こんにちは。
大分大教育学部のぴーとこです。
(もう)6月になりましたね。
「そろそろ部活も引退か...」という方も増えてきたのではないでしょうか。
そうなると思い出とともに「増えた時間何するか問題」もでてきますよね。
これを解決せずには思い出に浸ってなんかいられない。
なんといっても、時間の使い方は日頃の罪悪感をはじめ模試の成績、入試本番の結果など、さまざまなものと密接な関係をもっていますからね。
時間をうまく使えていないなんてなってしまったら、それはそれは切実な問題です。
ということで、今回は「生じた時間別勉強コンテンツ」を紹介したいと思います。
今回のポイントは、
早速解説していきましょう。
<~5分>
「よし。さすがにこんな短時間だけ勉強しても変わらんやろ。
漫画、ゲーム、SNS...5分もないくらいならいいっしょ。」
ちょっと待った!
もったいなーい!!
そのスキマ時間こそ勉強に生かすべきです。
ここでのおすすめは2つ。
「勉強アプリ1レッスン」と「前やった暗記確認」です。
勉強アプリ1レッスン
その名の通り、勉強アプリを1レッスンだけ進めます。
欲張らず、1レッスンだけ。
いつも言えることですが、基本的には
きちんと理解>量進める
です。
勉強をしていればあっという間に5分経つはずなので、「とりあえず英単語1レッスン」くらいの感覚で取り組んでみてください。
前やった暗記確認
これもその名の通り。
前に行った暗記の確認をします。
自動で復習のチャンスをくれるアプリではなく、単語帳などの紙媒体の復習のことです。
これは量>質で。
スキマ時間1回分に何個思い出せるかを自分と勝負してみましょう。
特に単語は瞬発力がものをいいます。
また、まとまった時間をとって確認するよりも、短い時間で繰り返し復習する方が単語などの基礎事項は定着率がいいと思います(個人の感想ですが)。
<5~15分>
大体電車の1~2駅分でしょうか。
もしあなたが電車でこの記事を読んでいるなら大チャンス。
そうでなくても大チャンス。
今からゲームしましょう。
名付けて、「1駅分暗記ゲーム」です。
ルールは簡単。
暗記したい教材を用意します。
停車時間で、「ここからここまで覚える」と決めます。
電車のドアが閉まるタイミングと同時に暗記を始めます。
電車が次の駅に止まるまでにその範囲を覚えきったら勝ち、覚えられなかったら負けです。
このゲームをすることで、
・集中力を一気に発揮する練習
・〇分でこのくらい暗記できる が分かる
・移動時間を無駄にした罪悪感の軽減
ができます。
ちなみに、何かの待ち時間なら時間を測って同じようにゲームをすることが可能です♪
結構ドキドキハラハラのはずです。
最後に見直しも忘れずに。
<15~30分>
少しまとまったスキマ時間。
机があれば参考書をひろげてガチ勉強できますが、意外と15~20分くらい机ナシの環境で暇になることってありますよね。
ということで、机ありなし別のすること提案していきます。
机アリ
机があれば、量的に「大問1個」もしくは「昨日の復習ちょっと丁寧め」くらいがおすすめです。
・大問1個
これに関しては説明する必要ないでしょう。
普通に問題演習をします。
・昨日の復習ちょっと丁寧め
今まで色々な方法で復習を提案しましたが、これらをちょっと丁寧に行ったり、前日で一番苦戦した問題を丁寧に解き直したりしてみましょう。
もちろん、「Challenge」を取り組むのにもいいくらいの時間だと思います。
もし1、2年のもののやり残しがあるなら、ここで取り組むのも◎
机ナシ
机がない場合、「紙なし数学」「「AI stLike」の問題パック」「単語帳などの基礎暗記」「一駅暗記を長めに」といったところでしょうか。
「紙なし数学」について、少し解説します。
「数学が苦手で、基礎もサッパリわからないけれど受験で使う...」という人、必見です。
「紙なし数学」とは、紙とペンを使わないと勉強できない教科堂々第1位(当社調べ)の数学を、紙とペンをつかわずにやっちゃおうというものです。
用意するものは、例題。解説ができるだけ詳しく書かれているものを選びましょう。
例題を、自分で説明できるようにします。
手順は以下の通り。
①問題みる
②方針を考える
③解答の一行目をいう(ここをこうする でOK。計算はしなくていい)
④教科書みて確認
⑤次の行を言う
⑥繰り返す
これで解けるようになっていれば、問題を解くときの考え方(=こう来たらこう返す)を身につけることができます。
また、漠然と「数学苦手〜」と思っていたのが「この単元のここが苦手」と分かるようになるかも知れません。
私が数学の遅れを取り戻すために編み出して使っていた方法なので、(ホントに点数UPしました)おすすめですよ〜
<30~60分>
この辺まで来ると、スキマ時間ではなく、まとまった時間ですね。
もちろん、まとまった時間にはできるだけ紙とペンと頭を使って勉強しましょう。
あとで述べる演習の仕方に注意しながら問題を解いていくと、理解度がよりUPするかもしれません。最後まで見てくださいね!
