こんにちは。大分大教育学部のぴーとこです。
新学年になってもう1か月が経とうとしています。
「あっという間にGW、で、もうさっそく計画崩れてる!」
「溜まったchallenge、やりたくて買った参考書、模試の直しに次の対策、学校の授業対策もある(泣)」という人へ。
ご安心ください。
なんとかなります。
何を隠そう、私も計画を崩す達人でした。
そんな私が編み出した、巻き返し法でありながらまた崩れても復活しやすい計画法をアドバイスします。
計画が崩れている人も、全く何も無計画で勉強してきた人も、計画の立て方を見直したい人も役立つ内容のはずなので、参考にしてみてください!
最初に言います。
今回のポイントは、
・逆算
・細かさの調節
・ノルマセット
です。
1.逆算
もしかして、「ゴールをきめずにとにかく勉強!長時間やれば力がつくだろ!」って思って勉強してませんよね?
もし当てはまるなら、今から逆算をしましょう。
当たり前ですが、時間は有限です。
やらなければいけないことは膨大にあります。
つまり、限られた時間でより多くのやらなければいけないことをこなすことが、合格に近づくために重要なのです。
そのための具体的な方法が、逆算です。
ゴールを決め、書き出し、俯瞰できるようにします。
年間、半年or3か月、1か月、1週間、1日のそれぞれについて計画を立てます。
以下で詳しく見ていきましょう。
まずは年間(残り期間)について。
年間計画について、書いてほしい項目は8つ。
1 過去3年間の合格最低点
2 過去3年間の合格最低点の平均
3 目標最低点数(平均×1.1)
4 大学が定めた配点、出題の意図や傾向
5 配点に基づいた科目別目標最低点数
6 現状(最新の模試結果)
7 弱点=優先分野
8 ざっくりゴール
すなわち、目指すべき参考数値を知り(1~3)、傾向を知り(4)、科目ごとに自分の目標点を計算し(5)、現状から弱いところ、言い換えれば伸びしろを探し(6,7)、仕上げるペース配分を決める(8)ということです。
ざっくりゴールのざっくり具合の参考までに、実際の私の年間計画の写真をご覧ください。
...白い。余白祭り。
でも、このくらいざっくりでいいんです。
これが分かっていれば、日々の勉強もやりやすくなるうえに計画の遅れを取り戻しやすくなるのです。
次に半年or3か月計画について。
年間計画と同時に作成します。
ざっくりゴールを基に、各教科ごとに教材を割り振り、完成。
この計画は、教材使用のペースの目安です。
続いて「今月の目標」です。
毎月1日に立てます。
「毎日サボらずに勉強する」でもいいですし、「割り振った月間ノルマ達成」でも「溜まったchallengeの消化」でもいいです。
とにかくまずテーマを決めます。
そして、そのテーマに対する各教科科目の教材をページ単位で割り振ります。
大体÷4して、それぞれ1週間の内容の見当をつけていきます。
さらに週間目標・毎日目標も一緒に立てます。
ここは細かく、1週間と毎日のノルマを書きます。
「英語◎ページ、国語◎ページ...」といった具合です。
私はこれを手帳に書き、いつでも見れるようにしていました。
さらにチェックボックス式にして、終わったら塗りつぶすようにすると何が残っているのか見えやすく、計画倒れを防げるのでお勧めです。
また、必ず予定がない日を作りましょう。
計画が崩れた場合は軌道修正、計画通りに進んだのなら休憩にしちゃいます。
やることはやっているので、たまには思いっきり休むことも大事です♪
最後にその日の計画。
これは、週間計画で立てたものを見えるようにメモなどに書き写すだけです。
もし遅れが出ていて、取り戻せそうならここで取り戻します。
細かさは、
です。
遠いほどざっくり、近いほど細かく。
こうすることで計画崩れに対応しやすくなります。
また、計画を立てる時に注意したいのは、、「少なっ!」って思うくらいの教材量にしておくこと。
計画は理想を詰め込んでしまい、実現不可能な量になりがち。
達成できない計画は何の役にも立たないので、絶対に実現できる量にしましょう。
2.ノルマセット
絶対に毎日やりたい教材、特に苦手科目を中心にして、「これだけやれば最低限OK」セットを作るのはどうでしょうか?
私の場合、数学が壊滅的だったので、市販のワークを1日に2ページ進めるのと、「ゼミ」ホームアプリでその日に割り当てられた
Challengeのユニットを終わらせる、というセットを作っていました。
その日に配信されているユニットをその日のうちに終わらせるようにすると、教材がたまりにくくなりますよ~
平日も休日も、これが終わっていれば最低限のレベルクリアとし、集中力がなければその日の勉強はしないことにしていました。
このようにするメリットは、
・苦手科目の対策を毎日強制的に行える
・予定を考える手間を省く
・無意識のうちに勉強を始められる(儀式化できる)
等があげられます。
特に予定を考える手間が減るのは、毎日の勉強に取り掛かるために準備時間を減らすことに直結するため、毎日の面倒くささ軽減に役立つはずです。
3.GWの指南
さて、ということで2024年ゴールデンウィークver.の使い方講座です。
今まで説明した計画の立て方を、どのようにしてこの連休にあてはめようか・・・と考えた方、必見です。
第一ラウンド 4/29
とりあえず計画を立てましょう。1年→半年or3か月→1か月→1週間→1日 でしたね。
午前中にこれを作って、午後は1日分のノルマをこなしてみましょう。
ノルマは1.5時間くらいで終わる量を目安にすると、気力のないときでも取り組みやすいはずです。
第2ラウンド 4/30~5/2
ここは学校の授業がある人も多いのではないでしょうか。
さらに学校によっては課題も...
ということで、学校の課題系を終わらせることに全力を注ぎます。
苦手教科の授業内容の復習などもここに含めて、連休でchallengeを巻き返すために早めに片づけてしまいます。
第3ラウンド 5/3~5/6
ここで一気に巻き返します。
取り組む教材の順は、challenge→100題がおすすめ。
当たり前ですが、基礎→応用の順に取り組んだほうが実力はつきやすいですよね。
取り組む科目に優先順位をつけて、効率よくすすめることを意識しましょう。
最後に...
長くなってしまったので、もう一度まとめます。
今回の記事の要点は、
です。
受験勉強で一番の大敵は、私は「漠然とした不安」だと思います。
漠然とした不安をなくす方法の1つとして、今回立てた計画が役立つと嬉しいです!
もし、「さらに具体的なアドバイスが欲しい!」などあれば、先輩ダイレクトで気軽に質問してくださいね。
それでは、Have a nice holyday‼
<この記事を書いた人>
大分大 ぴーとこ
※この記事は、記事公開日時点の情報をもとにしております。
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マーフィー様
2024年7月23日 15:29
ぴーとこ先輩の記事、すごくよかったです!楽しく読めたし勉強にもなりました!これからの参考にしたいです☆
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