みなさん、こんにちは。
上智大学の えりす です。
暑い日も少なくなり、布団から出るのが難しくなってきましたね。
私はこのところの気温の変化のせいで体調が芳しくなく、生活習慣に一層気を付けています。
さて、そろそろ「科目選択」の最終決定シーズンに差し掛かっているのではないでしょうか。
私はここを結構適当に決めてしまって、後悔したことがたくさんあります。
みなさんに同じような経験をしてほしくないからこそ、今回は、私の経験をお話ししていこうと思います。
私の「科目選択」後悔談
【後悔したこと①】「入試要項」を見落として、教科不足になってしまった!
これが一番大きな後悔だと思います。
実は、私は別に志望していた大学があったのですが、それを1校諦めています。
その原因が、科目選択にあります。
その大学(A大学とします)は、共テと二次試験で使う社会科目を「地歴から1科目+政経倫理から1科目」という指定があったのですが、これが入試要項内で比較的小さく書かれていました。
そのことを知らなかった私は、先生方や両親の「政経までやるってなったら大変だよ」という勧めで、ほかの大学が地歴1~2科目で受験できたこともあり、日本史、世界史を取って公民科目をとりませんでした。
このことに気づいたのは、3年1月の共通テスト模試で、A大学の判定がZ(判定不能)判定であった時でした。
諦めざるを得ないとなったとき、とても辛かったです。
科目選択前には、自分が志望校にしようと思っている大学すべての入試要項を、自分で一字一句必ず確認するようにしましょう。
もう終わってしまったという人でも、授業が始まる前なら、科目選択を変更することも間に合うはず。
もし見落としがあったら、すぐに先生方に相談してくださいね。
【後悔したこと②】日本史+世界史の「歴史+歴史」が結構ハードだった!
私は歴史が好きだったので、先述したように日本史と世界史を取りましたが、世界史が特にハードでした。
地域が飛んだり、年代が単元次第で前後したり、日本史よりも全体像がつかみにくいほか、紛らわしい地名や人名が横文字で頻出し、とても難易度の高い教科だったと思っています。
今考えれば、これを日本史と一緒に勉強する、というのは結構大変なことです。
文系で2科目取る人は、社会があまり得意ではない、という人は特にですが、世界史を他の教科と一緒に取るのは避けた方がいいかもしれません。
もし世界史を取る場合は、世界史+日本史ではなくて、世界史+地理という形でとると、どちらの理解もより深まると思います。
歴史事象と地理条件はどちらも密接に関係しあうからです。
世界史と日本史には実際あまり接点がないので、覚えるところが単純に倍以上になりカロリーが高くなる、ということを頭に入れておいてくださいね。
【後悔したこと③】地学基礎の受験者数が少なくて、入試対策が難しかった!
後悔というほどの後悔ではありませんが、もし「地学・地学基礎」を理科科目で取ろうと考えている人は、受験者数が非常に少ないことを覚えておいてください。
特に「地学」は受験者数があまりにも少なすぎて、共通テスト後の点数調整がここだけ入らないレベルです。
参考書などもほかの理科科目に比べて数が少ないですから、教科書や学校配布の参考書、「ゼミ」教材を大切にして学習を進めるといいと思います。
わからないことがあったら、すぐに担当の先生に相談してみましょう。
余談ですが、私の出身高校にいらっしゃった地学の先生は京都大学出身で、学生時代は非常に受験勉強に力を入れていらっしゃったらしく、地学の質問だけでなく受験全般の雑談や質問に行っていた記憶があります。
その先生曰く、「地学で先生をやっている人は数が少ないけれど、その分みんな地学が好きで、ほかの科目以上に熱心ですよ」とのことでした。
もし地学科目を取ろうと思っている人は、高校の地学の先生に話しかけに行ってみると面白いかもしれません。
まとめ
①入試要項は必ず確認しよう。
②社会科目なら世界史が一番ハード。2科目受験の人は特に注意。
③地学系科目は受験者数が少ないので、授業や手元の教材を大切に。
みなさんが後悔のない科目選択ができるよう、祈っています。
<この記事を書いた人>
上智大 えりす
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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