<60分~>
演習、復習、演習、復習...の無限ループで勉強していきましょう。
時間が長くなると発生するのが、「集中力続かん(泣)」問題と「得意科目やりすぎてしまった...」問題。
これらを回避し、集中するために、「ポモドーロメソッド」を使うのも有効かもしれません。
聞いたことがある人も多いと思いますが、ポモドーロメソッドのやり方は以下の通り。
①25分を「1ポモドーロ」とし、25分間、ほかのことは一切やらず決めたタスクに集中する
②25分経ったところで、5分間の休憩を入れる
③4ポモドーロごと(2時間ごと)に30分ほどの長い休憩をとる
④上記を繰り返す
時間で強制的にすることを区切るので、集中しすぎや集中できない現象、またシングルタスクが原則なのでいろいろなものに手を付けてしまって何も終わらないという事態を避けることができます。
実際に、私もこの記事をポモドーロメソッドを使って書いています。
PCのクロックアプリについている「フォーカスセッション」機能やYoutube動画、ポモドーロ専用アプリ、キッチンタイマーなど様々なもので時間を測ることができるので、自分に合ったもので試してみてください!
<演習について>
演習とはもちろん、「物事に習熟するために練習を行うこと。また、その練習。稽古」(広辞苑第6版)のことですが、習熟するためにただ問題を解けばいいってものではありません。
問題を解くのは、新しい考え方と出会うためや実力を試すため。
では、ただいろいろな考え方に出会えばいいのか。ただ力試しだけしていればいいのか。
私はそれはNOだと思います。
問題を解いたら、必ず分析と復習をしなければならないはずです。
新しい考え方を知ったら、自分の力になるまで繰り返し触れないと、本当に必要な本番で使うことはできません。
だから、問題を解くときは復習の時間を必ず確保し、一度解いた問題は絶対に間違えないといえるくらいまで復習するくらい復習を大切にしてみてください。
復習の優先順位をあげるだけで、冗談抜きで成績が上がるはずです。
<そもそも何すればいいか把握できてない!?>
時間はできた。使い方は分かった。でも何すればいいかの中身の部分が分からない...という人へ。
逆算しながら計画立てをしましょう。
できるだけ早く計画を立て、それに則って勉強を進めることをお勧めします。
計画があると、期限を切って勉強できるため毎日の勉強に緊張感を持たせることができたり、何をするか迷う時間を軽減できます。
最後に...
今回は増えた時間別の使い方を紹介しました。
少しでも参考になったり、実践してくれるととてもうれしいです。
でも、急に時間が増えたからと言って、それをすべて勉強に費やすかというと、そこまで極端なことをする必要はないと思います。 矛盾のように聞こえるかもしれませんが、何事もバランスです。 無理がある計画には必ず破綻が生じます。
本番まで頑張り続けられるように、無理をせず、バランスよく。 一緒に頑張っていきましょう!
<この記事を書いた人>
大分大 ぴーとこ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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