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【医学科】現役医学生が語る!僕の国立+私立大学受験エピソード!

  • 志望大
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この記事を書いた人

香川大学 医学部  ふゆはる

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みなさんこんちは!

香川大学のふゆはるです!

いよいよ共通テストまで3ヶ月を切った頃ですが、みなさんの勉強はどのような感じでしょうか?

この時期は模試ラッシュになっている人も多いかと思いますが、普段の勉強時間がその分減ってしまい思うように勉強を進められない人も多いかと思います。

大変だと思いますが、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。

この時期に大切なことは、模試の受験もそうですが、ぼちぼち受験校の本格的な選定をする時期になってくるところです。

その上で、今回は僕の受験体験談をここで紹介させていただき、みなさんの受験校の選定の一助としてもらえればと思います!

題して、「現役医学生が語る!僕の国立+私立大学受験エピソード!」です!

ぜひ最後まで読んでくださいね!

受験校選定について

今回の話にあたっては、現役時代の僕の成績はあまりに医学部には程かったので浪人期の体験談にはなりますが、ご了承ください。

その上で、受験校を本格的に決定しはじめたのはちょうどこの時期になります。

どうしても医学部に行きたかったので、国立の医学部はもちろん、私立の医学部、そして私立の滑り止めの理系学部を検討しておりました。

親との話では、2浪は絶対にない、ということだったので、確実に入れる私立の滑り止め理系、イーブン〜ちょっと高めの私立医学部、そして本命の国公立を受験するという方針はこの時期までにあらかた決まっていました。

ただし、私立の医学部は非常に学費が高く、親が普通の職業である一般家庭の我が家では学費をどう考えても工面できないという問題がありました。

そこで、さまざま調べたところ、私立医学部に入るにあたって奨学金やローンが組めるということを知り、奨学金やローンについても段取りをこの時期から組み始め、どこかしらの私立医学部も受験するということが決まりました。

加えて国公立はこの時期の第1志望としては関東の国公立の医学部に進みたいとのことで考えていたので、横浜市立大学の医学部がいいなと思っておりました。

判定では大体C〜Dをうろついていたので、共通テストの点数次第では出願校としてはもう少し低めの大学になるだろうというふうに考えていました。

最終的な受験校について

最終的に親や進路指導の先生と話して12月ごろに決まった方針は、私立理系3校、私立医学部3校、国公立前期・後期の医学部の合計8校となりました。

滑り止め3校としては、共通テスト利用で立命館大学、一般受験として東京理科大学、慶應義塾大学、私立医学部として、自治医科大学、日本大学、昭和大学、国公立は共通テストの状況を見て、前期は医学部、後期は医学部か完全滑り止めとして他学部を受ける方針となりました。

私立理系については、立命館、東京理科大学は絶対に合格してもらわないと困るので、直近2年の合格最低点の一番低く、不人気で入りやすそうな学部学科を選びました。

せっかく浪人したのに、関関同立くらいの大学に入れなければ、医学部志望だったとか言えないよね、というプライド的な部分も大きかったので、とにかく大学名を意識した受験をしようと思っていました。

慶應については少し記念受験の要素もあり、共通テストでダメだった時に、潰しが効かない可能性もあるので、共通テストの結果で力の入れ合いを変える予定でした。

そのため、全然過去問演習とかの時間はかけられず、結果として案の定記念受験的な形になりました。(泣)

私立医学部に関しては、安価で通いやすい自治医科大学、出題される問題がオーソドックスな昭和大学、日本大学を選び、国公立大学対策が無駄にならない、かつ本格的な過去問演習をしなくてもチャンスのありそうな大学に絞りました。

共通テストについて

僕が私大医学部を受験した動機の一つには、共通テストへの大きな不安がありました。

当時は共通テスト初年度だったということもありますし、共通テスト模試の判定こそ悪くはなはなかったけど、素点が全然振るわず、国公立医学部に自信を持って出願できないのではないかと考えたからです。

共通テスト1ヶ月ほど前の駿台の共通テスト模試でようやく700/900を超えてきたというので、あと少なくとも20点ほどはいるよね、という形でした。

浪人生はなかなか直前期は伸びないと言われるので大きな不安でしたが、当日点は+50点以上でありました。

そのため、共通テストリサーチの判定はどの大学もまあまあよく、そのまま横浜市立大学医学部に突っ込むことも考えたのですが、親と進路指導の先生には、少し厳しいから確実に受かれる可能性が高い地元の香川大学医学部と、後期でも医学部に出願しようということで、山梨大学医学部に出願することになりました。

受験本番シーズンについて

そこからは受験行脚で香川→大阪→東京→栃木→東京→香川と渡り歩きました。

結果としては、私立理系は立命館大学と東京理科大学は合格、慶應義塾大学は不合格、自治医科大学は2次試験まで行って不合格、日本大学は1次試験不合格、昭和大学は合格、香川大学は前期試験2位で合格しました。

慶應義塾大学については、過去問演習で傾向を分析し、対策を立てていく時間をほとんど取れなかったのは非常に痛かったなと思っています。少し負け惜しみになりますが、きちんと対策をしておけば良かったと思います。

日本大学については、すべての試験で一番良くできたと思っていたんですが、落ちてしまったのでなんで一次試験に通れなかったのか今でもわかりかねています。(笑)

香川大学については、共通テストの成績が受験者内でも上位の方で、二次試験でも大きなミスが数学のみ、他の全ての科目については全て8割以上、加えて面接試験でも98/100と高得点で全てがうまく行ったなと思います。

前期試験で合格は決まったので、後期の山梨大学医学部は受けませんでしたが、香川大学医学部に合格したのをホームページで確認した時は安堵ですごくホッとしましたが、感動で何にも手がつかず、正式に合格を知らせる封筒が来るまでは全く実感が湧きませんでした。

まとめ

今回長々と僕の受験紹介をしましたが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

こうやってみると、意外と合格率は半分ぐらいだったんだなと思ってショックを受けておりますが、受験というのはこんなものだなということも現在の講師業などを通して実感しています。

浪人生ですら直前期に+50も上がるので、現役生はまだまだ上がると思います。ここからぜひさらに頑張ってください!

そして、僕が合格をするまでのプロセスを見てもらえればわかると思いますが、綿密に計画を立てて受験に臨みました。

合格に一番必要なことは勉強量であることは間違いないですが、その勉強を最大効率化してくれるのは、綿密な計画、戦略に他ならないので、いよいよ綿密な計画を立てていきましょう!

これからもっと大変になると思いますが、ぜひ頑張ってくださいね!

応援しています!

<この記事を書いた人>
香川大 ふゆはる

いよいよCBT、OSCE直前!

全然勉強が進まず、大変焦っております(汗)

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

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コメント(1

匿名

2024年10月25日 20:21

具体的な大学名や合否まで教えていただきとても参考になりました!ありがとうございます!

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