みなさんこんにちは!
中央大のなゆです。
この夏、基礎を固めて志望校への合格をグッと引き寄せたい受験生は多いと思います。
けどそんな気持ちとは反対に、何をすれば良いか分からない人も多いですよね。
今回は、そんなみなさんに基礎固めの方法をお伝えします!
私が受験生時代にあまり取り組まないでいて後々後悔したことでもあるので、みなさんはそうならないようにぜひしっかり読んでくださいね!
それでは基礎完成に向けて進むにはどんなことをすれば良いか一緒に見ていきましょう!!
基礎のレベルって?
さて、今回当たり前のように『基礎』という言葉を使っていますが『基礎』とは一体何でしょうか。
人によっては入試の第1問レベルだと思う人もいれば、問題集のレベル1~2だと思う人もいるかもしれませんね。
今回私がお伝えする中での『基礎』とは、どんな問題を解く時にも必要になるレベル、つまり『教科書レベル』のことを指します!
受験ではもちろん難問と言われる問題も出題されますが、どんな問題も教科書に書いてある知識をもとにして作られています。
そのため、そうした問題の内容を理解して、しっかりと『使える』状態にしていないといけません。
私も受験生時代になかなか得点に繋がらなかったことがあったのですが、振り返ってみると基本である基礎が『使える』状態にはなっていなかったのではないかと思います。
ただ量やタスクをこなすだけじゃなくて、どんな問題になって出題されても答えられるように質を保ちながら量をこなしていくことが必要だったなと今では思います。
基礎はこれまでに十分取り組んだと思っていても、意外とその基礎が使える状態じゃない場合も多いです。
特に勉強時間に対して成績が伸び悩んでいたり、自分のやり方が正しいかわからない人は、ぜひこのことを踏まえて、自分は基礎ができているかどうか考えてみてくださいね。
基礎を使えるようにしよう!
さて、受験生のみなさんは教科書レベルができているかを確認するだけでなく、実際に問題を解けるようにしていかなければなりませんね。
では、その基礎を使えるようにするためにはどうしたら良いでしょうか。
ここでは①確認する段階と、②固めていく段階の2段階に分けて考えてみます!
①確認する段階
まずは自分が教科書レベルの問題ができるかどうかの確認です。
これはとっても簡単で、教科書に載っている例題や章末にある問題を解くことができるかどうかで確認することができます。
特に教科書の例題は『その知識を覚えているか?』という点を確認するにはピッタリです。
数学等の理系科目であれば公式を当てはめれば良い場合が多いですし、文系科目(教科書に問題が載っていない場合はワークやそれに準ずるプリント等ですね!)であれば年号や出来事といったものをダイレクトに聞いてくる問題が多いです。
そのため、教科書に書かれている『これだけは覚えて欲しい』という基礎を覚えられているかという点を教科書そのものを使って確認することができます。
まずはここができているかを見極めていきましょう。
まだあやふやなようであれば、確実にできるようにすることが先決です!
もう大丈夫そうであれば、次のステップに進みます!
② 固めていく段階
基礎の確認が出来たら、次はそれを固めて問題に応用できるようにしていく必要があります。
そのような基礎を固めていく段階では、模試や定期テストの結果を利用して効率よく確認していきましょう◎
みなさんはこれまでに解いた模試や定期テストの直しをしっかりやりきっていますか?
ちなみに私は高校生の頃、ろくに模試直しをしていませんでした(今思うとだいぶまずいですね笑)。
高校生になりたての頃はやる気もあって模試直しにも積極的でしたが、途中から後回しにするようになってしまい、後半になって取り組んだとしても返却からしばらく経ってからで、すぐに模試直しをしていたとは正直言いきれません。
ですが受験が終わり部屋の整理をしながらふと結果を見ていて気がついたのは、模試の結果から得られる情報量がとにかく多いということ!!
模試の結果にはその時の点数や偏差値の推移だけでなく、間違えた問題や全国の学生の問題ごとの正答率、自分の苦手な単元などなど多くの情報が詰まっています。
そのため、それらを分析していくと自分に足りないものも見えてきますし、武器も分かるようになります。
なので模試直しをしっかりしなかった私は「あ〜あの時これに気づいて早く直して勉強していれば!」なんて後悔も実はあったんです。
模試は教科書にある基礎から入試相当レベルの応用まで全てのレベルを網羅しているため、自分の確認した『基礎』が入っていることとそれが使える状態になっていることを確認することができます。
解説を見て、単純に自分がどこまで理解出来ているのかや、解き方の一般化(初めにこれを考えてこの式を立てて答えを出す、とか文章内の結論部分を見てその後は同様の内容がある場所から探す、とかその問題以外にも解き方を応用できるように言語化をすることですね!)をしっかりできるのかを確認していきましょう!
このように基礎を使えるようにして苦手も無くし、次のステップに進めていくことがこの夏のキーポイントです!
効率よく基礎を固めて夏を乗り越えよう
ここまで、私の後悔だらけの経験をもとに、この夏の基礎固めについてご紹介しました。
基礎の確認&固める段階それぞれのポイントは以下の通りです。
・基礎が分かっているか確認する段階
→自分が教科書レベルの問題ができるかどうかの確認
・確認した基礎を固めていく段階
→模試や定期テストの直しをして確認
私は特に、基礎を使う段階の確認である模試直しの大切さに気付かず後悔したので、受験生の皆さんには同じ思いはしてほしくありません!
ぜひ、大切さに気付けた今から取り組んでくださいね。
また、この夏の勉強で困ったことがあれば先輩ダイレクトに来てください!
みなさんが充実した夏を過ごせますように!
最後まで応援しています。
<この記事を書いた人>
中央大 なゆ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
※他の大学の先輩記事や入試情報はコチラで読み放題!
記事にコメントする
【コメント送信前に必ずお読みください】
このコメント欄では、質問や相談はできません。