受験勉強も後半になってきて、二次試験対策を進めている人も多いかと思います。
でも、1月にある共通テストの勉強ももちろん必要です。
「この科目は共通テストでしか出題されないし、二次試験対策みたいにたくさん過去問を解いたりしなくても、得点できるよね」
と思っていると、共通テスト直前になって焦ってしまうかもしれません。
実際に私は理科の基礎科目は共通テストのみの受験だったのですが、共通テストが近くなってきた頃に知識の甘い分野が見つかり、少し焦った思い出があります。
そんな経験を元に、今から始めるべき共通テスト対策を紹介していきたいと思います!
ゼミの共通テスト教材を使うべし
高3の今の時期は、学校での勉強もあって、そもそも二次試験の勉強時間を十分に確保することさえ難しいかもしれません。
でも、平日にゼミの共通テスト教材を解いたり、学校の定期テストに向けて対策をしたりすることで、自然と復習や知識の定着を行うことができます。
そうすれば、共通テストの過去問など実践的な問題に取り組んだ際につまづきにくく、効率よく共通テスト対策を進めることができるでしょう。
理解があやふやな部分は教科書や参考書で確認すべし
先述したように、ゼミの教材や定期テスト対策をしていく中で、昔に学習した内容のヌケモレに気づくこともしばしばあるかと思います。
その分野は、実際に解いた問題だけでなく、学習内容を大きく忘れてしまっている場合もあります。
このときに、目指す勉強は、
【1問解いたら10問解けるようになる勉強】
です!
これはなかなか勉強時間が確保できない、共通テストのみの科目にも適用できることです。
というのも、入試本番で勉強してきた問題がそのまま出題されることはなかなかありません。
どのような問題が出るかわからない状況の中で対策をするためには、問題そのものの対策ではなく、問題を解くための手段を対策する必要があります。
ゼミの教材やテスト対策の問題を解く中で、知らなかった解き方や知識があれば、その都度補って理解できるものを増やしていきましょう。
わからない問題を教科書や参考書に立ち戻って復習することはもちろん、正解した問題も解説を読んで、知識を増強することができるとよいですね。
過去問を解いて本番のイメージを固めるべし
「過去問は直前まで解かずに取っておくべき!」との考えを持っている人も少なくないと思います。
確かに、直前の確認として直近の過去問を取っておくのは良いのですが、3年以上前の本試験や追試験の問題は問題の傾向を掴むために一度解いてみることをおすすめします。
私は、共通テストの2日前くらいに前年度の「英語 リーディング 追試験」を解いてみたのですが、それまで対策していた問題の分量よりかなり多く驚いていました。
おかげで本番ではスピードを意識して解くことができたので、結果的には良かったのですが、直前の過去問も研究として1度解いてみることもオススメします!
また、知識の復習にもなるので、数学や理社はセンター試験の過去問なども解いてみることも良いと思います。
まとめ
最後にまとめです!
時間が確保しにくい中でも、共通テストのみの科目を対策するには、
・ゼミの共通テスト教材を使う
・理解があやふやな部分は教科書や参考書で確認する
・過去問を解いて本番のイメージを固める
が大切な点です!
この記事を読んでくださったみなさんが、本番で良いパフォーマンスができるよう、応援しています!
<この記事を書いた人>
東京大 ぴこさか
マイブーム:ちょっと背伸びな暮らしをすること
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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