みなさん、こんにちは。
筑波大学の「のりりん」です。みなさん、よろしくお願いいたします。
今回は、この時期のお悩みとして私も感じていた、「やらなきゃいけないことが多いのに、時間が足りない」というものに対処すべく、何から手を付ければいいか、意識するべき3つのポイントをお伝えしたいと思います。
特に国公立大学を目指すとなると、多くの科目を受験しなければならず、その分やるべきことがたくさんありますよね。特に今年からは「情報」も増えて大変ですよね。
それぞれの科目でどこから手をつければいいのか迷ってしまっている方もいるでしょう。
今回は、そんな皆さんのために「共通テスト合格のための必要なポイント」をご紹介します。迷った時の対応策として、ぜひ参考にしてください。
①問題形式に慣れること
まず、最も重要だと思うのは問題形式に慣れることです。
共通テストの問題は、年によって問題文の量や難易度が変わりやすい傾向にあります。
しかし、大枠はあまり変わっていません。
どの大問で何が求められているのかを整理し、何に重点を置くか、考えてみましょう。
今年から新課程となりますが、試行調査を確認してみると、そこまで大きくは変わらないことが分かります。
今までに実施された過去問や、予想問題などの問題演習を重ねて、問題形式に慣れていきましょう。
また、例年、時間内に終わらないということが発生します。
私も試験本番に英語のリーディング試験で終わらないかと焦ったことを思い出しました。
ですので、時間にもシビアになって、「解き切る」ことを目指してもらえればと思います。
解けそうな問題が時間がなくて解けなかったときのショックほど大きいものはありません・・・。
②全体でまんべんなく点数がとれるようにすること
特に、「苦手科目の点数分を得意科目で補おう」と考えているキミ!注意が必要です。
①でもお話ししたように、難易度の変化によって、今までの問題演習の時と同様に点数を取ることが難しい場合があります。
また、苦手科目の点数不足を補おうとすることで、焦りを感じたり、気負ってしまうことがあります。
ですので、練習の段階から、全部の教科で最低〇点はとれるようにしよう、と意気込んで対策をし、得意としている教科は、それ以上の点数を狙いにいくことをお勧めします!
そのために、科目ごとに自分の現状を今一度把握し、苦手科目からも目を背けず、残りの2か月できちんと力をつけていきましょう。
③通史や概略をつかみきること
受験生の中には、日本史の通史やテーマ史、そして政治経済の細かい部分を覚えるのに苦しんでいる方も多いでしょう。
私自身もその一人でした。
しかし、共通テストでは、ただ覚えた知識をそのまま問うのではなく、その知識をどのように活用するか、応用力を見る問題が非常に多いのが特徴です。
そのため、暗記が必要な内容については、早めに身につけてしまうことが重要です。
まずは、教科書や参考書、過去問を使って、大きな流れを把握することから始めましょう。
例えば、日本史では、時代ごとの主要な出来事や人物、文化背景をつかむことがポイントです。
その後、細かいエピソードや具体的な事項に進むことで、全体の理解が深まります。
政治経済に関しても同様で、最初に基本的な概念や制度についてしっかりと理解してから、細かい内容に取り組むと効率が良いです。
基本的な知識がしっかりと定着していると、応用問題にも対応しやすくなります。
また、暗記だけに終わらず、その知識を実際の問題でどう使うかを意識することが重要です。
例えば、過去問や予想問題を解きながら、自分が覚えた知識をどうやって引き出し、問題解決に結びつけるかを練習するのがおすすめです。
このプロセスを繰り返すことで、覚えた知識が「使える知識」に変わり、応用力も自然と養われます。「知っている」から「使える」へと変換することを目指しましょう。
最後に
以上の3つのポイント(①問題形式になれること、②全体でまんべんなく点数をとれるようにすること、③通史や概略をつかみきること)を軸に対策を実践することで、やるべきことが多い中、どの科目から手をつければよいかわからないという悩みが軽減され、効率よく共通テストに臨むことができると思います。
皆さんの努力が実を結び、志望する大学に合格できるよう、心から応援しています。頑張ってくださいね!
<この記事を書いた人>
筑波大 のりりん
ライブが好きでいろんなアーティストのライブに行きまくってます♪
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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