みなさん、こんにちは!
京都大学大学院工学研究科のほえぽです!
だいぶ気温も高くなってきて夏らしくなってきましたね。
体調管理には気をつけながら受験勉強を進めてください!
今回は私の大学生活を紹介したいと思います。
工学部の工業化学科(現在の理工化学科)での4年間と、その後の大学院の2年間の合計6年間でどんな生活をしていたのかみなさんにたっぷりとお話しします!
1年生
1年生は一般教養科目を中心に授業を受けました。
数学や物理、化学、英語はもちろんのこと、理系学部でも社会などの文系科目や実験の授業もあります。
コマ数は多くなりがちなので少し大変ですが、その分授業で同じ学科の友達ができると思います。
1年生のうちに同じ学科の中で友達を作っておくと学年が上がった時に役立ちます。
また部活やサークルでも色々な友達を作っておくと楽しい大学生活になると思います!
2年生
2年生は徐々に一般教養科目から専門科目へと授業が移り変わっていきます。
理工化学科においては2年生が最も授業数が少なく、自由な時間が多いです。
2年生になると部活やサークルでも中心的な存在になるので、とても充実すると思います。
何か大学生のうちにやっておきたいことがあれば2年生までにやっておくのがおすすめです。
3年生
3年生になると専門科目に加えて学生実験の授業があります。
実験の授業は火水木曜日の3〜5限の9コマありました。
レポート課題も多いので大変ではありますが、実験では共同作業も多く、これまで以上に学科内の交友関係が深まると思います。
研究室配属の時に使う成績は3年生の時のものを多く使うので、勉強も頑張りどきです。
1割ほど学部卒業後就職する人もいますが、そういう人にとっては就活も始めなければいけないのでとても忙しくなると思います。
4年生
4年生からは研究室に配属されます。
多くの人は3年生まで授業を受けていた吉田キャンパスではなく、桂キャンパスにある研究室に配属されるので、下宿している人は4年生になる前に引っ越しをすることになります。
4回生は授業自体はほとんどなく、研究に打ち込む1年間になります。
学生実験とは違いこれまでやったことのない実験をたくさんやるので、好きな人にはとても楽しいと思います。
4年生の最大のイベントは院試です。
京大工学部では9割の人が大学院に進学します。
自分の感覚としては京大内部の受験生がほとんどなので、入試というより実力テストのような感じです。
ちゃんと3回生までに授業を受けて、院試勉強をすれば全く恐れる必要はありません。
3月には卒論発表会があるので院試が終わったら研究も頑張ります。
修士1年生
修士1年生は4年生とは打って変わり、授業も多いです。
研究と授業を両立して頑張る必要があるので結構ハードな1年になると思います。
また多くの人は就活を始めます。
理系院卒の就活は文系や学部卒の就活ほど忙しくはないですが、それでも何社にもエントリーシートを出し、面接を受けないといけないので意外と大変です。
親御さんの世代だと教授推薦で就活がすぐ終わったという人も多いようですが、今はそういうのはほとんどないので、自力で内定を掴む必要があります。
とはいえ、ちゃんとみんな内定はもらっているので心配するほどではないですよ!
修士2年生
修士修了後、就職する人は学生生活最後の1年です。
年度末の修論発表会に向けてひたすら研究を頑張ります。
研究のリーダーとして研究室の運営もしていく必要があります。
学会など学外での発表をする人も多く出てきます。
研究に打ち込みつつもやりたいことができる最後の年なので自分のやりたいことを存分に楽しむことが大事かもしれませんね。
また、1,2割はさらに進学して博士課程に進みます。
現在は博士課程の学生への支援も充実しているので、研究をもっと続けたい人は進学するのもいいと思いますよ!
6年間のイメージはついたかな?
ここまで理工化学科に進学した際の6年間の生活についてお話ししました。
6年というと小学校と同じ長さなのでなかなか感覚が掴めないかもしれませんが、少しでもイメージが掴めるようになってくれていれば嬉しいです!
理工化学科が楽しそうだなと思ったら、ぜひもっと情報を集めて、志望学科の1つとして考えてくれると嬉しいです!
ちなみに京都大学は一般入試だけでなく、推薦入試でも入学できます。
狭き門ではありますが、受験チャンスが増えるのでチャレンジするのもいいと思います。
7/20(土)20:00から、差がつく志望理由書の書き方解説講座が行われます!
推薦入試で合格した先輩の体験談も聞けて、講師や先輩に質問もできるので、ぜひ参加してくださいね。
【7/20開催】志望理由書 書き方講義
視聴はこちらから!
※見逃した人も、録画を「アーカイブ(過去の授業一覧)」から見ることができます。
興味がある方はぜひ見てみてください!
以上、ほえぽでした。
<この記事を書いた人>
京都大 ほえぽ
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