みなさん、こんにちは!
東京都立大学のみゆみゆと申します。
新学期も始まり、受験までのカウントダウンが近づいてきましたね。
高3の今頃、推薦のための志望理由書を作成していたことを思い出します。
理系志望の受験生にとって、一般受験の対策もある中で志望理由書を書くのは大きなチャレンジです。
単に事実を並べるだけではなく、自分の考えや行動を具体的に示すことが大切。
説得力のある文章を作ることができます。
今回は、効果的な志望理由書を書くためのステップを3つ紹介します。
分野に興味を持ったきっかけを具体的に
まず、その分野に興味を持ったきっかけを具体的に説明することが大切。
先輩ダイレクトの志望理由書を見ていてよくある「○○に興味があって~」という一般的な表現ではなく、なぜその分野に興味を持つようになったのかを明確にすることが大切です。
例: 私の場合、「環境分野」に興味を持ち始めたきっかけは、高校の授業で見た「50年後の天気予報」でした。
この番組を見て、地球温暖化の現実を目の当たりにし、何か行動を起こしたいと感じました。
次に、その興味を深めるために取った具体的な行動を書きます。
例: 実際の地球温暖化の状況について自分で調べ始め、その過程で化学がCO2の有効利用に貢献できることに気づきました。
さらに、その問題を解決するために必要だと感じたことも記載します。
これにより、単なる興味だけでなく、実際の行動や考えを示すことができます。
例: 現時点では研究の方向性は少し異なりますが、CO2の有効利用が解決策の一つであると考えました。
興味のあるゼミ・研究室を調べる
「なぜこの大学なのか?」という質問に答えるためには、具体的なゼミや研究室をリサーチすることが近道。
その大学で学ぶ理由を具体的に示すためには、興味を持っている教授や研究テーマについて書くと差別化できると思います。
例: ○○大学の○○教授は、××を用いた研究を行っており、自分が取り組みたいテーマに非常に合致しています。
そのため、この大学で勉強したいと考えています。
大学ごとの強みを調べ、他の大学では得られない経験や知識について言及することも、志望理由としてよりよいものになると思います。
将来のビジョンを描く
志望理由書では、将来どのような仕事をしたいか、どのような分野で活躍したいかを描くことも重要です。
高校生の時点では具体的な職種や企業がイメージしづらいかもしれませんが、大学のパンフレットや企業のウェブサイトを参考にしてみましょう。
例えば...大学のパンフレットを見て、卒業生がどのような企業に就職しているかを確認し、その中で興味を持った企業の理念や業務内容をリサーチすることができます。
「社会的意義」はどんなところにあるか、将来取り組みたい分野を具体的に示すことで、志望理由書に深みを与えることができます。
以上で今回の記事を終わります。
志望理由書を書く際には、自分の興味のきっかけ、その分野に対する行動、大学で学びたい理由、そして将来のビジョンを明確にすることが大切です。
自分自身と向き合い、「本当に取り組みたいこと」を考えることで、大学生活だけでなく就職活動にも役に立つと思います。
先輩ダイレクトの志望理由書アドバイスも受け付けているので、あなた自身の物語を形にしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
<この記事を書いた人>
東京都立大 みゆみゆ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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