みなさん、こんにちは!
中京大学心理学部のさざなみです。
最近は雨が続いて、ジメジメしていますね。
寒暖差も大きいので、体調管理には十分気を付けていきましょう。
今後のテストや模試の結果に、最も大きく関係しているものの一つが「暗記」です。
重要語句や英単語・熟語など、暗記をどれだけ確実にしたかが、問題を解くスピードや正確性に影響します。
今回はこの記事を読んでくれているみなさんに、「テストや模試の得点アップに直結する!暗記のコツ」を3つお伝えします。
得点アップ直結暗記法 3つのコツ
➀暗記タイムは小分けにして、何度も反復!
暗記をするとき、一度で完璧に覚えようとしていませんか?
「単語テスト直前の詰め込み」が目的であれば、【繰り返し書く】といった1項目ずつ覚える方法も確かに有効です。
しかし、「詰め込み型」でその場しのぎの暗記をしていると、せっかく覚えた知識を忘れてしまい、受験に向けてまた1から覚え直すことになります。
私は、暗記で特に大切なことは「反復」だと考えています。
「エビングハウスの忘却曲線」を見たことがありますか?(心理学部では必須の知識です...!)
人間は復習をしなければ、20分後には覚えたことの42%を忘れてしまいます。
簡単に言えば、同じ単語を5分間眺めるよりも、間隔をあけて5回チェックした方が、長期間覚え続けられるのです。
パッと目を通す程度の感覚で、短時間で50個、100個とまとめて暗記しましょう。
「苦手・覚えにくい」と思った部分は、特に早めに復習するのがオススメです。
➁ワークや問題集の巻末などを活用し、一問一答形式の対策を!
私が使っていた問題集には、巻末に重要語句に関する一問一答の問題がありました。
一問一答形式の問題に取り組むことは、記憶がきちんと定着しているかの確認のほか、「~とはどういうことか?」のような記述問題の対策にもつながります。
自分が重要語句の意味をきちんと理解できているか、確かめておきましょう。
普段の復習にも役立つので、単元の節目ごとにルーズリーフなどに解いておくことをオススメします。
➂「覚えた!」の基準は、見てから5秒以内。
今回、暗記ものだけに焦点を絞ってお話をしてきましたが、暗記だけでなく記述や応用問題の対策にも時間を掛けたいところですよね。
「どのくらいやったらいいのか不安...」という方に、私の基準をお伝えしておきます。
ある重要語句や単語を見てから「5秒以内」に意味や内容が思い浮かんだら、もう復習しなくてもよいくらい覚えられたと考えてください。
まだパッと思い浮かばない場合でも、解答が合っていれば問題ないと思います。
何度も反復して、テストや受験の後にも「使える」知識を増やしていきましょう。
まとめ
最後にまとめです。
今回は、高校時代の私のように、暗記事項を「一夜漬け」で乗り切っている人に向けて記事を書きました。
その場しのぎの暗記をしても、今後のためになりません。
きちんと知識を身につけることを大切に、暗記に取り組んでいきましょう。
そして、残された時間を後悔なく過ごせるように、何事にも全力で取り組みましょう。
私はこれからも、みなさんの高校生活を全力で応援します!
<この記事を書いた人>
中京大 さざなみ
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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