうか。

    今回の記事では、受験校が確定している受験生はもちろん、学部優先などの理由でまだ受験校が確定していない方にも伝えたい、過去問の取り組み方を経験に基づいてお伝えします!

    ①いつ?・・・今から!

    学部系統で志望校を決める場合、共通テスト後に受験校を確定するという人の方が多いのではないでしょうか。

    その場合、過去問対策は共テ後・・・と考えがちですが、今のうちから少しずつ対策を行うことをお勧めします!(もちろん確定している人は尚更です!)

    とはいえ、推薦や後期試験、私立などで共通テストの点数が重要になる場合、今の時期は全力で共通テスト対策をしておきたい!と思うかもしれません。

    実際、私も共通テストを利用する推薦入試で合格しましたし、後期も共テと面接のみの大学を志望していたため、11月〜12月は基本的に共通テスト対策をしていました。

    しかし、そんな私が「今から」という理由はズバリ、不安を取り除くためです!

    共通テスト対策に集中して取り組んでいると、(あくまで私の経験上は)「2次は大丈夫か」、「共テ失敗したらどうしよう、2次でも挽回できないんじゃないか」という途方も根拠もない不安に苛まれることが多いように思います。

    ただ、その不安の対象である「2次」について知っているだけで、その不安は軽減できると思います!

    また、問題形式や難易度、出やすい分野や形式を少しでも知っていると、共通テスト対策の中でも2次で活かせるポイントを意識することができ、並行して対策ができます

    そう言った点から、受験候補校の過去問は「知る」という意味で、今から少しずつ取り組んでおくことをお勧めします!

    ②どのくらい?・・・2次までに5年分が目安!

    目安ですが・・・

    11月中:1〜2年分ずつ

    12月中:なし

    共テ後〜:少なくとも3〜4年分ずつ

    を受験大学分行うのがおすすめです!(もちろん、受験する大学数やスケジュールによっても異なりますが・・・)

    教科や苦手分野に合わせて、取り組む量を変えたり、ある大問だけ取り出して取り組んだりするのもおすすめです!

    私は国公立専願で、数学が苦手だったので、(共テ後も含めて)数学は10年分+他大学計10年分、理科は5年分+他大学計10年分くらい取り組みました。

    英語は得意だったので、3年分と英作文5年分を取り組みました。

    また、受験校が多いなどの理由で1校あたりにかけられる時間が少ない場合、社会・理科は複数年度(3年度分くらい)解くことをお勧めします!

    1年分だと出題分野に偏りがあったり、1年だけ全く傾向と異なる問題が出た年であったりして、傾向を掴みきれない可能性があるからです。

    逆に受験校が私のように少ない場合、(口コミなどを頼りに)似た形式の問題を出題する他の大学の問題を解くと力がつきますよ!

    ③どのように?・・・時間の感覚を掴み、復習でインプット!

    過去問対策で重要なのは「どのように解くか」と「どのように復習するか」の大きく2つです!

    どのように解くか

    まずは必ず時間を計って取り組みましょう!

    このとき、本番のような気持ちで時間内に解く中で、解く問題と解かない問題の取捨選択をする練習をする意識を持ちましょう。

    模試ではいつも行っているかもしれませんが、模試と実際の2次の問題では内容も、量も異なることが多いです。

    自分なりの闘い方を身につける意識で解いてみてくださいね!

    どのように復習するか

    過去問を対策していく中で全部の問題を復習していたら時間がなくなってしまいますし、軽く流すだけになったり作業と化してしまったりして内容が身につかないという事態も起こりかねません。

    また、間違えた問題だけを解いていたとしても、難しすぎる問題(実際の受験生がほぼ解答出来ていないような問題)に時間が取られたり、ミスや思い違いの問題も全て解こうとしたりしていると、やはり時間が足りなくなります。

    私も、完璧主義が仇となってこれらの課題に直面し、「時間を有効に活用して点数を伸ばせるような勉強法したい!」と思いつつも、全く出来ていませんでした・・・。

    そこでおすすめなのが、各年度で自分のテーマを決め、それを重点的に取り組むという方法です!

    例えば、英語では⻑文のうち1題に関しては単語の確認、英文解釈の文法チェック、和訳の再構成などを行い、もう一方は間違えた問題のみの確認にとどめるなど、1大問を集中的に復習します!

    私は、英語・数学・物理・化学でこの方法を採用したのですが、特定の分野を深掘りできるため知識がしっかりインプットされ、記述も共テも怖くなくなっていきました!

    まとめ

    今回は過去問の取り組み方についてお伝えしました。

    今から2次試験直前まで

    ②少なくとも5年分、受験大学の数や苦手に合わせて

    時間の感覚を掴んで、テーマを決めた復習でインプットする意識で

    過去問に取り組んでみていください!

    <この記事を書いた人>
    新潟大 こめこ

    寒くてこたつを買いました!

    ※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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