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【神戸大】我が大学の評論文は特殊である。

  • 志望大
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この記事を書いた人

神戸大学 経営学部  ぺーたー

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みなさんこんにちは!神戸大のぺーたーです。

この記事を見てくれている人は、おそらく神戸大を志望している人、そして文系の方ではないでしょうか?

今回は、神戸大の国語のなかでも特に特殊とされる、評論文について、僕なりの対策法をお教えしたいと思います!

神戸大の国語

神戸大の評論文は、「超長文」と評されるように、えげつない量の文章が設定されます。そして、量だけではなく質もとても高いレベルの文章です。

一度解いてみれば痛感すると思いますが、とにかく時間が足りないです。僕の友達も口を揃えて「間に合わない」「多すぎる」「パンクする」というふうに言っていました。

古文や漢文は比較的基礎的な問題が出されることからも、この評論文で大きく国語の点数は左右される、と考えていますし、実際そうだとも思います。

そんな評論文を僕がどう攻略したのか?お伝えしていきますね。

僕なりの対策法!3STEPで全問題を攻略せよ!

さて、僕が考える神大評論文の対策方法は以下の3STEPです!

1:読む時は、全体の要旨を捉える・見失わないことを意識!

→毎年の傾向として、最後の問いに論旨を記述する問題が出されます。

つまり大学側は「全体を通して何言ってるかわかる?」ということを強烈に求めてきている、ということです。

評論文を読むと、細かいところはわかるけども結局何言ってるかわからん。となることがあると思います。

そうならないためにも、まずは次のことを意識してみてください。

2:具体・抽象の整理ができるように!

→これは評論文全体に言える事でもありますが、評論文というものは「具体的な話:わかりやすくするための部分」と「抽象的な話:言いたいことをズバッと言い表す部分」の2つを組み合わせて構成されています。

そして、おおよそ設問になる傍線部は後者、抽象的なところに引かれることが多いです。

この"傍線部問題"を解くためには、関連した具体的な話を追いかける必要があるということです。

この抽象的な話はどの具体的な部分を言っているのか?どこが抽象でどこが具体なのか、常に意識し、それらを整理する過程で傍線部問題をといてみてください。

3:さすれば道は開かれる!具体←→抽象の行き来で論旨問題を制覇!

→言いたいこと、わかってきましたか?

論旨問題の攻略のコツは、ズバリ、それぞれの問題で抽象的に問われてきたものを、問いを解くことで具体的にしてきた、それらをしっかりと全体の流れとして落とし込む、ということです!

これが超長文の全体の要旨を捉えるということであり、神大評論文の攻略の近道だということです。

これらのステップを平易な言葉で言い換えると、タテ(全体の流れ:要旨問題)とヨコ(抽象具体の行き来:傍線部問題)で解いていく!といった感じでしょうか。サムネイルの伏線回収ですね。笑

以上のことを意識しながら、時間配分にも気をつけて解いてみてください!

最後に

神戸大学は元は商科大学であり、この超長文の文化も商科大学の流れを汲んでいるのではないか?と僕は思っています。

「ビジネスのプロになためには、このくらいの量を的確に処理できるでしょ?」といった、ある種神大からの挑戦状・メッセージのような気がします。笑

ですから神大が求める人材になるためにも、この「超長文」に対し、めげずに勉強し続けて欲しいと思います!

<この記事を書いた人>
神戸大 ぺーたー

【今日のひとこと】

大学になってからもこの「タテとヨコ」の意識で本を読んでます。


※この記事は、記事公開日時点の情報をもとにしております。
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