みなさんこんにちは!
中央大のなゆです。
新学期になってからしばらく時間が経ち、そろそろ新しい生活に慣れてきた頃ですね。
そんなときにふと気がつくのは、学校の授業を進めていても意外と勉強スケジュール通りに学習が進まないということではないでしょうか。
この時期は授業も少しずつペースが上がってきて、なかなか思うように勉強が進まない人も多いはず。
実際私もこのことに悩んでいたので、同じように悩む受験生も多いと思います。
今回はそんな状況に陥ってしまったけれどなんとか立て直したいみなさんに、今一度振り返ってみて欲しいことをご紹介します!
振り返って欲しいこと~あなたは当てはまってる?~
さて、勉強を進めていく上で計画通りに勉強範囲が進まない、ということは本当によくあることです。
自信を持って考えた配分も、なぜか終わりきらなくてスケジュールがおしてしまうことが私もよくありました。
「自分の実力が無いからなのでは・・・」と考えてしまう人もいるかもしれませんが、実は必ずしもそうであるとは限らないんです!
どんなに優秀な人であったとしても、物理的に不可能な量であればこなすことはできません。
スケジュール通りにいかず、悩んだときは、自分にとって無謀な不可能スケジュールを立てていないか、ということを考えてみましょう!
そのときにチェックしてほしいことは
①普段の問題を解くときに時間を計っているか
②必要な部分に内容を絞っているか
この2つです!
実はこの2つをしているかそうでないかで、実際に立てたスケジュールが無謀なものかそうでないのかが分かってしまうんですよ~!
①普段の問題を解くときに時間を計っているか
勉強スケジュールを立てるときは、自分が解きたい問題を勉強時間に割り当てて行くと思います。
受験生になるとどんな問題も解けるようになりたいので、解きたい教材を集めていたらたくさん教材もあるし問題もある・・・なんてこともありますよね。
ではその問題を割り振るときに、自分が解きたいと思っている問題集を番号やページ数だけで割り振りをしていませんか?
もちろん問題を分けることは必要なのですが、単純に問題番号だけで割り振っているだけでは不可能スケジュールの完成に近づいてしまいます!!
なぜなら、1問あたりにかかる時間を考慮していないからです。
例えば数学の単純な計算問題なら、1問あたり30秒~1分程度で進めることができて、1時間もあれば60問以上解くことができますね。
ですがそれが整数の文章問題だったらどうでしょうか。
計算問題程上手くいかず、1題に5分程度かかるかもしれませんね。
そうなると、同じ1時間でも20問となり計算問題の3分の1の量に減ってしまいます。
そのため、毎日の限られた勉強時間の中で1問あたりにかかる時間を考慮して割り振りをしないと、全く予定通りに終わらないスケジュールを立てることになってしまうんです!!
それを防ぐために、普段から問題を解くときには時間を計って、どんな問題なら何分で解くことができるのかをおおよそでも良いので把握していきましょう!
そうすることによって、適切な問題量を毎日割り振ることができ、スケジュール通りに進めることができるはずです!
②必要な部分に内容を絞っているか
1問あたりにかかる時間を把握しても、そもそもの量が多いと時間がかかりすぎてしまいますよね。
受験生は基礎が重要だと考える一方、応用問題を含めたより多くの問題を解けるようになりたいと考える人もいるはず。
もしかしたら問題集に乗っている問題を1から10まで解きたくなる人もいるかもしれませんが、いきなりそれを進めることはおすすめできません。
なぜなら、隅々まで解こうとすると既にできる問題にも時間を使うことになるからです。
もう既にできる問題にも時間を使ってばかりいると、1日の限られた勉強時間を圧迫してしまい、本来できるようにならないといけない問題に時間を使うことができずに、結局ただ時間を潰しているだけの勉強になってしまいます。
できる問題を確認することももちろん必要ですが、まずは自分が苦手な分野やこれから学校で習う範囲、また、入試で重要と言われた問題など、自分の状況に合わせて解く問題を変えていくことがスケジュールを立て直していくための第一歩です!
「とりあえず問題集を解こう」というような考え方をしている人がいたら、無謀スケジュールを作っている原因はその考え方かもしれません!
立て直すために必要なこと
さて、みなさんは無謀スケジュールを立てているかもしれない特徴に当てはまったでしょうか。
当てはまっていた人も当てはまっていなかった人も、みなさんこれからの勉強スケジュールを立てるためにどんなことが必要なのか気になりますよね。
もちろん人それぞれ勉強方法に向き不向きがあると思いますが、私自身が無謀スケジュール作成を脱却する際に取り組んでいたのは以下の2つです!
①問題を解くのにかかる時間を計る
②優先順位をつけて取り組む
順番にご紹介します。
①問題を解くのにかかる時間を計る
まずは常に時間を計るということです。
大体自分が問題を解くのにかかる時間を把握して、毎日確保できる勉強時間に対して割り振れる問題数を調整していました。
最初は私もページ数ばかりで割り振っていて大変だったのですが、時間も考慮して割り振ってからは比較的テンポ良くスケジュール通りに勉強を進めることができました!
また、普段から時間を計ることで自分がどんな問題で詰まりやすいのかを把握することだけでなく、これから過去問や予想問題で問題演習をしていく際にも役に立ちます。
私自身、いつもどれくらい時間がかかるのか分かっていたことで試験中の戦略を変えたり、普段のスケジュールにしっかり反映させたりすることができました。
試験中も自分の体感で時間を長くかけてしまったのかやそうでないのかが分かるため、全体のバランスもとりやすくなったのでおすすめですよ!
②優先順位をつけて取り組む
そして、時間を計るだけでなく、私は自分の状況に合わせて解く問題を絞っていました。
というのも、共通テストの受験も私立大学の受験も合わせて考えると全部できるようになりたいと思う反面、全て片っ端から取り組むことは不可能に近いと気づいたからです。
そのため、「ゼミ」や模試のある程度まとまった分野を総復習できる教材を使ってすぐに取り組むべき分野を洗い出して、その後で取り組む内容を決めていました。
優先順位を決めるだけで、詰め込みすぎることが無くなって無謀スケジュールから脱却していくことができたので、自分の苦手に合わせて解く問題を絞ってみてください。
なかなか範囲が絞れない、という人は各分野の基礎問題をざっと解いてみるところから始めると良いと思います!
基礎問題だけを解いてみることで、まだまだあやふやなところや応用問題に移るには危ない分野が見えてくることが多いからです!
私の場合、「この分野をやろう!」と決めたは良いものの、範囲を広くしすぎてしまって、やりたいことがどんどん溜まっていってしまいました。
今思えば、分野の中で「年号に関する問題だけ」「図形が絡む問題だけ」「記述のある問題だけ」のように、自分の苦手にあわせて問題形式や内容で絞ると良いのではないかなと思うので、みなさんはぜひ試してみてください!
2つのことを意識して、脱無謀スケジュール!
ここまで、計画通りに進まない勉強スケジュールを乗り越えるために確認してほしいことを2つご紹介しました。
受験に向けて今からコツコツ頑張ろうとしているみなさんは本当に良い姿勢だと思います。
あとは1日1つでも自分のできる範囲を広げて志望校に一歩でも近づけるように
①問題を解くのにかかる時間を計る
②優先順位をつけて取り組む
これらのことをぜひ取り入れてみてください!
また、各科目でどのような勉強をしたら良いのか等、何か分からないことがあれば先輩ダイレクトに来てくださいね!
みなさんの勉強が少しでもはかどりますように!
応援しています。
<この記事を書いた人>
中央大 なゆ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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