皆さん、こんにちは!
なべです!
皆さんは模試の直前、勉強していますか?
私はあまりしていませんでした。(笑)
というのも、「直前に少し何かしたくらいじゃ変わらないだろ」と考えていたからです。
しかし、直前に勉強するだけで、結果はもちろん、知識も身につき得ると思います。
そこで、模試直前期に何をすればよいか、お話していきます。
ポモドーロテクニック
まず、前提として、直前期に、短時間から始められる集中できる勉強法をお伝えします。
ポモドーロテクニックです。
ポモドーロテクニックというのは、仕事の生産性を向上させる時間管理術のことをいいます。
検索するとすぐ出てくると思うので、気になる方は調べてみてください。
簡単に説明すると、25分間作業(勉強)をして、5分間休憩をする、ということを4セット行い、4セット後には30分休憩するということを繰り返す手法をいいます。
このポモドーロ法を使うと、科学的に集中力が持続するほか、アラームで時間を強制されるため、勉強しやすいと思います。
しかし、「25分は短くね?」と感じる人もいるでしょう。
私は短いと感じていました。
そのため、ポモドーロのメリットが減りますが、50分勉強+5分休憩を2セットしたら15分休憩という時間配分で勉強することが多かったです。
大学入学後も、必要に応じて上記のように勉強しています。
個人的には、アラームで管理できるならば、時間配分は自由でもよいかなと思います。
コレだけやってみよう
とはいえ、模試の直前に少しやっただけでは変わらないと、達観している方もいるかも知れません。
あるいは「付け焼き刃は意味がない、今の実力で勝負するぜ」という方もいるでしょう。
そのような考え方もアリではありますが、勉強はすればするほど、将来的にアドバンテージになるので、私は勉強することをオススメします。
そこで、各科目具体的なやるべきことをお話します。
国語
現代文は、個人的には長期的に成長させる必要があると考えています。
そのため、直前期に付け焼き刃でやっても、あまり点数は伸びない可能性が高いです。
そこで、古文漢文にメインで取り組むことをオススメします。
具体的には、古文は古文単語と助動詞の確認を、漢文は句法の確認を、それぞれやることをオススメします。
古文単語は、設問1つ使って問われることもありますし、文章自体を読みやすくするため、思い出すことで点数に直結しやすいです。
また、助動詞も、文章内容がわからなくても、文法の設問であれば、各肢の末尾を見ることで解ける可能性があります。
漢文句法も、設問でそのまま問われるか、問われなくとも文章内容の理解を促進するため、タイパがよいでしょう。
以上より、上記3つを確認するだけでも、点数が伸びる可能性が高まります。
数学
応用問題については、慣れと解き方理解が必要であるため、直前の学習では点数が伸びにくいです。
そこで、各単元の基礎を確認して、取れるところで確実に点数を取りましょう。
基礎の勉強は、模試後の応用問題の学習にはもちろん、模試でも小問の点数を取れる可能性があるので、有効です。
直前であれば、ヤマを張って一つの単元を深めるよりも、幅広く忘れていないことの確認をすることをオススメします。
英語
英単語は、長文読解はもちろん、リスニングでも役に立ちます。
また、文法問題でも、英単語を暗記する中で品詞を覚えておくことで、得点直結する可能性があります。
そのため、英単語を思い出すということがオススメです。
直前期で、正確な暗記は難しいかもしれませんが、例えば英単語帳を1冊を、流して読んでみるとよいと思います。
暗記のレベルは下がりますが、知っている、見たことある単語が増えることで、長文読解しやすくなります。
ある研究では、文章のうち、3割の英単語を見たことがないものである場合、難しく感じる割合が高まるそうです。
そのため、必要以上に難しいと感じないためにも、見たことある単語を増やすというのは有効だと思います。
理科
私は生物基礎と化学基礎の共通テスト模試を受験したことがあるので、その2科目についてお話しますね。
生物基礎に関しては、教科書で太字になっているキーワードだけでも覚えましょう。
その際、キーワードを単に覚えるのではなく、キーワードを見た時に、その内容を説明できるようにするとよいです。
説明できるキーワードを増やすことで、4択の問題など、選択肢を減らせる可能性が高まります。
また、キーワードの内容から、解釈で答えを導きやすくなるため、直前にはできるだけ多くキーワードを覚えましょう。
化学基礎に関しては、暗記も大事ですが、公式を絶対に落とさないようにしましょう。
特に、公式は暗記するだけではだめです。
その公式をどう使うのか、基礎の問題で確認しておきましょう。
私は公式を覚えるだけで、どう使うのかまで理解していなかったため、問題を全く解けなかったことがあります。
基本的な問題だけでも、解けるようにしておきましょう。
社会
私は世界史の模試を受験したことがあるので、そのお話をしますね。
世界史は深めればどこまででも掘り進めることができてしまいます。
しかし、直前期に掘り下げることはできないため、流れを抑える必要がありますが、その際、一つの事項に着目することをオススメします。
例えば、地図に着目、人に着目、文化や道具の写真に着目、等々です。
時間がないため、一つのことに着目して、範囲の歴史の流れを振り返るだけでも、解ける問題は増えると思います。
まとめ
以上まとめると、下記の図のようになります!
というわけで、模試直前期の勉強法をお話ししました!
もし何か詳しく聞きたいことやわからないこと、本記事以外に聞きたいこと等ありましたら、先輩ダイレクトで質問してくださいね。
いつでも指名質問をお待ちしております!
以上、なべでした!
<この記事を書いた人>
慶應義塾大学法科大学院在学中
中央大学法学部法律学科卒業
なべ
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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