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【岡山大】これで合格しました!推薦合格の志望理由書 大・公・開!

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この記事を書いた人

岡山大学 文学部  そらん

【岡山大】これで合格しました!推薦合格の志望理由書 大・公・開!

こんにちは!岡山大学文学部の そらん です。

記事を見てくれてありがとう!

夏休みも終わり、推薦が控えている方々は、本格的に「志望理由書」に取り組んでいる時期ではないでしょうか。

まだこれから書き始める!という方は、まずはコチラの記事を参考に書き始めてみてくださいね。

わたしの志望理由書

今回は「ほんとにこの志望理由書でいいのかな・・・」と少し行き詰まってしまった方必見!

合格を掴み取ったわたしのリアルな志望理由書を公開したいと思います。

◎◎この志望理由書を見て参考にしてほしいこと◎◎

・全体の構成

・言葉の言いまわし

××この志望理由書を見てしてほしくないこと××

そのまま志望理由書に使うこと(剽窃にあたります)

あくまでも「参考」程度に見てくれたらなと思います。

全体の構成

全体の構成

全部で2284字と、志望理由書にしては字数多いほうなのではないかなと思います。

1~4に分類して、ポイントを説明していきます。

※長いので「・・・」と省略している箇所や、表記を「○○」と置きかえている部分があります。

【1】第1文

私が貴学を志望する理由は、私の志である、異文化をあらゆる学問分野から学び理解すること、SDGs達成への積極的な活動を行うことの2つが、貴学部での学びにより実現できると考えるからだ。

まず簡潔に1文。志望理由書の主軸となり、「結局言いたいことはこれです!」となる文章をバシッと持ってくることが大切。

長さはこれでも長いぐらいなので、これより短くなるように。長すぎると、「ん?」と読み返したくなります。読み手が読み返したら分かりにくい文章ということなので、よくありません。

【2-1】高校での体験①~③

私が異文化に興味を持ち始めたきっかけとなったのは、高校時代での3つの経験である。

1つ目は、2年次にイギリスへ短期留学したことだ。

・・・私は書道パフォーマンスと体験会を行って大盛況を収めることができ、現地の方や日本以外からの留学生らと国境を越えて日本文化の楽しさを共有できたことに感動した。

またイギリスでの普段の生活の中では、多くの発見と学びがあった。

・・・日本ではあまり感じることのない多文化共生社会を実感した。

2つ目は、1年次に行われた修学旅行で東京ジャーミイを訪れたことだ。

私は初めて直接イスラム文化に触れて、その文化の美しさに魅了された。

ニュースでイスラム過激派の報道をよく目にしていた私は、イスラム教徒に対して怖い印象を抱いていた。

しかしモスクを訪問しムスリムの方のお話を伺ったことで、短時間ではあったものの、自分の考えていたイスラム教徒への印象が偏見であることに気付くことができた。

3つ目は、○○氏の『○○』という本を読んだことだ。・・・そのとき頭をよぎったのは、日本人の母とカナダ人の父を持つ仲の良い友人のことだ。

私は彼女に対して「カナダ人だから...」という言葉を、深く考えずに何度か使ったことを思い出したからだ。

外見で判断して発した配慮の足りない発言を深く後悔した。

5つの要素でいう「過去の経験」に該当します。

わたしは興味をもったきっかけとして、3つの経験を具体的に挙げています。

全体の文章量にもよりますが、複数あると多角的に経験し考えていると思ってもらえるかなと思います。

複数挙げることは大変に感じますが、特別なことではなくても、修学旅行や読書からヒントを得て十分書くことができました。

逆を言えば、単に「留学」という強そうなワードに頼っていたらお粗末になります。

しっかりとその経験を通じたビフォーアフターを明確にして、書き上げることが大切です。

【2-2】これらから考えたこと

これらの経験から、異文化を専門的に学び、多様なバックグラウンドを理解できる人になりたいと思うようになった。

・・・私は文化を、歴史や地理、宗教、哲学などあらゆる学問分野から多角的に探究していきたい。

異文化を理解するためには「海外に行く」「外国人と話す」といった現在の文化の表面を見るだけでは不十分であり、現在に至るまでの歴史や、価値観に関わる宗教・哲学なども学んでいく必要があると思うからだ。

そのため貴学部の、分野の枠にとらわれず人文学にアプローチすることができる教育システムに魅力を感じた。

・・・そのような時代の流れで、私は「多文化共生」の在り方を探りたい。

外国を訪れたり本を読んだりするだけでなく、貴学部の教育システムを活かして、哲学・文学・歴史・地理など様々な面から異文化について考察したい。

そして、高校時代に感じた様々な感情を昇華させ、多文化共生について深い理解を持った人として、人々の生活に貢献できる大人になりたいと思う。

5つの要素でいう「取り組みたいテーマ」「テーマの社会的意義」「将来やりたいこと」を詰め込んだ箇所です。

「将来やりたいこと」の抽象度高く、「こんな人になりたい」という具合ではありますが、必ずしも具体的な職業名にこだわる必要はないと思います。

ただその一方で、しっかりと「取り組みたいテーマ」「テーマの社会的意義」については、厚みをもって考えを述べられる状態が必要です。

要は、5つの要素のバランスです。すべてに同じくらい注力する必要はありません。

ここでとても重要なのが、「自分の考えていることが、貴学部での学びを通じて実現できるんだ!」と主張することです。

よく惜しい志望理由書で、「大学の説明」になってしまっているものを見かけます。

そうではなく、「自分の考えていること」が「こんな風に貴学部で実現できるんだ」という構文を使いましょう!

【3】貴学である理由

次に、ESDに長年取り組んできた貴学で、以前より関心を寄せてきたSDGs達成に向けての活動を行いたい。

・・・これまで私はSDGsに関するさまざまな文献を読み、イベントに参加するなどしてきた。

そこで得た知識と体験をもとに、アクションを起こしたい。

ゴール達成へのアプローチ方法は様々あるが、私は12番目の「つくる責任つかう責任」というゴール達成のために、エシカル消費に注目している。

・・・そして○○となり、現存の○○組織の影響を拡大していきたい。

・・・私はこれまで○○主催の「○○」○○として、留学報告会を開催したり小学生向けの全国紙に留学体験談を寄稿したりするなどのアンバサダー活動を行ってきた。

この経験を活かし、○○の使命を果たしたい。

5つの要素でいう「その大学でなければならない理由」の部分です。

字数に余裕があれば、必ずしも学部での学びに「その大学でなければならない理由」を見出す必要はないと思います。

わたしのように、大学独自の制度や推し進めている取り組みなどがあれば、そういったものに関連して書くことができるのではないでしょうか。

ここでは「自己PR」をまぜながら述べています。

志望理由書以外に自己推薦書などなければ、こういったところで少しアピールポイントを織りまぜておくのもよいです。

【4】最後の1文

このように、私は貴学で異文化をあらゆる学問分野から学び理解し、SDGs達成への積極的な活動を行いたい。2つの私の志を実現させるために、志願する。

最初の1文を言い換えるかたちで、最後の1文。

「結局こういうことが言いたかったんですよ」という締めの1文で終わりましょう!

まとめ

ここまで長い文章を読んでくれてありがとう!

解説も含めていたら長くなりました。

少しでもリアルなわたしの志望理由書がお役に立てれば嬉しいです。

「志望理由書チェックしてほしいな~」ということがあれば、「先輩ダイレクト」へ!

アドバイスさせてください!

<この記事を書いた人>
岡山大 そらん

アイス毎日食べて生きてます!

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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