こんにちは!
奈良女子大学のジェニです。
二学期が始まってしばらくして、受験対策も少しずつ本格的になって来ている頃かと思います。
学校行事や授業に加えて、模試を受ける機会も増えているのではないでしょうか。
模試の判定が悪くて、落ち込んでしまっている人もいるかもしれません。
そこで今回は、模試で思ったような結果が出なかったときの対処法について、私自身の経験も交えて紹介します!
落ち着いて結果を分析しよう!
返却された模試の結果を、ざっと見るだけで終わってしまっている人はいませんか?
模試の結果をじっくり見ないこと、実はすごくもったいないんです!
模試の結果には、自分の実力と志望校の距離を推し量るための情報がたくさん詰まっています。
全体の判定だけ見て一喜一憂するのではなく、細かい情報を確認していきましょう。
具体的には、各教科の大問ごとの正答率に着目して、平均値に足りている分野や足りていない分野を洗い出すことがおすすめです。
次の模試までに対策するべきウィークポイントが絞られますし、意外と対策の成果が出ている分野があるかもしれません。
私の場合は、数学や世界史などの苦手教科について、模試を受けるたびに単元ごとの到達度をチェックしていました。
範囲が広く内容がある程度単元ごとに切り替わるこれらの教科では、単元ごとに見渡すことで次に力を入れるべきポイントを見つけやすくなります。
次回までに挽回するための計画を立てよう!
結果の分析ができたら、次回の模試までの学習計画を立てましょう。
重点を置いて対策するポイントと対策方法を間違えなければ、巻き返しも十分狙えます!
結果から拾い上げたウィークポイントについて、次回の模試を目処に対策を強化していきましょう。
対策方法としては教科書や「大学受験よく出る基礎」アプリでさくっと基礎を振り返ったり、模試の解きなおしや「合格への100題」を用いて演習を重ねたり、自分の到達度に合わせて適切に対策していきましょう。
判定がすべてではない!
模試の判定が悪いとつい焦ってしまいがちですが、判定がそのまま皆さんの合否を決定するわけではありません。
模試のA~Eの判定の比率を知っていますか?
模試の種類によっても異なりますが、実は、同じ大学に対して志望者の6割、過半数がE判定となっているのです。
一口にE判定といっても、志望者のうち上位過半数に入る人も居れば最下層に属する人も居るということです。
つまり、単純な判定のアルファベットに翻弄されるのではなく、細かい結果を見ていくことが重要だということです。
また、人によって問題の傾向に向き不向きがあったり、模試前後にトラブルがあったりと全国の受験生の受験環境は様々です。
一回の模試の判定のみがそのまま合否に直結するわけではありません。
私自身、判定が思ったように伸びずに不安になったときもありましたが、担任の先生に以上のような判定の捉え方についてのお話をしてもらって少しほっとした経験があります。
まとめ
①落ち着いて結果を分析しよう!
②次回までに挽回するための計画を立てよう!
③判定がすべてではない!
以上が、私がお伝えする模試の判定が悪かった時の対処法です。
模試の判定に一喜一憂せず、自分の実力を確かめる指標として用いていきましょう。
困ったことがあれば、いつでも「先輩ダイレクト」で相談してね。
<この記事を書いた人>
奈良女子大 ジェニ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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