皆さん、こんにちは!
富山大学教育学部のれいりんです。
今回は、授業の内容を意味ある学びに結び付けていく事ができるようになるノートの取り方をご紹介したいと思います。
必ずこの方法がいい!というわけではありませんが、私が高校時代に役に立ったなと思ったノート術をご紹介するので、ノートの取り方で迷っている方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
<国語のノート術>
国語(主に古文・漢文)のノート作りのポイントは、見開きのページを1回として活用する事です。
画像に示すように、上部の部分には板書(予習段階で教科書の文章を写しておく)を行い、文法などを書き込むようにし、下部分には現代語訳などを書き込むようにしていきます。
そうすることによって、その板書部分の現代語訳と使用文法・単語を一目で確認する事ができ、文法と訳の一致も簡単になり、テスト勉強にも役立ちます。
この方法には予習が不可欠なため、慣れるまでは大変だと思うこともあるかと思いますが、自分で解く→授業で確認する、という流れを作る事ができるので、効率よく確実に学習を進める事ができます。
<数学のノート術>
数学のノート作りのポイントは、1ページを半分に区切って活用する事です。
画像に示すように、線の左側には問題文や関連図形・公式等、右側には解答を記入していきます。
こうする事によって、板書や問題文などの決められているものと自分の考えを、分離できて、後で見直すときにも自分の考え方と正しい解答(パターン)を見返しやすくなります。
数学を学習する際に必要なのは、同じ解答をできるように覚える事ではありません。
自分がどのように考えて解答を作り、実際の解答には何が必要だったのかを知る事ができた上で、正しく解答できるようになるノート作りが有効になると思います。
この方法を活用する際には、何枚分かの線を先にひいておくと、スムーズに授業を受けられますよ。
<理科・社会のノート術>
理科・社会のノート作りのポイントは、1ページの端に半分よりも少ない間隔を区切って活用する事です。
画像に示すように、線の左側には板書、右側には先生が何気なく話した情報を記入していきます。
理科や社会の授業では、教科書などには書かれない・テストにも直接出ないような内容を先生が話す事があります。
しかし、こういったちょっとした発言が大切な内容を理解する上で必要だったりする事も少なくありません。
そのため、こういった少しの間隔をあけて、板書とは区別しつつも大切な内容を記入すると、後の学習に繋がる事もあります。
<まとめ>
今回は主要4教科のノート術をご紹介しました。
私の高校では英語は指定ノートだったのでご紹介できませんでしたが、別の先輩のノート術などを参考に勉強を進めてみてくださいね!
ノートの取り方を変えた事で、皆さんの勉強の仕方が少しでも好転する事を願っていますね!
<この記事を書いた人>
富山大学 れいりん
最近気温差が激しいので、体調には十分気をつけてくださいね!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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