高3生のみなさん、こんにちは!
九州大学理学部のせりです!
そろそろ部活も引退の時期になってきて、「引退したら受験勉強本格化か~、何からしよう?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
個人的に今の時期におすすめなのが、『弱点克服』です!
「時間がある夏休みにはステップアップして応用問題を解きたい!」というのが受験勉強のよくある計画なのですが、効率よく応用問題を解くためには今からの弱点克服が必要不可欠です!
そこで今回は『今から始める弱点克服術』を3ステップでお伝えしていきます!
今までのテスト・模試で弱点を探そう!
これまで沢山受けてきたテストや模試の中から、「この単元あんまり理解できていないなー」とか「得点率よくないな」という部分を探していきましょう!
まずはどれくらい苦手が残っているのかを把握することが抜けのない勉強計画を立てるために必須になってきます!
「1つに時間をかけすぎて他の単元に割く時間がない」なんてことになってしまてはもったいないので、受験に使う科目全てで弱点を洗い出して、それぞれの勉強法・時間配分を考えていきましょう!
勉強内容を決めよう!
続いて具体的な勉強計画の立て方についてです!
まず弱点克服のために何の勉強が必要か考えていきましょう!
例えば「化学の反応の問題が苦手」な場合、「暗記が足りないから」なのか、「反応のしくみを理解できていないから」なのか、「式の使い方が分からないから」なのかなど苦手の原因によって勉強内容・克服にかかる時間が大きく変わってきます。
暗記から始める必要があるなら問題演習ができるようになるレベルまで到達するのには長めの時間が必要になります。
ゼミ教材・アプリや学校の教材を使って、今の自分に合ったレベルから順にレベルアップできるように、例えば「大学受験よく出る基礎」アプリから、教科書の例題・章末問題、ワークの標準問題、応用問題というように勉強内容を考えていきましょう!
時間配分を決めよう!
最後にそれぞれの弱点克服にどれくらいの時間が必要かを考えていきましょう!
オープン模試や過去問に取り組み始めるまでを目安に、1か月ごとの目標・1週間ごとの目標というように、長期・短期の視点で計画を立てていくことがおすすめです!
なぜ2つの視点で計画を立てるといいのかというと、1か月ごとの目標だけでは「まだ半月あるし」というようにたるんでしまうことがありますし、1週間ごとの短い目標だけだともし予定通りに終わらなかったときに短い期間だけではリカバリーが難しく、目の前のやるべきことだけに集中してしまって俯瞰的に進捗を確認しにくくなるからです!
受験までを俯瞰的に見て、やるべきことを決める長期的な計画とそれを達成するために日々何をするのかという短期的な計画の2段構えが重要です!
私の場合は暗記はできていることが多かったので、主に問題演習メインで普段の宿題を並行しながら大体1週間で1単元を終わらせるくらいで時間配分をしていました。
そして、「オープン模試までにこの科目の弱点克服をひととおり終わらせる」と決めて、実際と計画がずれてきたら、次の週などでカバーしながら、まんべんなく抜け目なく弱点克服をするようにしていました!
特に二次試験などで応用力と記述力が似たような科目の苦手には余裕をもって時間を確保できると安心ですね!
以上、『今から始める弱点克服術』でした!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
<この記事を書いた人>
九州大 せり
※この記事は、記事公開日時点の情報をもとにしております。
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