こんにちは!
京都大学総合人間学部 先輩チューターの しーわ です。
高3生のみなさん、とっっても暑い夏の季節の中、涼しい環境で受験勉強することができているでしょうか?
そんな夏の時期に受験勉強に関してよく聞く言葉が「基礎固め」ということだと思います!
「基礎固め」ってどこまでやったら良いんだ!?
この疑問、受験生のみなさんなら一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
「夏休みは基礎固めに大切な季節」とよく言われるかと思いますが、じゃあ具体的にどこまでやれば良いのか、お教えしたいと思います!
基礎固めの内容は自分で決める!
「お教えする」と言っておいて、いきなり裏切るようなことを言ってしまいますが(笑)、基礎固めの内容は自分で決めるものだと思います!
それもそのはずで、個人個人の志望校において基礎とされるレベルが違ってくるわけですから、自分に合った「基礎固め」を自分なりに定める必要があると思います。
この「自分で決める」ということを強く意識して、自分に合った基礎固めを具体的に設定することで、自信を持って勉強に取り組むことができるかなと思います。
ということで、ここからはこの自分なりの基礎固めを「具体的」に決める上で意識すると良いかなと思うポイントを理系科目と文系科目に分けて紹介したいと思います!
基礎固めの内容を決めるコツ(理系科目)
まずは、理系科目についてです!
理系科目については、問題集・参考書などを完璧にする範囲を決めるという形で基礎固めの内容を定めるのがオススメです!
理系科目の入試問題は、問題集にあるような問題を「数値を変えただけの」or「組み合わせた」問題がほとんどなので、とにかく解ける問題の幅を広げることが大切だと思います。
このレベルの問題までは絶対解けるぞということが明確になると、将来的に入試問題を解くときに、「これとこれを組み合わせたやつだ」など、解説がグッと読みやすくなります。
ですので、
・この問題集を全部解けるようになる
・この問題集の〇〇レベルまでの問題を全部解けるようになる
・教科書だけで良いから完璧にする
など、具体的にどの本のどこまでを完璧にするということを決めると良いかなと思います!
また、理系科目の時は基礎固めの範囲を具体的に決めるときに、必要以上に過度の量を設定してしまいがちな印象があります。
理系科目の問題は、これくらい終わるだろと思っても意外と時間がかかることも多いですし、また似たような問題も多いので想像以上に少ない問題量を完璧にするだけでも力をつけることができます。
この2つの面から、理系科目の基礎固め範囲を決めるときは、ちょっと絞り気味で、少ない量を確実に終わらせて完璧にすることを意識すると良いのではないかなと思います!
基礎固めの内容を決めるコツ(文系科目)
次に、文系科目についてです!
文系科目については、暗記するものを決めるという観点で内容を定めるのがオススメです!
僕は理系出身なのでちょっと自信がないところもあるのですが、文系科目の基礎固めは、いかに知識を蓄えておくことかなと思います。
文系科目に関してはこの問題集を完璧にすると言うよりは、参考書・単語帳などの暗記する範囲を定めて、その範囲を完璧に暗記することを意識すると良いかなと思います。
ですので、
・〇〇単語帳を全部覚える
・この文法書の赤字は全部覚える
のように、何を覚えるかというのを明確にすることがオススメです!
そして、覚える範囲を決めた後は、とにかくコツコツ取り組むことを強く意識する必要があると思います。
正直言って、暗記は面倒くさいと思いがちで一番計画倒れがしやすいものと思います。
やることを決めることも大事ですが、それを実際に実行していくということを強く意識しておいて、毎日コツコツ取り組むようにすることが大切だと思います!
まとめ
今回は、この時期に重要だと言われる「基礎固め」について、その内容の具体的な決め方を紹介しました。
といっても、何をやるかは自分で決めるというちょっと突き放すようなことを書いてしまいましたが、自分に合った基礎固めを自分なりに決めることが何よりも大事です!
とっても暑い夏の時期、体調にだけは気をつけて、自分を最大限成長させることができるような夏にしてもらえればと思います!応援しています!
<この記事を書いた人>
京都大 しーわ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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