梅雨の時期になりました。
この時期は、基礎固めや弱点克服に力を入れている受験生も多いのではないでしょうか。
私は高3の梅雨の時期に苦手単元の基礎固めをしていました。
しかし、やってもやっても苦手克服が終わらず、それどころかやればやるほどわからないところや忘れている単元に気づいて何をしたらいいのかわからなくなってしまうことがありました。
そこで今回は、夏に向けての今の時期におすすめの弱点克服術を紹介します。
それが、
①弱点克復したいターゲットを絞る
②弱点克服にかける時間を決める
の2ステップで短期集中的にひとつずつ弱点を克服していく方法です。
単元ごとに弱点を克服していくので、自分のできるようになったことが明確になりモチベーションが保ちやすくなるのでとってもおすすめです。
では詳しく紹介しますね。
その1 弱点克服したいターゲットを絞るべし!
まずは克服したいと思っている単元を洗い出します。
ここでポイントなのが、克服したい単元を具体的に決めることです。
例えば数学なら、「数1を克服したい」とするのではなく、「数1の正弦定理と余弦定理を克服したい」のように具体的に単元を絞るのがおすすめです。
こうすることで、弱点克服のためにすべきことが明確になるので勉強しやすくなります。
このように克服したい単元を具体的に何個かあげてみてください。
苦手克服したい単元が多すぎると時間がなくなってしまうので、まずは夏休み前までに攻略したい単元を優先順位の高い順番に数単元、洗い出すのがおすすめです。
その2 苦手克服にかける時間を決めるべし!
克服したい単元を決めたら、どれくらいの期間でその単元の苦手克服を行うかを考えます。
ここでポイントなのが、短期集中的に弱点克服を行うことです。
もちろん、時間をかけてじっくり苦手を克服するのも良いのですが、夏までにどうしても克服したい分野がある場合や、ほとんど忘れてしまっている単元がある場合は短期集中的に取り組むのがおすすめです。
その1で洗い出した単元を攻略するためには何をやれば良いのかを考え、それに取り組むためにはどれくらい時間をかければ良いかを考えます。
例えば先ほどの数学の例をもとに考えると、
「正弦定理と余弦定理をかなり忘れているから、1日は教科書の復習や授業で取り組んだ問題で基礎固めを行おう、この範囲のワークは5ページあるから教科書での復習の次の日から2日かけて取り組もう、最後に1日かけてワークで間違った問題を解き直そう、つまり全部で4日あればこの単元の苦手克服できる!」
というような流れになります。
このようにしてある程度やることと期間が決まったらあとは実行するのみです。
急な予定が入ったりしてスケジュール通りに進まないこともあるかもしれませんが、そのときは期間を延ばすなどして臨機応変に対応できると良いですね。
できなかったことではなく、できるようになったことに目を向けてポジティブにとらえましょう。
以上の2ステップで弱点克服を行うことで、ひとつずつ確実に苦手攻略することにつながります。
いかがでしたか。今回は、夏に向けての苦手克服術についてお話ししました。
少しでも参考にしてもらえれば幸いです。
<この記事を書いた人>
大阪大学 ティガール
最近じゃんけんが非常に強い大阪大学のティガールです
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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