高2までは「部活に遊び」だった夏休みも、受験生にとっては勝負の1ヶ月。
...そんな中で、僕、すいの夏休みを一言で表すと、「まだまだ部活止めらんねぇ!」という感じでした。笑
実際、「夏休みまで部活がある」という受験生の皆さんも、少なくはないと思います...!
高2までと同じくらい、まだまだがっつり部活がある中、どうやって受験勉強を進めていけば良いのか。
今回は、実際に部活を遅くまで続けていた身として、「夏休みの受験勉強の体験談」を共有したいと思います。
(もちろん、既に部活を引退した人も必見です!)
当時の状況:勉強量の積み上げが少ない
まず、夏休み前の僕の状況について。
当時の僕は、やっぱり部活の影響で、「そもそもの勉強量」が十分確保できていない状況でした。
おかげで高3に入ってからは、記述模試の判定もD~E判定。
「授業だけはしっかり聞く」ようにしていたので、基礎が全くなっていないという訳ではありませんでした。
(この「授業時間の活用」は、部活で自主学習の時間が確保しづらかった中で、特に大事にしていたことでもありました!)
ですが、科目や分野によってムラがあった上に、「問題演習による実践力の強化」はまだまだ不十分といったところでした。
夏からの勉強、何してた?
続いては、そんな僕が「夏休み頃からやっていた勉強」について。
①合格への100題
まずは不足していた演習量を補うために、ひたすら「合格への100題」を進めました!
リアルな入試問題での演習を積み重ねることで、「実戦力を高めよう」という狙いです。
取り組みペースとしては、学校が無い日で、個別試験で使う4科目を、「1日各1題ずつ」くらいだったかなと思います。
➁大学受験Challenge
また、合格への100題と並行する形で、「大学受験Challenge」も進めていました。
こちらは「基礎事項の振り返り」を、問題を解きながら行うことがメインです。
志望していた東工大の共通テストの比重は決して高くありませんでしたが、上に書いた通り「基礎のヌケ・モレを埋める」ことに繋がると考えていたので、時間は多くないにせよ、100題と同じペースで進めていました。
③やる教材を絞り込む
そして、基本的には「上2つのゼミ教材+学校の課題」だけで受験勉強を進めていました。
というのも、僕は夏を越えて秋まで部活を続けるつもりで、まだまだ勉強時間は少なくなってしまうと予想していました。
色々な教材に手を出して中途半端になるよりは、「まずはゼミ教材の完成度を高めていこう」という考えです!
こうしてやることを単純化することで、取り組む内容への迷いが無くなって、より「勉強すること自体に集中できた」と思っています。
夏休みの勉強の「心持ち」!
最後に、夏休みの勉強で「特に意識していたこと」について。
①基礎からじっくり理解する
既に述べた通り、当時の私は勉強量不足だったので、合格への100題を進める上で「全然分からん...」となってしまうことも結構ありました。
ですが、これまでの積み上げが足りない以上仕方のないことなので、「分からない問題が多くても挫けない」というのを大事にしていました!
分からなかった問題は解答解説をじっくり読んで、
「なぜ解けなかったのか」
「どうすればこの問題を解けたのか」
というように、解答の「根拠」からしっかり理解するようにしていました。
問題を解くのに必要だった知識は「そのつど2〜3回書いて覚える」など、基礎からじっくり固めていくようにしていましたよ。
➁「苦手」「高配点」を優先!
そして、部活との両立も考える上で、科目間のバランスも意識していました。
具体的には、「苦手かつ高配点」だった数学に、全体の勉強時間の半分弱を割いていました!
(というか、数学の「合格への100題」が難しくて解説をじっくり読んでいるうちに、自然とそうなっていました...。笑)
苦手科目は「点数的な伸びしろ」が大きいので、長い目で見ればより大きな実力UPにつながるはずです。
忙しい中でも効率良く勉強を進めるために、この「科目間の時間配分」も意識してみると良いと思います!
おわりに
今回は、夏休みの受験勉強でやっていたこと・意識していたことについて、実体験をお伝えしました。
人それぞれ状況は異なると思いますが、一つのやり方として参考にしていただければ嬉しいです。
そして、勉強との両立も大変だと思いますが、部活はやっぱり最後までやり切ることで、「高校生活のかけがえのない思い出」になります。
まだ部活のある皆さんは、最後の大会で力を出し切るためにも、「妥協せずに」頑張ってほしいです!
僕も陰ながら応援しています!
<この記事を書いた人>
東京工業大・すい
水分!塩分!微分!積分!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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