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【中央大】その志願理由書、想い伝わってますか?

  • 志望大
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この記事を書いた人

中央大 文学部  まめ

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こんにちは!

中央大学まめです。

「大学へのラブレター」とも言われる志願理由書。

推薦入試の対策をしているみなさん、志願理由書の作成は始めていますか?

私が出願した当時は9月中旬が締め切りだったため、この時期は一般入試の対策よりも、志願理由書の作成に多く時間をとっていました。

志願理由書を作成していると、何度も読み返すため、だんだん違いが分からなくなってきたり、何が正解か分からなくなってきませんか?

私も、たくさんのアドバイスをいただき、見返すうちに、悩むことがありました。

そこで、今回は納得のいく志願理由書が作成できるよう、【志願理由書ツッコミポイント】を2つお届けします。

実際に、私が当時考えていたような志願理由書にツッコミながら解説していきます!一例として参考にしてもらえると嬉しいです。

ツッコミを入れよう!

過去の経験から何を学んだの?

まず、将来の目標やありたい姿を書くときは、過去の経験を元に書くのがおすすめです。

参考に、英語の先生になりたいことを伝えようと書いた文章を見ていきましょう!

<Before>

私は将来、高校の英語の先生になりたい。

私は、高校の授業で英語を学ぶことの面白さを知り、より多くの高校生に英語の面白さを伝えたいと思った。

そのために、生徒の気持ちを理解できる先生になりたい。

まず、過去の経験から英語の先生になりたいと思ったことが書かれているのが良いですね◎

では、この志願理由書に3つツッコミを入れてみました!

①「高校の授業」とは、具体的にどんな内容でそこから何を学んだのか

②「生徒の気持ちを理解できる先生」とはどのような先生か?

③小学校や中学校ではなく、高校の先生でなければならない理由は何か

このような感じの添削をもらうことはありませんか?

でも、具体的に、と言われても何を具体的にしたら良いかわかりませんよね...私もそうでした。

具体的にする時は、まずはその状況を詳しく思い出してみるのがおすすめです。

ではそれぞれ具体的に考えてみましょう!

①高校の英語の授業で、英文法だけではなく、世界の異文化について学ぶ授業があったな。

そこで、英語が実際に使われている国についてグループで調べることで、学習がもっと楽しくなることを学んだな。

英語を学ぶと世界が広がると実感したな。

②英語の先生は点数を上げることだけではなく、「楽しく学びたい」と言う生徒の気持ちを理解してくれていたな。

私も、生徒の学びたい気持ちに寄り添えるようになりたいな。

③中学校の英語の先生もいいけど...大学受験がゴールになりがちな高校生に英語の魅力を伝えたい!

より高度な英語の授業がしたいな。

なぜ?を考えていくうちに、英語の先生になりたい理由や過去の経験がより明確になってきましたね。

これを踏まえて書き直してみましょう!

<After>

私は将来、高校の英語の先生になりたい。

高校の授業で異文化についてグループで調べる活動を通し、文法だけでない英語を学ぶ楽しさを学び、さらに世界の文化を知りたいと思った。

そのために、生徒に寄り添いながら、英語学習を通して、世界を広げる楽しさを伝える授業を生徒に届けることができる先生になりたい。

最初に書いたものよりも具体的にすることができたと思います。

このように、過去のどんな経験から何を学んでどう感じたのかを大切にツッコミを入れてみてくださいね!

その大学じゃなくてもいいのでは?

志願理由書を書いていて、その大学じゃなくてもいいのでは?と思ったり、アドバイスをもらうことはありませんか?

学びたいことを見つけるために、私がやっていたツッコミ方法を紹介します。まずは<Before>です。

<Before>

英語圏の文化や英語の習得法について学びたい。

これだと文化や英文法を学びたいことはわかりますが、

・その中でもどんなことを研究したいのか

・なぜ学びたいのか

・その学びをどう生かして、社会で活躍したいのか

が見えずらいと感じました。

大学の学びを具体的にイメージするのは難しいですよね。

私も、初めは「同じような内容を研究している大学・学部はあるけど、どうしたらいいの!」と困っていました。

しかし、大学について学部パンフレット紹介動画などを使って深く調べていくうちに、その大学ならではの特徴を発見することができたり、「この大学で〇〇を学びたい!」と思えるものを見つけることができました。

<After>

イギリスの文化や、学校での英語の習得法について学びたい。

特にイギリスの文化では、イギリスの第二外国語教育に興味があり、日本との違いについて研究したい。

また、分かりやすい英語の授業を届けるために英語教育法を学び、英語を使って世界で活躍したいと思える人を増やしたい。

最初に書いたものよりも具体的に学びたいことが伝わっているのではないかと思います。

納得のいく志願理由書にするために

今回は、なぜ?とツッコミを入れることで、具体的にする方法をお届けしました。

皆さんも、自分の志願理由書を初めて読んだつもりになってツッコミを入れてみてくれると嬉しいです!

私は、当時、志願理由書に書いた夢とは変わっていることもありますが、学びたいことについて考えたおかけで、大学で自分のやりたいことがブレずにできていると実感しています。ぜひ、充実した大学生活にするためにも、じっくり考えていきましょう!

先輩ダイレクトでは志願理由書の相談も待っています!

ぜひ、活用してくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

<この記事を書いた人>
中央大 文学部英語文学文化専攻 まめ

暑い日が続きますが、アイスを食べて元気を出しています。

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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