共通テスト本番まで、今日であと36日!!
受験生のとき、私はこう思っていました。
当時の私
とにかく今は、共テ対策に全振り!!
実際、この時期は二次試験対策をほぼせずに、共テ対策一点集中で第一志望の筑波大に合格しました。
でも、二次試験対策にもう少し時間を割けばよかったなぁ...という後悔も。
自分のような後悔をしないためにも!これから共通テストまでの1ヶ月間の過ごし方のポイントを2つ教えます!
①共テと二次対策のバランスのカギは"配点比率"
②精神安定剤として"共テ全振り"もアリ
基本は共通テスト重視、配点に応じて時間配分を決めよう!
国公立大を受験する人は、少しでも多くの時間を共通テスト対策に割いて、得点を稼ぐのがセオリーです。
目安として8~9割は共通テスト対策に使っても問題ないと思います。
このとき、共通テストと二次試験対策の配分は、配点比率をしっかり意識することがポイント!
配点を再確認!二次試験にも役立つ対策を意識しよう!
筑波大の社会・国際学群を例にすると、共通テストと二次試験の配点比率はほぼ5:8。
筑波大 社会・国際学群の配点比率
【社会学類】
共通テスト950点:二次試験1600点
【国際総合学類】
共通テスト1050点:二次試験1600点
共通テストの配点が全体の約38%を占めるので、共通テストで得点を稼ぐことが合格に繋がります。
共通テストの配点比率が低いのであれば、二次試験の対策時間を増やしてよいと思いますが、このくらいの比率なら共通テスト重視のほうが結果に繋がるはず。
ただし、共通テスト対策を重視すればするほど二次試験対策にまわせる時間が少なくなります...。
実際に私はそれで共通テスト後に二次試験の対策を始めたときに後悔することになりました。
私の失敗談...
私は共テ独特の問題形式や処理方法に慣れるのが遅く、時間配分がうまくできていませんでした。
そこで、平日は共通テスト対策のみ、休日に2時間ほど二次試験対策というかんじで9割以上は共通テスト対策に配分していました。
しかし、これだとあまりに共通テスト対策に偏りすぎてて、いざ独自試験対策を始めたとき、とくに記述で解答するときにブランクを感じました...。
共通テスト対策をするのはもちろん大切ですが、独自試験にも繋がる勉強法や演習をすることがポイント!
例えば、こんなふうに対策できます
・ニガテと感じる分野があったら基礎を振り返る
・マークを隠して記述での解答をイメージする
こういう勉強の仕方をしておくことで、共通テストが終わったあともスムーズに独自試験の対策に移れます。
科目間のバランスにも注意して、対策時間を考えよう!
国公立大の場合、共通テストで二次試験で使わない科目を受験するため、科目間のバランスも大切。
例えば、新科目「情報」の配点方法を見てみましょう。
「情報」の配点
100点満点を25点満点に換算した点数に75点を加え、換算100点満点を50点満点として配点する。
実際に「情報」対策を超がんばって100点満点を取れても、その100点分は最終的に12.5点にしかなりません。
解答による得点100
↓ 換算
25点+加算点75=100点
↓ 換算
12.5点+37.5点=50点
私が受験したときは「情報」という科目がありませんでしたが、もし今受験生の立場だったら、捨ててもいい科目という意識で対策時間は少なくします。
こうした科目間のバランスも考えて時間配分をしましょう!
②共通テストに全振りする場合
受験生当時、共通テスト対策にほとんどの時間を充てた理由は、「精神安定剤にしたいから」でした。
共テ対策に全振りするメリット
・共テで得点を稼ぐことで、安心して二次試験に臨める
・共テでの高得点が自信に繋がり、自然と二次試験へのモチベも上がる
心配性・メンタル面で不安がある人は、とりあえず共通テストに全振りする対策は効果的ですよ!
逆に、目標点に届かなくても、やりきったことで気持ちを切り替えやすくなります。
二次試験対策に時間を割いてしまうと、失敗したときに「もっと共テ対策やっておけばよかった...」と後悔するはず。
受験対策に正解は、ありません。自分の性格的に共テ全振り戦略が合いそうなら、全振り配分で対策を進めるのもアリです!
まとめ
これから共通テストまでの対策時間まとめがこちら!
・基本は共通テスト重視で9割以上を充ててもOK
・二次試験にも繋がる対策を心掛ける
・共通テストの科目間のバランスも考える
・共テ全振り戦略は精神安定剤にもなる
共通テストまでもう1ヶ月しかない?
いやいや、"1ヶ月もある"んですよ!
受験生は1ヶ月で、想像以上に成績が伸びます。
長い人生の、たった1ヶ月。この1ヶ月が踏ん張りどころ!
不安なら、先輩ダイレクトで志望大の先輩を頼ってね!
悔いのないよう、全力でこの1ヶ月を駆け抜けてください!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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