こんにちは!
奈良女子大学のゆいっぺです。
ようやく暑さも落ち着いてきましたね。
学生生活において特大イベントの文化祭も終わった人が多いと思います。
秋には2次試験用の大学別個別模試がありますよね。
個別模試では記述問題が出ることも多いでしょう。
そこで、今回は記述回答のコツ3選を伝授しようと思います!
模試だけではなく、普段の定期テストでも使えるので、ぜひ明日から使ってみてください!
①主語・目的語・述語を明確にする
まずは、問題文で、「誰(何)が」「何を」「どうした」のかを聞かれているか確認しましょう!
国語の問題文では、本文中に傍線が引かれていて、「どういうことか」と聞かれる問題をよく見た覚えがあります。
「どういうことか」という問題の回答の要素は「誰(何)が」「どうした」のかという点だと思うので、まずは主語と述語をしっかりさせることが大切です。
次に、述語の中身の理由付けとして目的語を考えていきます。
なぜそのような行為をとったのか、なぜそんなことが起きたのかなどを肉付けしていくことで目的語が出来上がってきます。
先に主語を確定させておくことで、記述中に混乱することもなくなりますし、わかりやすい回答ができると思います。
注意ポイントは文末表現です。どういうことかを聞かれている場合は「~なこと。」理由を聞かれている場合は「~から。」というように、問題文をちゃんと読んで、適切な文末表現を心がけるといいですよ!
②回答の要素を決めておく
国語や英語の場合、解答欄があるものが多いですよね。
解答欄の1行につき30字程度で、1行1要素ぐらいだと思って記述するようにしていました。
なので、例えば5行の解答欄の場合は、150字程度で5つの要素を組み込んだ回答にするということです。
解答欄の大きさから、あらかじめ必要な要素を数えておき、本文中から要素をピックアップするのです。
こうすることで、同じことを2回書いていたり、支離滅裂な文章になるのを防ぐことができます!
また、回答が作りやすくなって、より短時間で回答を作ることにもつながります!
③下書きを作る
ここまで、主語・目的語・述語を明確にし、回答の要素を解答欄の大きさから数えておき、要素をピックアップすると良いとお話ししました。
では、これらを踏まえて回答を作るわけですが、いきなり回答用紙に記述するのではなく、問題用紙の空きスペースや白紙の裏紙に回答の下書きを作ることがオススメです。
下書きなので、助詞や助動詞を含んだきちんとした文章にする必要はありません。
回答のポイントとなる主語、回答の要素、目的語、述語を書き出し、文章として成り立っているのかを確認します。
ここで、論理が飛躍していることや、要素が足りないことが発見できれば、追加で記述することができますよね。
一度解答欄に記述した後に要素が足りないことや論理の飛躍に気付いても、最初から書き直すのには時間がかかってしまい、タイムロスになってしまいます。
なので、少しだけ時間を使い、下書きをすることで、むしろタイムロスを防ぐことができるのです。
まとめ
ここまで読んでくれてありがとうございます!
今回は模試や定期テストの記述問題で使えるコツをお伝えしました!
どれも簡単に始められるものなので、普段のワークや問題集、チャレンジの添削課題でも使ってみて、練習を重ねてくださいね!
最初は面倒だと思うかもしれませんが、慣れてくると時短になって記述問題が怖くなくなります!
ぜひ試してください!
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<この記事を書いた人>
奈良女子大 ゆいっぺ
食欲の秋ですね!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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