皆さんお元気ですか? 京都大学法学部のべるです!
4月の2週目に入り、前年度とはクラスや授業など環境がガラッと変わった人も居るかもしれません。
受験まであと一年を切っている今、「頑張るぞ!」とやる気に満ち溢れていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
皆さんの中には、進研ゼミだけで頑張ろうとしている方、塾も併用しているよ!という方がいらっしゃるなど、受験勉強の方針もさまざまだと思います。
今回は、私の経験からにはなりますが、受験勉強の方針について考えていきたいと思います!
○進研ゼミ教材だけでも力はつく
私が受験勉強をしていた経験からすると、学校の教材などで使い慣れた基礎を固められるものがあれば、あとは進研ゼミ教材にしっかり取り組めば、充分な力はつくのではないかと思います。
共通テストの教材は全てに手が付けられなかったほど手厚く、合格への100題は、各月の教材に着実に取り組んでいけば、だんだん応用の力が身につくように設計されていて心強いものです。
しかし、進研ゼミ教材のみに取り組むだけでは、問題演習に偏ってしまい、基礎知識の穴を十分に埋め切るのは難しいのではないかな、と思います。
そこで、
進研ゼミ教材に取り組む→分からなかった問題や偶然解けた問題などで、周辺知識があいまいな場合は使い慣れた問題集などで知識を再確認する→もう一度進研ゼミ教材を解き直して定着させる
といったサイクルを繰り返すことで、知識の穴を補強しながら、進研ゼミ教材で問題の効率的な解き方や考え方などを身につけることができると思います。
私は進研ゼミ教材については、効率的に考える道筋を教えてくれたり、出題されやすい問題形式などを分かりやすく教えてくれたりするものと捉えていました。
量が多いように見えても、着実に取り組みながら知識の穴を埋めていけば、確実に力がつきやすいように設計されていると思います。
私は世界史が全く整理できていなかったのですが、共通テスト教材にある年表を自分で書けるようにしてから一問一答で細かい知識を確認し、演習問題を解いていくだけでも、点数が取りやすくなったように思います。
また、合格への100題で演習していた数学の問題に似たものが、二次試験に出題されて驚きました。
塾と違って自分のペースで進められるし、変に点数で競いあうこともありません。
私は競うような雰囲気が嫌で塾を高2で辞めましたが、基礎固めなども自分のペースで出来ました。
問題や知識をじっくり吸収したい方には特に、進研ゼミ教材は塾に行かずとも着実に実力がつけられる良い教材だと思います。
○何か足してみるのもおすすめ
とはいえ、京大の記述問題は記述量が多いし、問題も難しいので、自分の解答がどれくらい評価されるのか?ということは懸念でした。
進研ゼミ教材だけでも力はつくと思いますが、模範解答と自分の解答を照らし合わせてもどこまで点数をもらえそうか判断できかねることも多いし、進研ゼミの添削課題だけでは第三者に見てもらう機会が少ないと考えました。
そこで、自分のペースで勉強できつつ、京大型の問題に対応できる手段がほしいと思い、他社の通信教育講座(京大コース)も同時に受講していました。
このように、自分の懸念や苦手に合わせて何かを足してみるのもおすすめです。
私は、進研ゼミ(共通テスト対策+100題 最難関 英・数・国・日本史)+他社教材(京大コース 英・数・国)といった感じで、基礎固めは主に学校の定期テストで使用していた教材で取り組んでいました。
ここまで受講させてくれた親には頭が上がりませんが、これらによって、京大合格という目標に向かって効率良く力をつけられたかなと思っています。
周りの友人では、物理だけ大手の塾の京大コースを受けていた人(自習室も使えるそう)などもいます。
ただ、学校でも共通テスト演習が行われたりすると、取り組むものが多くなりすぎて、教材全てに取り組むことは出来ませんでした。
何かが増えると、何かが中途半端になってしまう可能性もあります...。
繰り返しになりますが、進研ゼミ教材だけでも力はつくと思います。
それでも不安だったり、足りないかな、もっと演習を重ねたいななどと思ったりするところについては、何かを足すことも検討すると良いかもしれません。
○最後に
私の考えとしては、「進研ゼミ教材だけでも大丈夫だけれど、不安には何か足してみるのもいい」といったところです...。
色々な合格ストーリーがあるはずなので、ぜひ先輩ダイレクトでもたくさんの先輩方に相談してみてくださいね。
一年後に大学のキャンパスを歩くご自身を想像しながら、目の前のことから前向きに取り組んでいきましょう!応援しています!
<この記事を書いた人>
京都大学 法学部 べる
すっかり春ですね。体調管理には気をつけましょう...!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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