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【名古屋大】この時期にやっておきたい推薦対策

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この記事を書いた人

名古屋大 法学部  サンライズ

【名古屋大】この時期にやっておきたい推薦対策

こんにちは!

名古屋大学法学部のサンライズです。

高校時代は、山岳部や書道部などいくつかの部活を掛け持ち、同時に生徒会役員としての活動もしていました。

得意教科は世界史と英語、苦手教科は数学です。

今回もよろしくお願いします!!

さて今回のテーマは、「この時期にやっておきたい推薦入試対策」です。

僕自身、今の大学には共通テスト利用型の推薦入試を利用して入学しました。

推薦入試は、単純に合格のチャンスを増やすという意味でも、自分ならではの強みをアピールできるという意味でも、利用価値の高い制度だと、僕は思っています。

一方で推薦入試は、例えば共通テストのような「ほとんどの受験生が受ける」ものではないことから、簡単に手に入る情報は多くありません。

しかも大学によって制度も千差万別で、分かりにくいことも少なくないですよね。

「どんな準備をしておけば良いのだろう」と不安に思っている人もいるかもしれません。

これから書いていくように、推薦入試に関する情報は、受験する皆さん自身が積極的に集めて志望動機と関連させて説明できるようにすることが非常に大切です。

そして、そうした準備をするのに適した時期は本格的に受験が始まる前、つまり今!

この記事が、皆さんが推薦入試の準備をするための手がかりとして、参考になれば嬉しいです。

推薦合格のカギは、「その大学を、よく知ること」にあり!

さっそく結論めいたことを書いてしまうと、僕が思う推薦合格のポイントは、「志望大学について、よく知ること」です。

①なぜ「知ること」が大事か?

なぜ、「志望大学について知ること」が大事なのか。
僕の答えは単純で、「大学について知らなければ、志望することも合格することもできない」と思うからです。

もちろん、「どんな大学か、よく知らなかったけれど、学力試験でうまくいって合格できた」というケースはあり得ます。

つまり、(とくに学力試験では)「その大学について知らなくても、合格する可能性はある」のです。

でも、推薦入試となると話は別。

推薦入試を利用するのに「その大学のことを知らない」状態では、合格はほぼ不可能だと、僕は思います。

もっと踏み込んでいえば、「その大学についてよく知らない」人は、「合格」はおろか「志望」すらできていないといっても過言ではありません。

いわば、「推薦入試のスタートラインにすら、立てていない」状態です。

大学によって様々な推薦入試の制度がありますが、ほとんどすべての制度に共通している点は、何らかの形で「なぜ、その大学で学びたいと思うのか」すなわち志望動機を受験生にアピールさせる点。

そして、そうした「志望動機」がその大学の特徴と噛み合っていることが、推薦合格の絶対条件と言えます。

その大学の特徴をよく知らなければ、それと「自分の志望動機」とを合致させることは困難でしょう。

だから、推薦入試を視野に入れている人には、ぜひ「その大学について、とにかく知る」ことを意識してほしいんです!

②どんな情報を「知る」べき??

では、どんな情報を集めればよいのか。

僕は、とりわけ「その大学における学びの特色」に注目して、情報収集するようにしました。

「その大学における学びの特色」とは、例えば「他大学にはない、その大学に独自のカリキュラム」とか、「その大学でしか学べない学問領域」といった、「その大学でなければならない理由となるポイント」のこと。

先にも書いたように、推薦入試では、様々な角度から「自分がその大学で学びたい理由」をアピールすることになります。

その際、「その大学で」学ぶ理由とか、「その大学だから」行きたいと思う理由が定まっていないと、アピールのしようがありません。

「他の大学と比べて、こういう特色があるから、この大学で学びたい」

「私のやりたいことは、こういう学びができるこの大学でないと実現できない」

などなど、とにかく大学の特色を自分の志望動機に引きつけて語ることが求められるのです。

だから僕は、推薦入試の準備として、「この大学では、どのような学びができるのか」「大学側がアピールしている学びの特色は何か」といった視点で情報収集してみることを、強くオススメします!

