こんにちは!
千葉大工学部のしょんとーです。
暑さもだんだんと和らぎ、過ごしやすい日々となってきましたね。
勉強面では、過去問を解いてみたり二次試験対策に取り組んでみたりした人も多くなってくるでしょう。
もしかしたら、なかなか記述力が上がらなくて悩んでいる人もいるかもしれません。
ですが、記述力はしっかりとステップを踏んで取り組めば上がりますし、記述力が上がれば自然と思考力もついていきます。
記述力と思考力は比例する
私は、記述力が上がれば思考力も上がると思っています。
採点者にきちんと伝わるように書けるということは、しっかりと自分の持っている知識や解き方を動員して、順序立てて思考が出来ている裏付けだと考えるからです。
そして、記述力は鍛えることができます。
まずは、自分のざっくばらんな考えを整理して順序立ててまとめることや、解答の中で自分の使う言葉に気を付けることから始める必要があります。
また、それがきちっと出来ている答案を読み込むこと、添削課題を出してフィードバックをもらうことも効果的です。
私も、高3の冬に、これまで溜めてしまっていた添削課題を出しまくり、フィードバックをもらえたことで、本番で通用する記述力を得られたと思っています。
記述力を上げるために目を配るべきポイント
採点者に伝わる文章を書くのは、実はそんなに難しくはないです。
小説のような美しい言葉遣いとかではなく、次の2点を意識することが大切だと思います。
考えを筋道立てて論理的に表せているか
問題を解くときは、過去の似た問題の解き方を思い出したり、自分の既知の知識をどう生かすかを考えたり、ざっくばらんに様々なことを考えると思います。
ですが、最終的に用紙に書くときは、それを順序立てて、根拠なども述べながら、物語のストーリーを作るようにまとめる必要があります。
私自身、高3の時は、問題を解いて答えを見た後、数値が合っていればすぐに次に進むのではなく、それに至るまでの流れが論理的か、模範解答と合っているかを必ず確認していました!
正しい表現が出来ているか
解答がいくら論理的でも、自分にしかわからないような書き方や表現では採点者に伝わりません。
例えば、数学などは式が合っていればよいと思うかもしれませんが、次のようなことをするとしっかり減点されてしまいます。
・勝手な記号や略称を使う
・きちんと説明することなしに新しい文字を置く
・矢印や等号を本来と違う意味で使う
また、「なので」と「ならば」のように似ていても全然意味の違う言葉の使い分けなども必要です。
私自身も、時には模範解答を模写しながら、こういう書き方が論理的なのかと学んでいました。
まとめ
今回は、記述力を上げることをテーマに、普段から意識すべきポイントについてお話ししました。
読んでもわかりやすく、論理的な記述答案を作る作業は、実はやりがいがあって楽しいものだということを最後に伝えて終わろうと思います。
ではまた。
<この記事を書いた人>
千葉大 しょんとー
高3のとき、数学の記述答案の書き方についての参考書を読んで勉強しました!
※この記事は、公開日地点の情報に基づいて制作しております。
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