こんにちは!筑波大学国際総合学類の にせい です。
今回は、部活を引退してから受験生へと気持ちを切り替える方法についてお話しします。
まだ受験に向けて本腰を入れる気持ちになれていない人も、ぜひこの記事を読んでできることからやってみてくださいね。
勉強する時間帯を固定しよう
まずやってほしいのが、「いつ勉強するか」をしっかり決めるということです。
自分の帰宅時間や睡眠時間に合わせて、何時から何時まで勉強するのかをこのタイミングで決めてしまいましょう。
何時から勉強開始するかを決めておかないと、開始を先延ばしにしていつまでもダラダラしてしまいますからね。
また、時間帯を固定することで、机に向かう習慣がつきやすくなったり、勉強計画が立てやすくなったりといったメリットがあります。
生活リズムが整うという点でも、いつ勉強するかをしっかり固定するのはおすすめです。
にせい先輩の場合
私の場合、平日はだいたい16時半~19時、休日は9時~18時(休憩12時~13時)を勉強の時間としていました。
平日は、家に帰るのが16時過ぎ、夜ご飯が19時くらいだったので、帰宅からごはんまでの時間で勉強していました。
休日は、一日を午前と午後に分け、3~4時間ずつ勉強するようにしていました。
基本的には夜ご飯までの時間にすべてを終わらせ、それ以降は寝る前に単語帳を少し見るくらいでほぼ勉強せず、22時くらいには寝ていました。
その日のノルマがあまりにも進んでいなければ夜ご飯の後にも勉強することがありましたが、「ごはんまでにしっかり勉強をこなせば、その後は自由時間だ!」という気持ちが、勉強のモチベになっていました。
よかったら参考にしてみてください。
受験当日までの勉強計画を立て直してみよう
部活を引退して一区切りついた時にぜひやってほしいのが、今後の勉強計画の立て直しです。
まだ受験日までの勉強計画を立てていない人は、これを機におおまかな計画を立ててみてください。
既に計画を立てている人も、部活をやっていた時の進捗も考慮に入れたうえで、一度見直しをしてみることをおすすめします。
最初に立てた計画よりも遅れちゃっているなぁとか、もっとこの教科を頑張った方がいいかもといった、実際に勉強を進めたからこそわかることもありますからね。
そのような所感をもとに、受験日までにどの教材を何週くらいするのかなどの計画を立て直してみましょう。
その際忘れないでほしいのが、最終目標を明確にすることです。
具体的には、「〇〇大学合格」などではなく、「共通テストは国語〇点、数学〇点、英語〇点......で得点率〇%を目指す」と言った数値目標を立てることが望ましいです。
これを行っておけば、ゴールが明瞭になるため、自分が今すべきことがわかってスムーズに勉強に取り組めるようになります。
部活を引退してすぐにガリガリ勉強するなんて無理だぁ...という人も、「一旦計画を立ててみる」というのはいいワンクッションになりますよ♪
まずは簡単なことから始めてみよう
最後に、どのような勉強に手を付けるべきかについてお話ししたいと思います。
私がおすすめしたいのは、「簡単なことから始める」ということです。
具体的には、単語帳の確認、教材の音読、簡単な問題集をやるといったことです。
「えっ、そんなことでいいの?」と思ったでしょうか。
部活をバリバリやっていた人は特に、受験勉強への出遅れを感じ、勉強量を一気に増やさなければと焦っているかもしれませんね。
もちろん、できそうなら一気に増やしても問題ないですよ。
ただ、受験勉強の期間は思っているよりも長く、ここで燃え尽きてしまっては志望校が遠のいてしまいます。
志望校合格に重要なのは、毎日淡々と、必要な勉強をこなしていくことです。
記憶は繰り返すことで強く定着しますから、短い時間でも毎日積み重ね、何度も復習することが必要です。
ある日は10時間勉強できるけどある日は一秒もやらないという人よりは、1日5時間だとしても毎日コツコツ続けられる人の方が、勉強の記憶が残りやすく結果が出やすいということです。
まずは、先ほど立てた計画の中でも手を付けやすいものから始めてみて、「決まった時間帯に、部活をやっていたときよりも長く勉強する」という事自体に慣れていきましょう。
1~2週間ほどそれを続けて習慣を定着させたら、より難しい問題や、苦手教科などに挑戦していくと、スムーズにギアチェンジできると思いますよ。
まとめ
今回は3つ紹介しましたが、全部一気にやろうとしなくても大丈夫です。
気になったもの一つだけでも実践してみると、いいスタートダッシュになると思いますよ。
焦らず、自分の現状にしっかり向き合いながら勉強をすすめていってください。
応援しています!
<この記事を書いた人>
筑波大 にせい
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