「私には、ここしかない!」とアピールできるかが勝負

先ほど、「その大学でなければならない理由」という言葉を出しましたが、もう少しこの点にこだわって書いていきます。

繰り返しになりますが、推薦入試で求められるのは、受験生が「その大学で学びたい理由」のアピールです。
もう少し具体的には、志望動機はもちろんのこと、「大学に入ってからやりたいこと」までも、説明していくことになります。

このとき、「他の大学でもできるような一般的なこと」を説明するだけでは、正直なところアピールとしては弱いかもしれません。

この点について、少し詳しく説明したいと思います。

例えば僕は、いま法学部で学んでいますが、法学部のある大学は僕の地元にもありました。

にもかかわらず僕は、県外の大学の法学部を志望しました。

このとき、ただ単に「法律の勉強がしたいから」と言うだけでは、「わざわざ県外の大学に来なくても地元で勉強できるのに、どうしてウチの大学に来るの?」と思われてしまいますよね。

その大学に入りたい思いを伝えるためには、単に「法律の勉強をしたい」だけではなく、「どうして法律の勉強をするために、この大学に入らなければダメなのか」を明確にする必要があるのです。

僕の場合、今の大学のカリキュラムが他の大学にはない独自のものだったことから、「僕は(他の大学ではなく)この大学のカリキュラムで勉強したい」とアピールしました。

そのような、「この大学でなければならない明確な理由」を説明することができるか否かが、勝負の分かれ目になるのではないかと、僕は思っています。

しつこいようですが、その大学の特色をきちんと把握していなければ「他の大学にはない、この大学でなければならない理由」も説明できません。

志望する大学の特色を積極的に知ったうえで、「私がやりたいことを叶えられる場所は、この大学しかない」ことをアピールするというイメージを、今から思い描いてほしいと思います!

大学について「知る」ことが、受験勉強全体のモチベにも

さらに、この作業が個人的に重要だと思うのは、「大学について調べたり志望動機を整理したりすると、間違いなく受験勉強のモチベーションになる」と感じるからでもあります。

長い受験期間、複数の試験が連続するようなことがある人にとっては、モチベーションをいかに持続するかも大切なポイントになります。

とりわけ推薦入試を受けようとする人は、学力試験の対策と並行して推薦対策もする必要があり、焦りも出てきやすいです。

僕自身、共通テスト後に推薦入試が控えており、「すべて両立できるだろうか」という焦りを常に感じながら、受験期間を過ごしていました。

そんな僕にとって、「この大学・学部についてこんなに調べている、熱意の強い人は他にはいないはずだ」と考えることは、モチベーション維持のカギになりました。

別に「他人と比べるために」大学のことを調べるわけではないですが、大学について知っていることは推薦入試を受けるうえで大きなアドバンテージであることは間違いありません。

また、大学について調べるなかでイメージするであろう「入学後の自分の姿」は、受験勉強を頑張る際のモチベーション維持(アップ)に繋がるのではないでしょうか。

そうした意味でも僕は、行きたい大学のことを調べ、よく知っておくことがとても大切だと考えています。

最後に:今から「知る」ことが合格への確かなステップに

ここまで、行きたい大学について「知る」ことの重要性を書いてきました。

その大学について詳しく知り、「なぜ、自分がここに入学したいのか」が大学の特徴と噛み合っていれば、推薦合格も十分に視野に入ってくると思います。

そして、入試本番が近づいてくると嫌でも勉強に忙殺されるので、今のうちにこの作業をしておくことも大切。

今から「大学でできること」と「自分の志望動機・その大学でやりたいと思っていること」を自分で整理しておけば、志望理由書を書いたり面接試験の対策をしたりするときに役立ちます。

この時期から、「知る」ことで始める推薦対策が、合格に向けた確かな足がかりになると、僕は思っています。

ぜひ、行きたいと思う大学について調べて、大学について深く「知る」ことで、今から推薦対策を本格的に始めましょう!

<この記事を書いた人>
名古屋大・サンライズ

最近の嬉しかったこと:積読状態だった本を、一気に読み進められた!

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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