夏休みが終わってから約一か月が経ち、受験本番も少しずつ近づいてきました。
受験勉強、特に二次試験の対策をしていくなかで、「記述問題の得点がなかなかとれない...」と感じている人も少なくないのではないでしょうか。
共通テスト模試では高得点が取れていた強化・科目でも、記述模試になると得点が急に低くなる、という現象に私は悩まされていました。
ですが、記述式の問題には記述式の問題のための対策をすることで、得点をのばすことができます!
そこで、私が記述式の問題を解く際や解いた後に注意していたことを二つ、紹介したいと思います。参考になれば幸いです!
その① 何について聞かれているかをきちんと把握しよう!
一つ目は、本文と問題文を読み、何について答えることが求められているかを正確に把握することです。
当たり前のことを今さら...と思うかもしれませんが、「~はなぜか。」という問題文に対して、「~こと。」など、問題の答えになっていないような解答をしてしまったことがある人は意外と多いと思います。
解答の語数が多い場合や時間がなくて焦っているときなど、余裕がない状態のときには特に、何について聞かれているかを忘れてしまいます。
私は二次試験で小論文が必要だったので、何について聞かれているか、ということには特に気を付けていました。
注意して問題文を読むことはもちろん重要ですが、問題文に適宜線を引いたり、予め問題文に対応する文末表現だけ書いておくなどの方法もおすすめです(実際に私がやっていたことです)。
その② 模範解答と自分の解答を比較しよう!
二つ目は、問題を解いた後、自分の解答と模範解答が手元にある状態で是非やってみてほしいことです。
模範解答には多くの場合、採点基準が詳しく書かれています。
模範解答をそっくりそのまま解答として書けるようにすることはほぼ確実に不可能ですが、採点基準をしっかり読んでおくことで、何に注意して書けばより得点がもらえるのかがわかってくると思います。
それに伴って、本文を読む際にもどこに注意して読めばいいかがわかり、問題が解きやすくなるはずです。
私はもともと国語(特に現代文)のときには本文に傍線を引いていたのですが、何となく重要そうなところに線を引いていたので、時々自分で引いた線に惑わされていました。
しかし、模範解答に目を通すことを繰り返すうちに、無駄な傍線が少し減り、問題を解く効率が上がったように感じました。
これはかなりおすすめなので、ぜひやってみてください!
まとめ
今回の記事では、記述問題の必勝法と題して、
①何について聞かれているかをきちんと把握しよう
②模範解答と自分の回答を比較しよう
と題してお伝えしました。
記述力が上がれば、二次試験での得点を伸ばすことができるだけでなく、小論文のようにより長い記述問題についても解きやすくなると思います!
受験も後半戦!まだまだ一緒にがんばりましょう!
<この記事を書いた人>
名古屋大学 まっち
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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