こんにちは!
九州大学歯学部のあくあです。
高校3年生の秋、そろそろたくさん模試を受ける時期かもしれません。
私が高校3年生の頃は、10月に毎週、3つか4つほど模試を受けた記憶があります。
私は模試があまり好きではなかったので、とてもこの時期は大変でした。
模試と言えば気になるのが、判定...。
AとかBとかCとか判定が出ますよね。
模試で出る判定に一喜一憂してはいけないとは思っていても、良くない判定が出るとやはり精神的に辛いものがありますよね。
そこで今回は、実際に私が模試で取っていた判定やそれに対する向き合い方についてお伝えします。
高3の秋
私は高校3年生の最初の模試から、九州大学を第一志望校として模試に記載していました。
しかし、高校3年生の4月、取った判定はE判定。
あまりの判定に驚きましたが、高校3年生で受ける模試は浪人生も受けていることが多いため、それが理由かなと思い、別に判定は気にしないことにしました。
その後、1~2か月に一回以上のペースで模試をいくつか受けましたが、特に判定には変化はありませんでした(EかD判定でした)。
私は学校がある時期はもちろん、夏休みにとても学習を頑張ったことに加えて9月や10月も一生懸命に学習に取り組みました。
自分なりにとても頑張ったので、夏までの模試の結果は悪かったけど、そろそろ結果(≒良い判定)が出てくるだろうと思っていました。
10月に受けた模試が、11月の終わりか12月の始めに返ってきたと思います(時期はよく覚えていません)。
そこで判定を見ると、まさかのE判定。
ちょっとは成績が上がっているとは思っていましたが、判定は変わっていませんでした。
ここまでやったことが目に見えた成果として出てこないと、私も人間なので、やっぱりとても落ち込んでしまいますよね。
高3の4月に受ける模試とは違って、高3の10月すなわち共通テスト3か月前に受けた模試です。
「あんなに頑張ったのに、なんにも報われなかったな」
私はこの模試の結果が返ってきた11月や12月ごろ、本当に受験をやめてしまいたい気持ちでいっぱいでした。
「とても辛いのに、なぜ受験勉強なんかやっているんだろう。」
こんなことを考えながらも、ひたすらに手を動かし続けました。
それでも
それでも時間は進みます。
ひたすらに、ひたすらに、もがき続けました。
自分自身と戦いながら、ようやく迎えた共通テスト本番。
共通テスト本番を受けた後、自己採点をしてその結果をベネッセや予備校などに提出すれば、受験生の中での自分の位置や志望校の判定などを教えてくれる共通テストリサーチと言うシステムがあります。(自分の通う高校でやってくれました)
私は実際にこれをベネッセやいくつかの予備校に提出しました。
それでやっっっとC判定。
ようやくEやDから脱却できました。
このとき私は、「C判定ならいける!」と思っていました。
なぜなら、現役生は最後の最後まで伸び続けるという風に聞いていたからです。
私の実体験ですが、私の場合、学力は最後の最後にものすごく伸びたと思っています。
つまり、12月、1月、2月です。
もちろん最後の最後に大ジャンプできたのは、それまでの大きな積み重ねがあったからだと思っています。
目に見える結果が全てではない
模試の結果は、「目に見える結果」です。
もちろん良い判定を取るにこしたことはないですが、それは受験本番ではありません。
あくまでも、本番を模した「練習」です。
自分がめちゃくちゃ勉強したのに、模試で上手く点数を取ることができなかったとしましょう。
しかしそれは、たまたま自分が勉強した範囲ではないところが出題されただけかもしれません。
勉強というものは、この図にあるように自分の中の知識の抜け(穴)を埋めていくという作業です。
もし学力を上げることができたとしても模試で上手くいかなかったときは、「めちゃくちゃ勉強して穴をできる限り埋めることはできたけど、模試ではたまたま別の穴と同じ範囲が出題されてしまった」ということがあるかもしれません。
これからさらにたくさん模試を受けて、判定が悪くても大丈夫。
これまで頑張ってきたあなたなら、他の部分の穴はたくさん埋めることができているはずです。
たまたま埋めていない穴から出題されたら、ラッキー!だと思って、模試の復習をしましょう。
さらにたくさんの穴を埋めることができる、とてもラッキーなチャンスですよ。
まとめ ~模試の判定は合否判定ではない~
模試はあくまでも「模擬」の試験、すなわち「練習」です。
模試の結果は実際の合否判定ではないので、悪くても全く気にしない勢いで突き進んでいきましょう!
たかが模試の判定なんかに自分の志望校への想いを断ち切られないようにしましょう。
負けてたまるか!
自分の第一志望校への想い、信念の強さを見せつけてやりましょう!!
応援しています!
何か質問や相談があれば、いつでも先輩ダイレクトで相談してくださいね。
<この記事を書いた人>
九州大 あくあ
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