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【京都大】推薦入試と一般入試、どっちも対策できるもんなの?

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京都大 文学部  そいそい先輩

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    こんにちは!京都大学文学部のそいそいです。

    大学やバイト先まで自転車で通っていると、このごろの雨が憂鬱で仕方ありません。

    だって、自転車が使えないんだも~~~ん!

    自転車なしで遅刻しないように移動するためには、なんといっても逆算からのプランニングが肝心肝心。

    「なに言うとんねん」と思った皆さん、一旦そのツッコミは飲み込んで。

    いいですか、私の話も受験も、本質的には一緒です。

    試験から逆算して今の自分はどう行動するべきなのかプランニングしなければ、合格という栄光を勝ち取ることはできません。

    逆算が重要なのです。

    と立派なことを言っていますが、実は私もこのプランニングに大層苦労していました(笑)

    特に私は、京大特色入試(総合型選抜)と一般入試の両方の対策をしていたため、合格までの道のりがいまいちピンと来なかったのです。

    そこで今回は、特に推薦入試と一般入試の両方で受験を考えている方向けに、私の経験を例に挙げながら、一緒に合格から逆算したプランを立てるきっかけにしたいと思います。

    ぜひ最後までお付き合いください!

    1.まずは推薦入試から逆算

    スライド2.PNG

    みなさんの推薦入試の試験日はいつですか?

    一般入試の後だという人は、とりあえず一般入試を終えてから推薦入試対策を始めてもよいかもしれません。

    しかし、多くの人は共通テスト前にあるのではないでしょうか。

    私は、11月頭に「学びの設計書」(志望理由書)などの書類を提出し、12月上旬に論文試験を受験して、1月に共通テスト、2月に一般入試という日程でした。

    基本的に、推薦入試対策をしている間は、一般入試対策に身が入らないという認識で臨んだ方が良いです。

    計画を立てておけば、それなりに一般入試対策に時間を割くこともできますが、放課後は志望理由書・小論文の添削や面接対策で潰れる上に、だんだん近づいてくる試験に気が取られて精神的にも集中できなくなります。

    私は8月末から推薦入試対策を始めましたが、難航してしまい、12月中旬までまともに一般入試対策ができませんでした。

    授業時間中や移動時間などのスキマ時間、放課後の1時間を死守することで、どうにか一般入試対策の時間を確保していたとはいえ、もっとプランをしっかり立てておけば、より余裕をもった学習が進められていたと思います。

    そこで、推薦入試と一般入試の対策量の比率調整のためにも、試験が近い推薦入試から逆算しておくことが重要となるわけです。

    2.志望理由書も小論文も最低1か月はかかる

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    推薦入試までにやらないといけないことは多々あります。

    私にとっては、「学びの設計書」(志望理由書)と小論文の対策でした。

    それぞれどれくらい時間がかかるのか見ていきましょう。

    志望理由書は、最低でも1か月かかるものとみていたほうが良いです。

    まずは、志望理由書の書き方を参考書で確認して、材料を揃えるのに1週間。

    材料を組み立てて、とりあえず形にするのに1週間。

    そして表現を洗練するのに2週間以上かかります。

    私は、志望理由書の書き方を確認する作業を10月の真ん中まで怠っていたので、上手く書けないまま夏休みから2か月ほど、ただただ時間を潰しただけになり、大いに計画が崩れました。

    納得のいくものが書けたものの、結局提出は11月初週の〆切ギリギリになってしまいました。

    うまい志望理由書を書くことは、思っているより難しいです。

    できることなら、1か月と言わず2か月前くらい余裕をもって、心から納得のいく志望理由書が書ける時間を確保しましょう。

    小論文も同様に1か月ほど時間を確保したほうが良いです。

    志望理由書の書き方の本や、自分が志望する学部系統の小論文テーマを扱った本を読む時間はもちろんのこと、過去問に取り組む時間や、それを先生などに添削してもらう時間・返却までにかかる時間なども考慮に入れる必要があります。

    私は12月の小論文試験に対して、志望理由書の作成が11月までかかってしまったので、結果、対策期間が3週間しか確保できませんでした。

    その上、小論文試験対策期間中に、私の推薦入試対策を引き受けてくれていた先生の忙しい時期が被ってしまい、小論文の添削もほとんどしてもらえませんでした。

    本番同様の時間配分での演習も、試験前日までできず、対策としては大いに失敗しています。

    小論文は、自分が読んで書いた文章量に比例して、上達していくものです。

    自分の書き方を確立できるかどうかが勝負の分かれ目にもなるので、書いては見直す時間をしっかり確保するためにも、余裕をもった見通しが必要です。

    おわりに

    推薦入試対策と一般入試対策の両立は簡単ではありません。

    しかし、試験日から入試対策に自分がどれほど時間がかかるのか逆算することで、少しでも余裕をもって両立できるようになります。

    ①まずは推薦入試の試験日から逆算する。

    ②志望理由書や小論文の対策には最低でも1か月はかかる

    上記2点を把握したうえで、今後の受験対策の計画を立てましょう。

    まだ気になる点や質問がある人は、いつでもなんでも、お気軽に先輩ダイレクトから質問してくださいね!

    茨の道も進む決意をしたみなさんを心から応援しています。

    一緒にがんばろう!


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    <この記事を書いた人>
    京都大 そいそい

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