みなさん、こんにちは。
横浜国立大のズミです。
12月も後半に差し掛かり、今年も残りわずか。
高2の3学期は、共通テストまで残り約1年の時期で、受験生の準備段階として受験ゼロ学期とも言われます。
そこで、今回は「受験ゼロ学期に高2生が抱える悩み」をテーマに、実際に先輩ダイレクトに寄せられた5つの質問に回答します!
①数学のニガテを克服するにはどうしたらいい?
②モチベーションを上げる方法は?
③模試の解き直しって、やったほうがいい?
④進路がまだ決められない...
⑤推薦を狙うには、この先どうしたらいい?
受験生のとき、同じように悩みを抱えながらも横浜国立大に合格した経験談もお伝えするので、参考にしてください!
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①数学は「典型問題」を繰り返し解いて、ニガテ克服!
高2のこの時期、数学は模試や過去問で応用問題に触れる機会が多くなります。
僕も急に難しくなったように感じて、この時期は数学にニガテ意識を持っていました。
特に、教科書や問題集の問題は解けていたのに、模試や過去問になると解けなくなることが...。
この原因は、典型問題の解法がインプットできていないことがほとんど!
典型問題
・その分野における基礎的・代表的な問題
・多くの教科書や問題集に載っている問題
応用問題は、この典型問題をベースにした形や、組み合わせの形が多いです。
基礎となる典型問題を、自分の中で引き出しとして使えるまで繰り返すことで、応用問題の解き方が見えるようになります。
応用問題が解けないという人は、まずはその分野の典型問題をしっかりインプットしましょう!
②達成しやすい目標を立てて、モチベアップ!
受験生の準備として大切なのが、長時間勉強に慣れておくこと!
勉強のモチベーションが上がれば、自然と勉強時間は伸びていきます。
僕が受験生のときにやっていたモチベアップ法は、「目標を細分化する」こと。
【目標のNG例】
・偏差値を5上げる
・英語で8割を目指す
【目標の成功例】
・〇月までにこの参考書を終わらせる
・〇週目までにこの分野を終わらせる
NG例の目標だと抽象的すぎて現実味がないので、自分の足りていない点をいつまでに・どのように・何を使って穴埋めするのかを考えることがポイントです!
そこから目標を細分化すると、達成しやすい目標になってモチベが上がるだけでなく、自然と効率的な勉強法にもなっていきます。
③模試の解き直しは、必ずやっておく
模試を受けたものの、時間がなくて復習や解き直しをしない、解きっぱなしにしてしまう人も多いと思います。
僕も高2のときは模試の振り返りをする時間が少なかったです。
でも、高3になる前にニガテな分野だけでも復習することで、たくさんのニガテを潰すことができて効率的でした!
模試で見直すべき問題
・解けなかった問題
・あやふやな問題
このような問題の解説を読み込んで、自分の足りない知識を確認することで、ニガテ克服だけでなく、基礎固めにもつなげられます。
模試は幅広くさまざまな問題が出題されるので、問題集を解いているだけでは気付けない、自分の弱点が見つかる貴重な機会になります!
④後悔しない、志望大・学部選び
高2のうちに志望大・学部を絞り込む、と進研ゼミでも言われることが多いですが、なかなか決められずに悩む人も大勢います。
自分の将来を決める大切な進路なので、悩んで当然!
まずは焦らないで、じっくり考えることが大切です。
進路を決めるとき、あまり興味がない分野を大学名だけで選ぶと、入学後に後悔することも...。
だからこそ、興味を持った分野・勉強したい分野で進路を考えましょう!
ズミの経験談
僕は環境学に興味を持って進学した上で、今では都市環境に関わる経済学や都市開発なども学んでいます。
こんなふうに、大学で学んでいくうちに視野が広がって、さらに興味のある学問が出てくることもあります。
まずは、自分の気になった分野、なんとなく好きだなと思う分野でもいいので、それをリストアップすることを欠かさず続けてみましょう!
そこから関連する大学・学部を調べてみて、長い目で見て志望大・学部が絞り込むことで、失敗しない進路選択ができますよ!
⑤推薦入試も狙う勉強法
進路を絞り込んでいる人の中には、推薦や総合型での合格も視野に入れている人もいると思います。
僕は総合型と一般を両立した受験をしていたので、その経験から一般対策を優先しながら、今のうちから推薦対策をすると超有利だと思います。
ズミが推薦受験を決めた時期
環境学に興味を持っていた僕は、文理融合で幅広く地球環境・都市環境を学べる学科を見つけました。
その学科の研究内容や所属している教授の論文を読み、高3春の段階で志望学部を決定。
その中で、総合型選抜を実施していることを知り、一般選抜と並行する形で対策を進めていきました。
総合型選抜は面接やプレゼンテーション、研究分野の知識など、一般入試で問われない能力も必要です。
そのため、推薦入試を少しでも考えたその瞬間から対策を始めることが重要!
ただ、あくまで一般入試の対策が最優先。
受験ゼロ学期では一般対策9:推薦1くらいの配分で、対策を進めて問題ないと思います。
まとめ
以上、「受験ゼロ学期に高2生が抱える悩み」でした!
受験生を迎えるにあたって、学習法・模試対策・進路など、悩みは尽きないと思います。
しかし、いかに早く悩みに向き合い、解決していくかが勝負の分かれ道です。
自分の課題を乗り越え、納得のいく受験生活にしていきましょう!
応援しています!
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<この記事を書いた人>
横浜国立大 ズミ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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